中古車購入
更新日:2019.06.17 / 掲載日:2018.02.06
ジャガーの歴史・概要と優位性とは

グーネット編集チーム
世界最高峰の安全性能を持ちつつ、ラグジュアリー感も得られる高級車を作ることを目指しているジャガーは、イギリスが誇る高級自動車メーカーで、日本国内でも高い人気を誇っています。
その母体の設立自体は1922年ですが、社名及びブランド名として「ジャガー」という名前が確立したのは、戦後になってからのことです。
1990年代に入るとブランド力も回復し、フォードグループの一員として名車を生み出し続けます。
現在、インド最大の自動車メーカータタ・グループの傘下としてではありますが、
ローバー
MG
トライアンフ
オースティン・ヒーレー
など、ほぼ消滅をしたイギリス系の高級車・スポーツカーブランドとして存続する、数少ない存在となっています。
ジャガーの歴史
1951年:XK120Cが初参加であるル・マン24時間耐久レースで優勝
1956年:創業者のウィリアム・ライオンズが英国における自動車産業への貢献を認められ、ナイトの称号を授与される
1957年:ジャガーのブラウンズ・レーン工場で火災が発生
1961年:エンツォ・フェラーリをして「世界で最も美しい車」と言わしめた「E‐Type」がモーターショーデビュー
1975年:E-Typeの後継モデル「XJ-S」を発表
経営不振から国有自動車メーカーである、BL(ブリティッシュ・レイランド)の傘下となる
1980年:経営立て直しのため社外からジョン・イーガンを経営陣に招聘
1984年:当時の宰相マーガレットサッチャーの民営化政策によって再民営化
1985年:ウィリアム・ライオンズがレミントンスパーの自宅で死去、享年86
1989年:再建されてきたジャガーのブランド力を、高く評価した米フォード社が25億ドルを投じて買収、その傘下となる
1990年:XJR-12がル・マンで1位と2位を独占
1999年:フォードとのコンポーネントやパーツの共用を進め完成した、ミドルクラス・サルーン「S‐Type」の販売開始
2000年:ジャガー・レーシング名義でF1参戦(グランプリ未勝利のまま2004年に撤退)
2001年:ジャガー初のDセグメント小型車「X-Type」販売開始
2008年:「X-Type」の商業的大失敗が響き、フォードがインドタタ・グループにジャガー株を売却、以降その傘下となる
2015年:7年ぶりのDセグメント車種「XE」が登場
ジャガーの日本国内販売拠点
2008年、タタ・グループになって以降、日本国内での新車販売は「ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社」が統括をしています。
とはいえ全国各地に49ヶ所、特に輸入車ユーザーの多い神奈川県・愛知県周辺には、多くの正規ディーラーを配置して、国内ユーザーの囲い込みに努めています。
ジャガーの主な車種(現行のみ)
・XE
フォードイズムを踏襲し失敗に終わったX-typeと違い、こちらは完全ジャガーオリジナルのDセグメント車種。
・XF
「S-Type」の後継車種だが、見た目は似ても似つかない近未来的なイメージの4ドアセダン車種。
・XJ
ジャガー4ドアセダンのフラッグシップ、XJの4代目に当たるのが現行モデルで2010年から日本では販売されている。
・XK
前述のXJ同様、現行モデルデザインは長くアストンマーチンに所属していたイアン・カラムが担当。
・Fペース
2016年1月に発売の予約受付の開始がされた、ジャガーの高級クロスオーバーSUV。
通常のガソリンエンジンタイプのほか、直4ターボ付き新型ディーゼルエンジン「インジニウム(INGENIUM)」を搭載したモデルも存在する。
ジャガーの中古車一覧
https://www.goo-net.com/usedcar/brand-JAGUAR/index.html