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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.02.13
ホンダアコードの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム
ホンダのアコードは1976年5月の誕生以来、一貫した「人とクルマの調和」をコンセプトに、存在感のある外観で、時代の求める新しい感性を先取りする大胆なスタイリング、質感の高いインテリアと、優れた走行性能を持つミドルクラスセダンとして高い人気を誇るモデルです。
ここでは7代目から8代目モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。
7代目 ホンダ アコード CL系(2002年~2008年)

グーネット編集チーム
7代目アコードは、「New Quality Tourer(ニュー・クオリティ・ツアラー)」を開発コンセプトに掲げ、アッパーミドルセダンに求められる基本性能を追求し、インテリアの触感やフェイシアのシボの仕上げにまでこだわり、細部に亘って質感を向上させたモデルとして、2002年10月に誕生しました。
ホンダらしくプレミアムセダンでありながら、スポーティな走りの質にこだわり、同クラスのベンチマークモデルを目指して開発されました。
発売後約3週間でシリーズ合計月間販売目標台数5,000台に対し、約6,000台の受注を達成するなど、順調な立ち上がりを見せました。
また、初代モデルから続く普遍のフィロソフィ「人と社会との調和」を具現化し、伸びやかで広く快適な室内とクオリティ、ロードホールディングに優れた高い走行性能と、ダンピングの効いた乗り心地に加え、先進の環境性能と高い安全性能が高い評価を集め、「2002-2003日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
アコードとしては、3代目と5代目に続き3度目の受賞となりました。
【エクステリア】
先代モデルより大きく車幅が拡大され、クーペボディのような大胆なウェッジシェイプを採用した流麗で安定感のあるボディデザインを採用しています。
金属の塊から削り出したような、張りのあるなめらかな面構成とシャープで躍動感のあるスタイリング、フロントグリルからヘッドライトへ続くVラインの精悍なフロントマスク、バンパー下のリップ部分に配されたエアインテークなど力強い迫力のあるフロントビューが特徴です。
トランクを切り落としたようなカットオフテールスタイル、厚みのあるリアバンパーを採用したリアビューは、左右2本出しのエキゾーストと相まって、躍動感と高級感を併せ持つスタイリッシュで重厚なイメージを演出しています。
【インテリア】
機能的なセンターパネルを中心に左右に伸びやかに広がる質感の高いインストルメントパネル、それに続くセンターコンソール部分、サイドのドアパネルなど一体感があり落ち着いて秀逸なインテリアデザインが特徴です。
ロングドライブでも疲れの少ない快適なドライビングポジションが得られるとして定評のあるシュクラ社製ランバーサポートを備え、可動幅の大きな運転席ハイトアジャスターやチルト&テレスコピック機構を装備することで、誰でも理想的なシートポジションが設定でき、視界性の良さも特質すべき点と言えるでしょう。
また、パネル同士のクリアランスや素材の質感にもこだわり、ブラックとアイボリーの上質な良いインテリアカラーを用意し、アッパーミドルセダンに相応しい、誰もが安らぐ高品質なインテリアを提供しています。
【パワートレイン・メカニズム】
パワーユニットはi-VTEC機構を備えた2.0L 直列4気筒DOHCエンジンと2.4Lエンジンの2タイプが搭載されています。
i-VTEC機構とは、可変バルブタイミング・リフト(VTEC)機構に加え、吸気バルブタイミングを連続制御する可変バルブタイミング・コントロール(VTC)機構を組み合わせた中低速域のパワフルで扱いやすい面と、高速域の伸びやかで気持ちの良い爽快な走りを両立したホンダ独自のエンジン機構で、高燃焼効率により環境に配慮した優れた省燃費性能を実現しています。
トランスミッションはギア比が最適化された5速オートマチックトランスミッションとの組み合わせになり、それぞれのエンジン特性にマッチしたレスポンスの良い機敏な走りを提供しています。
また、2.4Lエンジン搭載モデルにはDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)が採用され、VSA(車両挙動安定化制御システム)の4輪ブレーキ制御にエンジントルク制御が加わり、横滑りを軽減し、なめらかなコーナリングをアシストします。
足回りには3代目モデルから続くダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用され、剛性を高めるととものに軽量化を図り、より重厚感のあるフラットな乗り心地とロードホールディング性に優れたスタビリティの高い走りを可能にしています。
2.0Lモデルが2WD/FFもしくはフルタイム4WD、2.4Lモデルは2WD/FFの駆動方式が設定されています。
アコード(ACCORD)ユーロR(2006年10月モデル)
ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4665×1760×1450mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1940×1485×1185mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)215/45R17 87W(後)215/45R17 87W
エンジンタイプ:K20A型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1998cc
最高出力:220ps(162kW)/8000rpm
最大トルク:21.0kg・m(206N・m)/6000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:11.8km/リットル
車両重量:1390kg
価格:2,656,500円
自動車税:年間39,500円 ※
「ユーロR」は、先代モデルで好評を得たヨーロッパ仕様の、やや硬めながらしなやかな足回りを持つスポーティグレードとして、7代目モデルにも2002年12月に追加された人気の高いグレードです。
迫力のある空力特性に優れたエアロフォルムフロントバンパーやカラードサイドシルガーニッシュ、エアロフォルムリアバンパーなどの専用エアロパーツをはじめ、専用ハニカムメッシュタイプのスポーツグリル、ロープロファイルの17インチタイヤと剛性の高い軽量アルミホイールやブラックアウト化されたウィンドウモールなど精悍で躍動感のあるエクステリアが特徴です。
室内に目を向けるとコーナリングでも身体をしっかりホールドするレカロ社製バケットシートやグリップ性に優れしっかり手に馴染むMOMO社製本革巻ステアリングホイールに加え、質感の高いアルミ製シフトノブやスポーティで視認性の高いレッドイルミネーション大径自発光メーターなど、ドライバーを高揚させる専用パーツが数多く搭載されています。
なかでもユーロRに専用チューンを施したトルクフルな高回転・高出力2.0Lエンジンを搭載し、クロスレシオの6速マニュアルトランスミッション、排気効率を向上させたデュアルエキゾーストや軽量フライホイールの採用と相まって、レスポンスの良い俊敏な加速性能と高回転域のキレの良い走りを実現しています。
また、スプリング、スタビライザー、ブッシュ類を強化し、ダンパーの減衰力を高めるなど、トルク感応型ヘリカルLSD(リミテッドスリップデフ)やブレーキの強化と相まって、コーナリングのロールを抑えた質の高いスポーツ走行と安定感の高い快適な乗り心地を両立しています。
ユーロRは2WD/FFモデル、6速マニュアルトランスミッションのモノグレードです。
ボディカラーはイメージカラーの精悍なアークティックブルー・パールを含め、全6色が設定されています。
※自動車税は2017年11月時点で参照したものとなります。
参考:
https://www.goo-net.com/catalog/HONDA/ACCORD/10036812/index.html
・主なオプション
Honda HDDインターナビシステム(7インチワイドディスプレイ、AM/FMチューナー付CDチェンジャー)、プレミアムサウンドシステム(インダッシュ6連奏CDチェンジャー+AM/FMチューナー+8スピーカー)、Hondaスマートキーシステムなど。
・カラーバリエーション
ナイトホークブラック・パール、ディープグリーン・パール、カーボンブロンズ・パール、グラファイト・パール、ブルーイッシュシルバー・メタリック、アラバスターシルバー・メタリック、ミラノレッド、アークティックブルー・パール、ロイヤルブルー・パール、プレミアムホワイト・パール。
(発売時期・グレードにより異なります)
ホンダ アコード CL系の中古車一覧:
https://www.goo-net.com/usedcar/brand-HONDA/car-ACCORD/model-7-10201007/index.html
8代目 ホンダ アコード CU系(2008年~2013年)

グーネット編集チーム
8代目アコードは、存在感のあるプレミアムセダンとして人気の高い歴代モデルをベースとしながら、「アドバンスド・クオリティ」を開発キーワードに掲げ、さらなる「質」にこだわり2008年12月に誕生しました。
先進性や高品位で快適な室内空間、充実した安全装備などが高く評価され、発売から約1ヶ月間の累計受注台数は、月間販売目標台数の2倍となる約2,000台を記録するなど順調な立ち上がりを見せました。
【エクステリア】
一目でアコードとわかる、低いフロントノーズからリアデッキへ続く先代モデルからのウェッジシェイプとスタイリッシュなキャラクターラインを継承しながら、より大胆で躍動感あふれるボディスタイルを採用しています。
ボリューム感のあるフロントフェンダーがワイドトレッドをより強調し、トランクリッドを鋭く切り落としたカットオフテール、リアオーバーハングを切り詰め、膨らみのあるリアフェンダーなど、個性的で洗練された伸びやかなフォルムがプレミアムセダンらしい佇まいを演出しています。
さらに立体的なフロントマスクをはじめ、ロープロファイルの17インチタイヤの採用や、細身のAピラー、空力特性に優れるボディシルエットなどモダンでスポーティなイメージを高めています。
【インテリア】
インテリアは「Premium Avant-garde(プレミアム・アバンギャルド)」を開発テーマに、機能性の高いインストルメントパネルやセンターコンソールなどのインテリアデザインのなかにも、天然皮革のシボや質感を再現するパウダースラッシュ製法や視認性を高めるモダンな「外周指針メーター」など新たな技術が採用され、スペース効率を最大限にいかしたFFレイアウトならではの大人5人が快適に移動できる優れた居住性を持ち、先進的で伸びやかなキャビンが特徴です。
また、先代モデル同様にパネルやフェイシアのクリアランスを最小化するなど、精度を高め、上質で触感にもこだわったレザーインテリアパッケージが設定され、防音・遮音処理により静粛性が向上した高級感あふれるコンフォート性能を実現しています。
【パワートレイン・メカニズム】
パワーユニットは先代モデルからキャリーオーバーとなる、高出力と優れた環境性能を両立したi-VTEC 2.4L 4気筒自然吸気エンジンとクラストップレベルの省燃費を実現ししたレギュラーガソリン仕様の新開発i-VTEC 2.0L 4気筒自然吸気エンジンが設定され、パドルシフト付5ATとの組み合わせとなります。
理想的なアクセルワークを実現するDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)や、コーナリング中に無駄なシフトアップを抑制するコーナリングGシフト制御を搭載し、エンジンを低くマウントし、薄型ガソリンタンクをシート下に配置するなど低重心を図り、高剛性ボディと相まって、レスポンスの良いニュートラルで爽快なドライブフィールを提供しています。
また、足回りも大幅に見直しが図られ、フロントサスペンションのジオメトリーの変更や、路面からの入力の大きさに応じて最適な減衰特性を発揮する新開発ダンパーの採用など、優れた走行安定性と重厚感のあるフラットな乗り心地を両立しています。
駆動方式は2WD/FFのみの設定となります。
アコード(ACCORD)タイプS アドバンスパッケージ(2012年4月モデル)
ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4730×1850×1440mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2015×1530×1165mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)235/45R18 94W(後)235/45R18 94W
エンジンタイプ:K24A型 水冷直列4気筒DOHC
排気量:2354cc
最高出力:206ps(151kW)/7000rpm
最大トルク:23.7kg・m(232N・m)/4300rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:11.2km/リットル
車両重量:1540kg
価格:3,902,500円
自動車税:年間45,000円 ※
「タイプS アドバンスパッケージ」は、充実した様々な快適装備や安全装備を施し、スポーティなルックスと質の高い走りを提供する最上級モデルとして高いグレードです。
前後のリフトバランスを高め高速走行時のスタビリティを向上させるフロントチンスポイラー、安定感のあるフォルムを演出するサイドシルガーニッシュやディフューザータイプリアバンパーを装備し、ロードホールディング性を高める18インチタイヤ&アルミホイール(235/45R18 94W+18×8.0J)をはじめ、ツインサイレンサー、ダーククロームメッキフロントグリル、フォグライトガーニッシュ、ダーククロームメッキリアライセンスガーニッシュなどスポーティで質感の高い装備が施されています。
足回りには専用にセッティングされたダンパーとスプリングが装着され、ロープロファイルの18インチタイヤを履きながら重厚でフラットな乗り心地とレスポンスの良いハンドリングを両立しています。
インテリアには運転席8wayパワーシートや専用メタル製スポーツペダル、リアベンチレーションをはじめ、自動防眩式ルームミラー、全ドアワンタッチ式パワーウィンドウなどの実用性の高い快適な専用装備に加え、安全な駐車操作を支援するリバース連動ドアミラー、夜間の安全性を高めるハイビームアシストやアクティブコーナリングライトが装備されています。
本モデルは高速走行時や夜間の安全性を高めるアドバンスパッケージが装着され、フロントグリル内に設置されたレーダーからのミリ波により先行車との距離・速度差を検知し、一定距離で追随する「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」機能、衝突を予測し追突事故の回避支援と被害軽減をアシストする「追突軽減ブレーキ(CMBS)+E-プリテンショナー(運転席&助手席)」やディスチャージヘッドライトを備えています。
ボディカラーは精悍でボディシルエットを光の当たり具合でより立体的に表現する深みのあるグラファイトラスター・メタリックを含め、全5色が設定されています。
※自動車税は2017年11月時点で参照したものとなります。
参考:
https://www.goo-net.com/catalog/HONDA/ACCORD/10075400/index.html
・主なオプション
トランクスポイラー、リアエアロバンパー、スポーツサスペンション、スポーツフィニッシャー、インテリアパネル(インストルメントパネル部/ウィンドウスイッチ部/ステアリングホイールガーニッシュ部など9点、木目調/メタル調)、サイドステップガーニッシュ、フロントカメラシステムなど。
・カラーバリエーション
クリスタルブラック・パール、コバルトブルー・パール、グラファイトラスター・メタリック、アラバスターシルバー・メタリック、ホワイトオーキッド・パール。
(発売時期・グレードにより異なります)
ホンダ アコード CU系の中古車一覧:
https://www.goo-net.com/usedcar/brand-HONDA/car-ACCORD/model-9-10201007/index.html
ホンダ アコードの中古車一覧:
https://www.goo-net.com/usedcar/brand-HONDA/car-ACCORD/index.html