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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.08.20
【スバル】後方視界を映像で確認できるスマートリヤビューミラー

グーネット編集チーム
安全性を高め日々進化するスバル「アイサイト」に新たに採用された、ドライバーの死角を減らす新機能が、スマートリヤビューミラーです。
今回はそのメカニズムに加え、採用によって得られる効果やメリットについて、解説をしていきます。
スマートリヤビューミラーとは
スマートリヤビューミラーとは、スバルが新型レヴォーグに設定した、リア方面の景色をディスプレイ表示する機能を持ったルームミラーのことです。
また、夜間運転時による他車ヘッドライトや、西日などの映り込みによるまぶしさを自動的に軽減する、自動防眩機能も採用しています。
なお、ミラー下部にはレバーがついており、カメラからの映像を全面液晶ルームミラーに映して確認できる「ディスプレイモード」と、通常の「ミラーモード」に切り替え可能です。
スマートリヤビューミラーがもたらす効果
車を運転する際には前方のみならず、左右や後方の安全確認も必要ですが、直接の目視はもちろん各ミラーを利用しても確認しきれない、死角ができてしまいます。
特に後方の確認では、乗員が多く後部座席に座っていたり、大きな荷物を積んでいると、物理的に視界を遮られるため、道路状況の安全を確認できないケースがあります。
しかし、このスマートリヤビューミラーがあれば、後部のハッチ上部に備え付けられたカメラによって、常にクリアな後方映像を、前を向いたまましっかりと確認できます。
これにより、振り返ったり窓から頭を出しての後方確認が必要と無くなるため、スムーズで安全な駐車等をすることができます。
また、スマートリヤビューミラーに映像を投影するカメラは車内、しかもリアワイパーによって雨等が拭き取られる範囲内に設置されているため、雨天時の後方確認がスムーズになります。
さらに、カメラの角度は画面を見ながら調整可能であり、ルームミラーではとても確認できない角度での後方画像を確認できるため、様々な運転環境に合わせた安全確認をすることも可能です。
このスマートリヤビューミラーは、
・フロントビューモニター
フロントグリルに設置されたカメラからの映像が、ディスプレイで確認できます。
・サイドビューモニター
運転席から死角となりやすい、助手席側ドアミラーにカメラが付いており、駐車時や左折時の安全確認にその映像を役立てることができます。
などといった、「アイサイトセイフティプラス」の他機能とともに、ドライバーの視野確保という事故予防に欠かせない役割を果たしてくれます。