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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.03.05

【日産】ワンタッチでドアの開閉を行えるインテリジェントキーシステムとは

【日産】ワンタッチでドアの開閉を行えるインテリジェントキーシステムとは

グーネット編集チーム

キーを身に付け、ドアに付いている「リクエストスイッチ」を押すだけで、ドアロックを開錠でき、鍵穴にキーを差し込まなくても、スタートボタンでエンジンを始動することができるのが「インテリジェントキーシステム」です。

かつては、ボタン操作でクルマのロックを開錠または施錠できるキーレスエントリーシステムが主流でした。
日産が初めてキーレスエントリーシステムを採用したのは1983年に登場したS12型「シルビア」と「ガゼール」です。

上級車種を中心にキーレスエントリーシステムは普及し、キーレスエントリーシステムの最終形ともいえるのが「インテリジェントキーシステム」です。

今回は、日産のワンタッチでドアの開閉を行うことができる「インテリジェントキーシステム」の機能や仕組みについて紹介します。

インテリジェントキーシステムの機能

インテリジェントキーシステムの機能には3つあり、それぞれの機能を紹介します。

1.「ハンズフリーロック・アンロック・トランクオープン機能」

ドアハンドルやトランクに付いているリクエストスイッチを押すだけでドアの開錠施錠、トランクオープンができます。
キーを鍵穴に差し込んだり、リモコンを操作したりすることなく手ぶらで操作が可能です。

2.「ハンズフリーエンジンスタート機能」

キーを鍵穴に差し込むことなく、スタートスイッチを押すもしくはイグニッションノブを回すことでエンジンが始動します。
キーは、リクエストスイッチの周辺から1m程度の範囲にあれば大丈夫です。

3.「キー閉じ込め防止機能」

車内やトランクにキーを閉じ込めることがないよう、ドアやトランクを閉めた瞬間に施錠状態とキーの車内残留状況を検知します。
キーが車内にあると検知した場合には施錠されない安心な仕組みです。

インテリジェントキーシステムの仕組み

インテリジェントキーは、クルマとキーの両方に、電波を発信するアンテナと電波を受信する受信機を仕込むことで実現しています。
電波を受信した状態が確認できればリクエストスイッチの操作が可能です。

さらに、エンジン始動の場合も電波を受信した状態時のみ、スタートスイッチ等でエンジン始動が可能です。
なお、クルマから発信される電波は、リクエストスイッチの周囲1m程度です。

車内の場合は、電波がキャビンとトランクルームにだけ届くような強さにチューニングされるなど、キーを持っている人から離れた位置では操作できないような仕組みになっています。

インテリジェントキーには、キーが発信する電場に個体識別暗号が含まれています。
暗号を予めクルマに登録して使用しますので、登録されていないキーの電波には反応しない仕組みになっています。

日産自動車で製造されるほぼ全ての乗用車にインテリジェントキーシステムは搭載されます。
しかし、製造が古い車や、一部の車種によってはベーシックグレードに装備されない、またはオプションの車種もあります。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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