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更新日:2020.04.23 / 掲載日:2018.08.06
ダイハツウェイクの概要と歴史をまとめてみた

グーネット編集チーム
ダイハツウェイクは、タントをベースにデザインされ、軽自動車トップレベル(※2014年11月時点)の室内高と室内空間が特徴です。
「ファン&リラックスドライブコンセプト」により、全高の高さを感じない、操縦安定性とロールの少ない快適な乗り心地を両立した軽ハイトワゴンとして、2014年11月に誕生しました。
2013年10月に開催された第43回東京モーターショーに新発想「スーパースペース」モデル「DECA DECA:デカデカ」として出展したモデルです。ネーミング通り、広々とした室内空間が特徴です。
さまざまなシートレイアウトが可能なリヤシートの有用性をふまえ、日常の買い物からアウトドアレジャーまで、使い勝手の良い新たな可能性を創造する軽ハイトワゴンとして注目されたモデルを市販化したものです。
ボンネットに高さを持たせた存在感のあるスタイリングによって、全高を1835mmへと85mm拡大し、軽自動車トップレベル(※2014年11月時点)の室内高を実現し、居住性の高さが感じ取れる塊感のあるフォルムが特徴です。
しかしながら、サスペンションやボディ構造を見直すことで重心高さを10mmアップに抑え、ロール抑え優れた操縦安定性と安心感の高い快適な乗り心地を両立しています。
また、室内空間の広さに比例して気になるノイズをシェルボディの骨格構造やダッシュパネルの板厚の改良、吸音・遮音材の最適により軽減し、静粛性と快適性に優れた居心地の良さが大きな魅力です。
ダイハツの低コストエコ技術「e:Sテクノロジー」の導入や歩行者にも対応した第3世代へと進化した衝突回避支援システム「スマートアシスト」の採用など、高い安全性能と低燃費性能を備えた、スタイリッシュな新世代軽ハイトワゴンとして、販売当初から高い人気を誇ります。
2016年5月に実施された仕様変更では、デビュー当時のクロームメッキを大胆に使用した個性的なフロントマスクから、ボディ同色のスタイリッシュなカラードタイプへ変更され、表情が大きく変わりました。
車名の「ウェイク」は、「wake:目覚める、目覚めさす」の意味を持つ英語に由来します。
乗員の誰もが「ワクワクした気持ちを呼び覚ますクルマ」との思いを込めて命名されました。さまざまなシーンで活躍する実用性を備えた「WAKUWAKU BOX」と名づけられた、軽ハイトワゴンに相応しいネーミングと言えるでしょう。
2015年7月にはトヨタへ「ピクシス メガ」としてOEM供給が開始されています。
初代 ダイハツ ウェイク LA700系(2014年~)

グーネット編集チーム
ダイハツウェイクは、次世代軽ハイトワゴンとしてダイハツの基幹モデルに位置づけられる3代目「タント」をベースにデザインされました。
より高められた車高と高効率パッケージにより、軽自動車最大(※2014年11月時点)の室内空間と圧倒的な室内高を実現した、多目的に活躍する軽ハイトワゴンとして2014年11月に誕生しました。
「WAKUWAKU BOX」をテーマにデザインされ、ボンネット高を高め、エッジの立ったボンネットフード、個性を強めるクロームメッキ加飾が施されたフロントフードガーニッシュやフロントバンパーガーニッシュ、フロントバンパーからフロントフェンダーへ続くコーナーを大胆に面取りした、立体的なキャラクターラインなど、見る人や乗る人みんなを和ませるユニークなエクステリアデザインが特徴です。
さらにルーフへ伸びる角を丸めたリヤクォーターウインドウやLEDヘッドランプが精悍で個性のあるスタイリングをつくりあげています。
また、面発光のU字型クリアランスランプ、フロントマスクと同様にクロームメッキ加飾が施されたサイドターンベゼルやリヤバンパーガーニッシュがワンポイントとなり、まとまりのあるスポーティ感を強調しています。
フラットで左右に伸びる開放的なインストルメントパネル、さらにフロントガラスに向け、緩やかに傾斜をつけることで奥行き感のあるダッシュボードが優れた視界性を確保しています。
ほかにも、インストルメントパネル中央に鋭角なメタル調加飾が施された横長センターメーターをはじめ、随所に配されたシルバー加飾とブラックインテリアとのスポーティなコントラストから先進的でシックな室内空間を演出しています。
さらに、シートリフター&チルトステアリングを備えた、ミニバン並みの高さのある運転席からの眺めは、インストルメントパネルの意匠やエッジを立たせた見通しの良いボンネット形状、スクエアなボディスタイルとなっています。
車両の操作性については、取り回しに優れ、市街地走行のすれ違い、縦列駐車や車庫入れなどで、運転のしやすさが実感できる安心感の高いパッケージデザインとなっています。
「ミラクルラゲージ」と名づけられた室内には、助手席前に設置された大型インパネトレイ、助手席アンダーボックスやインパネセンターポケット、運転席シートクッションポケットをはじめ、大容量ラゲージアンダートランクや左右独立ロングスライド&リクライニング機構を備える分割可倒式リヤシートが装備されています。
加えて、助手席がテーブルになるフラットラゲージモードなど、積載する荷物の形状や大きさ、乗員数などに合わせて、多彩なシートアレンジか可能なウルトラスペースを実現しています。
シートには掃除が簡単な撥水機能を備え、アウトドアスポーツやウインタースポーツ、レジャー、食べこぼしにも大変重宝する親切仕様です。
さらにイージークローザー機構付左右パワースライドドアを備え、乗り降りのしやすい低めの乗降フロア高と相まって、お年寄りや小さな子どものいるファミリーユースには大きな魅力と言えるでしょう。
【パワートレイン・メカニズム】
ツインカムDVVT(Dynamic Variable Valve Timing:連続可変バルブタイミング機構
)付3気筒自然吸気エンジンとインタークーラー付ターボエンジンが搭載され、スムーズなシフトチェンジを行うCVTとの組み合わせとなります。
燃焼効率を向上させるクールドi-EGR(ion controlled Exhaust Gas Recirculation)やCVT内部のフリクションを低減するCVTサーモコントローラー、減速時のエネルギーを利用して発電するエコ発電制御など、ダイハツ独自の省燃費技術「e:Sテクノロジー」を随所に採り入れています。
ルーフパネルなどの板厚の最適化や外板に樹脂パネルを採用することで、高い全高を実現しながら、サスペンションの剛性強化や最適化により、ロールを抑えた安心感の高い走行性能としなやかな乗り心地を実現しています。
【安全性能】
第3世代となる歩行者にも対応した、ダイハツ独自の衝突回避支援システム「スマートアシストIII」の搭載をはじめ、車線逸脱警報機能・誤発進抑制制御機能(前方・後方)・先行車発進お知らせ機能・オートハイビームなどのパッシブセーフティが装備されています。
また、エマージェンシーストップシグナルやVSC(Vehicle Stability Control)&TRC(Traction Control)などのアクティブセーフティ装備に加え、進化した衝突安全ボディTAF(Total Advanced Function)など、双方向からの高い安全性能を備えています。
ダイハツ ウェイク(WAKE)D(2014年11月モデル)
ボディタイプ:軽-RV系
乗車定員:4名
駆動方式:FF
ボディサイズ:3395×1475×1835mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2215×1345×1455mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)155/65R14 75S(後)155/65R14 75S
エンジンタイプ:KF型 水冷直列3気筒DOHC12バルブ
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/6800rpm
最大トルク:6.1kg・m(60N・m)/5200rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:25.4km/リットル
車両重量:990kg
価格:1,350,000円
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
■初代 ダイハツ ウェイク LA700系の主なグレード・オプション・カラーバリエーション
・主なグレード
「D」「D SA」「L」「L SA」「X」「X SA」「G」「G SA」。
・主なオプション
オート格納式ヒーテッドカラードドアミラー、スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)、コンフォータブルパック(スーパーUV&IRカットガラス+スーパークリーンエアフィルター)、LEDスタイルパック(LEDヘッドランプ+LEDフォグランプ)、運転席シートヒーター、ドライビングサポートパック(D assist切替ステアリングスイッチ+チルトステアリング+運転席シートリフター)、リヤヒーターダクト、純正ナビ装着用アップグレードパック(ステアリングスイッチ+バックカメラ+16cmリヤスピーカー+ツィーター+GPSアンテナ+フルセグTVフィルムアンテナ用ハーネス)など。
・カラーバリエーション
ブラックマイカメタリック、プラムブラウンクリスタルマイカ、オフビートカーキメタリック、パールホワイトIII×オフビートカーキメタリック、タングステングレーメタリック、フェスタイエロー、パールホワイトIII×フェスタイエロー、フレッシュグリーンメタリック、パールホワイトIII×フレッシュグリーンメタリック、ミストブルーマイカメタリック、パールホワイトIII×ミストブルーマイカメタリック、ブルーマイカメタリック、パールホワイトIII×ブルーマイカメタリック、パールホワイトIII、トニコオレンジメタリック、パールホワイトIII×トニコオレンジメタリックなど。
(発売時期・グレードにより異なります)
ダイハツウェイクは、「タント」をベースにしながら、さらに全高を拡大し、軽自動車トップレベル(※2014年11月時点)の車内高と室内空間を実現しました。
見晴らしが良く、取り回しに優れる操作性、カーブでも揺れの少ない安定した走行性能や乗り降りのしやすい使い勝手の良いユーティリティスペースから、日常の買い物から送迎、アウトレジャーなど幅広い用途に活躍する軽ハイトワゴンです。
年齢や性別を問わず幅広い世代の方々から支持を集める人気モデルです。
今後も使いやすく、のびのびとした開放的な室内空間を提供する、個性豊かな軽ハイトワゴンとして進化が期待されるモデルです。