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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2018.03.14

【ダイハツ】フラットな乗り心地とスムーズな加速を実現する「フォースコントロール」

【ダイハツ】フラットな乗り心地とスムーズな加速を実現する「フォースコントロール」

グーネット編集チーム

フォースコントロールとは、車から外へ伝わる力と反対に路面などから車に伝道する力をコントロールするという意味であり、車の走行性能等について非常に大きな作用をするものです。

ダイハツでのフォースコントロールとは

ダイハツではこのフォースコントロールに注目し、徹底的に骨格から再構築をしてフォースコントロールの最適化を目指し開発された、現行である新型ムーヴとムーヴカスタムを、2014年12月に発表・販売開始しました。

フォースコントロールの具体的なメカニズムは、以下の通りとなります。

D monocoque(D モノコック)

強度を保ったまま軽量化が図れる「高張力鋼(ハイテン)」を随所に使用し、あわせてアンダーボディを補強して高剛性化を行った、軽量高剛性ボディ構造を開発・採用しています。

D suspension(D サスペンション)

ボディへのパワーストレスが減少するうえ、軽量に保てるストラット式サスペンションと、ショックアブソーバーの最適化で、フォースコントロールの見直しが図られています。

D assist(D アシスト)切替ステアリングスイッチ

軽自動車としては初採用となる、操作一つでエンジンとCVTのパワー制御が可能なスイッチが、ステアリングに装着されています。

フォースコントロールの最適化がもたらす効果

車体の骨格や足回り、パワートレインなどを大幅に見直すことになった、フォースコントロールがもたらす効果は、非常に幅広いものがあります。

まず、従来モデルと同等の衝突安全性能は維持しながら、実に20kgの軽量化に成功したDモノコック構造により、低燃費化はもちろんのこと優れた操縦安定性と静粛性が両立されています。

また、D サスペンションの採用によって、旋回時の横触れという軽ハイトワゴン共通の弱点が緩和されているため乗り心地がアップし、自分のドライビングテクニックが向上したのでは、と感じるユーザーまでいるほどです。

さらにD assist切替ステアリングスイッチでは、手元でパワフルなスピード感を得られる「パワーモード」と、燃費重視である「エコモード」への変更が可能です。

エコモードではカタログ上ではありますが、最大31.0km/Lの走行燃費性能を誇っています。(2WD・JC08モード)

これにより、燃費が気になる発進と停車を繰り返す街乗りや、高速道路での加速性能を求めるときなどに、ケースにあった運転モードを、ドライバーがスムーズに選択することができます。

フォースコントロールを意識したD’s テクノロジーが採用されている主なダイハツ車種

現行ムーヴおよびムーヴカスタムに採用された、D’s テクノロジーのすべてが詰まった現行のダイハツ車種は、2015年9月に登場した新型キャストのみとなっています(2017年12月現在)。

ただ、今後登場する新型モデルにも採用が見込まれるうえ、タントの現行モデルには、D assist切替ステアリングスイッチがすでに採用されています。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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