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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.03.05

【日産】思わぬ事故を防ぐ「踏み間違い衝突防止アシスト」の仕組み

【日産】思わぬ事故を防ぐ「踏み間違い衝突防止アシスト」の仕組み

グーネット編集チーム

ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる事故は、日本国内だけで年間7,000件も発生しています。
オートマチック車が大半を占める現在、クルマを簡単に動かすことができる反面、思わぬ事故を引き起こす恐れもあります。

日産のインテリジェントモビリティのひとつ「踏み間違い衝突防止アシスト」が万一の操作ミスの際に衝突を未然に防ぐ役割を果たします。

今回は、日産の「踏み間違い衝突防止アシスト」の機能と仕組みについて紹介します。

踏み間違い衝突防止アシスト技術とは

駐車場など、低速走行時に進行方向にある障害物を検知した状態で、アクセルペダルを強く踏み込んだ場合、画面表示と警告音でドライバーに注意を促します。

同時に、更なる加速を抑制し、障害物に衝突の危険がある場合には、画面表示と警告音でドライバーに注意を促すとともに、自動でブレーキをかけることで、障害物に衝突しないようにアシストする技術です。

踏み間違い衝突防止アシストの仕組み

進行方向にある障害物までの距離は、クルマの前後に装備したソナーで認識します。

前進方向のみのアシストのみの場合は、後方にソナーはありません。
ソナーが、クルマの速度と障害物までの距離を計算し衝突の危険があると判断した場合には注意喚起を行い、エンジン出力制御やブレーキで自動制御します。

踏み間違い衝突防止アシストの機能とは

踏み間違い衝突防止アシスト機能には、「低速加速抑制機能」と「低速衝突軽減ブレーキ機能」があります。

低速加速抑制機能とは、停車中もしくは前進・後退での時速約15km未満で走行中、ソナーが障害物を検知している状態で、アクセルペダルが素早く半分以上踏み込まれたとシステムが判断した場合、エンジン出力を抑制したり弱いブレーキをかけたりすることで速度上昇を抑制します。
作動中は警報音と警告灯の点滅によってドライバーに警告します。

低速衝突軽減ブレーキ機能とは、前進または後退での時速約15km未満で走行中、ソナーが障害物を検知し衝突する恐れがあるとシステムが判断した場合、エンジン出力を抑制し、ブレーキをかけ、衝突を回避または被害の軽減を行います。
作動中は警報音と警告灯の点滅によってドライバーに警告します。

なお、ゆっくりアクセルペダルを深く踏み込んだ場合には作動せず、急発進しますので注意が必要です。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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