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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.03.05
【ボルボ】車線の逸脱を防ぎ、修正補助まで行う「レーン・キーピング・エイド(LKA)」とは

グーネット編集チーム
ボルボは、1927年の創業以来、常に安全性を追求して製品開発を行ってきました。
最新の安全技術を活用して、乗員のみならず、車外の人をも守るのがボルボの安全技術「インテリセーフ」です。
現在「2020年までに、新しいボルボ車での死亡者や重傷者をゼロにする」という安全目標を掲げる中で、先進安全技術のひとつ、車線逸脱を防止しステアリング修正を補助するレーン・キーピング・エイド(LKA)を今回紹介します。
レーン・キーピング・エイド(LKA)の機能
高速走行時に、偶発的に車線から逸脱する危険を低減するための機能です。
カメラが道路の白線等や車線を読み取り、車両が白線等をウインカーを出さずに超えそうになると、軽度の操舵力を駆使して、自発的にステアリング操作を行い車両を車線内に戻します。
車両が白線等の境界線を踏むまたは越えると、ステアリングホイールを振動させて、運転者に警告を促します。
レーン・キーピング・エイド(LKA)の作動条件
レーン・キーピング・エイドは、車線境界線がはっきりと確認できる道路が条件で、速度が約65~200km/hの時に作動します。つまり、一般道での使用は想定されていません。
ウインカーを出している時や、車線の幅が2.6m未満の狭い道路ではこの機能は一時的に解除されます。
レーン・キーピング・エイドの機能は手動でオン・オフ可能です。たとえばV40の場合はセンターコンソールの下部に車線をはみ出す車のイラストが付いたボタンがあります。
レーン・キーピング・エイド(LKA)の作動表示
レーン・キーピング・エイドは、さまざまな状況に応じてスピードメーター中心部のモニターに直観的なグラフィックでわかり易く表示されます。
レーン・キーピング・エイドが作動中に、白線等の境界線を検知すると、白い線でモニターに表示します。認識していない場合にはグレーの境界線表示になります。
車線逸脱時等に、車両が自発的にステアリング操作を行い、車両を車線内に戻している時には、該当側の境界線はモニターに赤で表示され警告を促します。
レーン・キーピング・エイドの限界
カメラセンサーには限界があります。
具体的には、工事中の道路、積雪路面、サーキット走行など著しいスポーツ走行、濃霧や大雨などの悪天候時には、カメラがしっかり認識できません。その際は、スイッチをオフにして走行することをおすすめしています。
「レーンキーピングエイドサービスが必要です」のメッセージが表示され、消えない場合にはシステムが解除されている状態です。ボルボ指定のサービス工場に連絡する必要があり、レーン・キーピング・エイドは作動しませんので注意してください。