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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2018.01.29
ニスモ自動車の歴史・概要と優位性とは

グーネット編集チーム
ニスモ(NISMO)とは、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社という、日産自動車の子会社の略称です。
手掛けている主な事業は、
モータースポーツ用部品の製作及び販売
レース車両のチューニング及び技術支援
モータースポーツイベントの企画・運営
レーシングスクールの開催
ですが、自社での車両開発や制作も併せて行っています。
ニスモ自動車の歴史
1984年:ニスモ、日産のワークスチームの一つである、大森分室(大森ワークス)と追浜工場特殊車両実験課(追浜ワークス)を母体に設立される
1985年:星野一義、近藤真彦らを擁して全国ツーリングカー選手権へ初参加
1988年:NISMOショップ1号店を神戸に開設
1989年:神奈川県横須賀に追浜(おっぱま)にニスモ追浜エンジニアリングセンターを開設
1994年:静岡県伊豆の国市でオートキャンプ場を運営していた(株)モビリティパークと合併
1995年:サポーターズクラブ、「クラブ ル・マン」発足
1998年:ル・マン24時間耐久レースで過去最高位の3位に入賞
全日本GT選手権、最上位クラスであるGT500でチームタイトルを初めて獲得
2005年:ニスモ、全日本GT選手権から国際公認シリーズに格上げされた「SUPERGT」において、初代チャンピオンチームとなる
2006年:横浜市鶴見区にニスモ エンジン開発センターを新設
2008年:ショップ体系をリニューアル、NISMOエキスパートショップとNISMOサービスセンターの展開スタート
2012年:ニスモ、本社を横浜市鶴見区に移転
2014年:ニスモチーム、6年ぶりにSUPERGTチャンピオンとなる
2016年:片桐隆夫氏、オーテックジャパンと兼任でニスモ6代目社長に就任
ニスモ自動車の世界拠点
ニスモが開発したパーツや、技術を積み込まれたロードカーは、日産自動車が誇る世界70以上存在する関連販売企業のネットワークに乗って、日産車と共に世界中へ販売されています。
日本国内では、ロードカーと各種パーツが常設展示・販売されているうえ、トレーニングを終えた認定スタッフも受注する、
NISMOパフォーマンスセンター
が、全国26店舗展開されています。
(※2017年10月18日現在)
ニスモ自動車の販売戦略
ニスモブランドを展開する日産自動車は、2013年から「NISMO」ブランドの日産商品ラインアップへの適用を始めました。
現時点では国内向け5車種、世界市場へはそれに2車種を加えて展開していますが、今後より一層
「NISMOロードカー」をさらに広げる計画です。
これにより、年間販売台数も現在の1万5,000台から、今後大幅に増加していくことが予想されます。
現行のニスモ仕様車種
・ノートニスモ
ノート本来のフォルムにマッチしたデザインで開発された、専用エアロパーツを装着したモデル。
2016年登場以降爆発的な人気を博す、e-POWER搭載モデルにもニスモ仕様が存在し、こちらには専用のフロントクロスバー、フロントサスペンションメンバーステーが設定されており、1クラス上の乗り心地と操縦安定性を誇る。
・ジュークニスモRS
クロスオーバーSUVのジュークに、ニスモの技術を詰め込んだこのモデルが、日産のニスモブロードカー拡充戦略第1号。
・マーチニスモ
コンパクトさが売りのマーチが活躍するシーンはやはり街中です。
ニスモは、レースで培ったハンドリング性能や走行安定性をマーチに詰め込むことで、マーチらしい小回りの良さはアップさせつつ、スポーティーなデザイン性も追及している。
・フェアレディ‐Zニスモ
長くして世界中のレースシーンで活躍してきたフェアレディZに、ニスモ仕様が存在するのは当たり前。
ニスモが全力で開発したエンジンは355馬力という、国産市販車種の中ではトップクラスの高出力を実現しています。
日産の中古車一覧
https://www.goo-net.com/usedcar/brand-NISSAN/index.html