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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.08.27
日産モコ特別仕様車の特徴とは。ノーマルモコと何が違う

グーネット編集チーム
日産モコは、スズキから「MRワゴン」のOEM供給を受け、2002年4月の誕生以来、上品ながらオシャレでかわいいフレンドリーな内外装デザインが特徴です。
軽自動車のなかでも、機能性の高い軽ハイトワゴンとして若い女性を中心に高い人気を誇るモデルです。
ここでは初代モデルから最終モデルとなる3代目モデルまでのモコ特別仕様車の特徴とノーマルモコとは何が違うかを説明します。
初代 日産 モコ MG01S系(2002年~2006年)

グーネット編集チーム
初代モコでは、2度にわたり魅力的な特別仕様車が発売されています。
主に電動格納式カラードドアミラーやUVカット断熱機能付プライバシーガラスなど実用性に優れ快適な装備を施しながら、求めやすい価格を実現したモデル、ベージュの専用ボディカラーとコーディネートされたホワイトとベージュのインテリアカラーが上品さを演出する充実した追加装備を施した特別仕様車などです。
この中から代表的なモデルを紹介します。
ブランベージュセレクション(2004年12月モデル)
「ブランベージュセレクション」は、ベーシックグレード「C」がベースとなっており、求めやすい価格設定を施した特別仕様車として、2004年12月に発売されました。モデル名の「ブラン:Blanc」はフランス語の「白」から命名されています。
上品で落ち着いた専用ボディカラー「ココナッツベージュ」をはじめ、ファンシーなボディカラーを身にまとい、軽快な13インチ専用アルミホイールやメッキ加飾が施されたアウトサイドドアハンドルなどの質感の高いエクステリアとなっています。
また、シート表皮やドアトリムクロス、インストルメントパネルをホワイトとベージュでコーディネートするなど、清潔感あふれるファッショナブルな専用インテリアを備えています。
ほかにも、マルチリフレクターハロゲンヘッドランプやスマートキーレス、奥行きのあるサウンドを奏でる6スピーカーを備えた2DINサイズのMD/CD一体AM/FM電子チューナー付ラジオなど、実用性の高い安全・快適装備となっています。シルバー塗装が施された専用インテリアやタコメーター付専用メーター、専用フロアカーペットなどプレミアム感のある上品な装備が魅力の1台です。
駆動方式は2WD/FFとフルタイム4WDモデルが用意されています。
ボディカラーはイメージカラーとなる専用色のココナッツベージュを含め、全4色が設定されています。
■主な特別装備
【エクステリア】
・専用13インチアルミホイール
・アウトサイドドアハンドル(メッキ)
【インテリア】
・専用クロスシート&ドアトリム(ベージュ)
・専用インストルメントパネル(上部:ホワイト塗装)
・専用フロアカーペット
・センタークラスター下部&インサイドドアハンドル&パワーウィンドウスイッチフィニッシャー(シルバー塗装)
・専用ウレタン3本スポークステアリング(ステアリングパッド一部:シルバー塗装)
・専用メーター(タコメーター付)
【安全装備】
・最適配光マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ(ブルーリフレクター)
【快適装備】
・スマートキーレス
・2DINサイズMD/CD一体AM/FM電子チューナー付ラジオ+6スピーカー
・主なオプション
フロントバンパー組込みフォグランプ、日産オリジナルHDDナビゲーション、CDオートチェンジャー、運転席アンダートレイ、エキゾーストフィニッシャー、ルーフスポイラーなど。
・カラーバリエーション
ミントグリーン(M)、モコロゼ(M)、スノーパールホワイト(3P)、ココナッツベージュ(M)。
2代目 日産 モコ MG02S系(2006年~2011年)

グーネット編集チーム
2代目モコでは、何種類もの特別仕様車が発売されています。
主に内外装を落ち着きのあるチョコレート系のカラーでコーディネートし、後にカタログ化されたモデルや、関連会社オーテックジャパンにより、スタイリッシュなエアロパーツや専用カラードフロントグリルなどを装備したスポーティなエクステリアが特徴のモデル、さらに先進のフラッシュメモリー式ナビゲーションシステムを追加した特別仕様車などがあります。
この中から代表的なモデルを紹介します。
エアロスタイル プラスナビ(2008年9月モデル)
「エアロスタイル プラスナビ」は、特装車やドレスアップカーを数多く手掛ける日産の関連会社であるオーテックジャパンがプロデュースする特別仕様車として、2008年9月に発売されました。
充実した装備の「E」および「E FOUR」、最上位モデル「G」および「G FOUR」をベースにしています。
フロントプロテクター、サイドシルプロテクター、リヤアンダープロテクターからなるエアロパーツを装着し、重心の低いスタイリッシュなエクステリアにドレスアップを施しているのが、2007年10月発売の特別仕様車「エアロスタイル」に、先進の専用フラッシュメモリー式5.8インチワイド液晶モニター付ナビゲーションシステムを特別装備したモデルです。
専用の精悍なエクステリアに加え、機能性の高いナビゲーションシステムを装備しながら求めやすい価格設定がなされ、販売早々から高い人気を誇りました。ベース車両のマイナーチェンジに合わせ、2009年6月にも再販されています。
駆動方式はベース車両に準じ、2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルが用意されています。
ボディカラーは煌めく輝きを放つスノーパールホワイトを含め、全6色が設定されています。
・ラインナップ
E エアロスタイル プラスナビ 4AT/FFモデル 1,284,150円
G エアロスタイル プラスナビ 4AT/FFモデル 1,383,900円
■エアロスタイルの主な特別装備
【エクステリア】
・フロントプロテクター
・サイドシルプロテクター
・リヤアンダープロテクター
・専用カラードフロントグリル
【インテリア】
・専用キッキングプレート
【安全装備】
・ハロゲンフォグランプ(※GおよびG FOURは標準装備)
■エアロスタイル プラスナビの特別装備(上記のエアロスタイルの装備に加え)
・専用フラッシュメモリーナビゲーションシステム
5.8インチワイド液晶モニター、タッチパネル、ワンセグチューナー、CD+AM/FM電子チューナーラジオ、フロントAUX端子
・主なオプション
ウインカー付ドアミラーカバー、ピンサイドモール、フロアカーペット(エクセレント、消臭機能付)、ETC車載器、クリーンフィルターなど。
・カラーバリエーション
ブルーイッシュブラック(P)、マルーンブラウン(P)、ミステリアスバイオレット(P)、シルキーシルバー(M)、スノーパールホワイト(3P)、ミルクティベージュ(M)。
3代目 日産 モコ MG03S系(2011年~2016年)

グーネット編集チーム
3代目モコでは、何度か特別仕様車が発売されています。
先代モデルで高い人気を誇った日産の関連会社であるオーテックジャパンが手掛ける、エアロパーツを備えたスポーティなドレスアップモデルが何度か発売されました。
ベース車両の仕様変更に合わせ、都度販売されるほどの定番モデルとも言える特別仕様車です。
このモデルについて詳しく紹介します。
エアロスタイル(2013年7月モデル)
「エアロスタイル」は先代モデル同様に、日産の関連会社であるオーテックジャパンが手掛ける特別仕様車として、2011年12月に発売されました。ベース車両の改良やマイナーチェンジに併せて都度販売されるほどの人気モデルです。
フロントプロテクターやサイドシルプロテクター、リヤアンダープロテクターなどのスポーティなエアロパーツを装備し、安定感のある個性的なエクステリアが特徴のモデルありながら、求めやすい価格設定をしたことも相まって人気の高い特別仕様車となっています。
ほかにも、ホワイトリングイルミ付専用フォグランプが装備され、プレミアム感を強調した精悍なフロントマスクが特徴です。
また、質感の高いホワイトLED発光の専用キッキングプレートがオプション設定されます。
中でも2013年7月に発売されたモデルは、大幅な改良がなされた「S」および「X」「X FOUR」をベースとし、アイドリングストップ機構の改良や高効率リチウムイオンバッテリーと高効率&高出力オルタネーターを搭載しています。
減速時のエネルギーから発電する回生機構を採り入れることで発電のためのガソリンを節約し、2WD/FFモデルではJC08モード燃費30.0km/Lを達成するなど、低燃費性能が大きく向上しています。
駆動方式は、Sグレードベースモデルは2WD/FFのみ、Xグレードベースモデルは加えてフルタイム4WDモデルが用意されています。
ボディカラーは艶やかで高級感のあるカラーとして人気の高いブルーイッシュブラックを含め、全3色が設定されています。
■エアロスタイルの主な特別装備
【エクステリア】
・フロントプロテクター
・サイドシルプロテクター
・リヤアンダープロテクター
・ルーフスポイラー ※オプション扱い
【インテリア】
・専用キッキングプレート(LED・白色発光) ※オプション扱い
【安全装備】
・専用フォグランプ(ホワイトリングイルミ付)
・主なオプション
ルーフスポイラー、専用キッキングプレート(LED・白色発光)、オーディオ&バックビューモニターなど。
・カラーバリエーション
ブルーイッシュブラック(P)、アーバンブラウン(PM)、スノーパールホワイト(3P)。