中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.27
ルノースポールの最高峰の称号“ルーテシアRSトロフィー”の実力は?
日本人はスポーツモデル好き

1.6L直4ターボはRSシャシースポールより20L/ 2.04kgm 高められた220ps/26.5kgm
【本記事は2015年12月にベストカーに掲載された記事となります。】ルノースポールモデルの世界販売台数で日本はフランス、オーストラリアに次ぐ第3位(年間992台)。日本人はスポーツモデル好きなんだなと改めて納得。今回、これまでのシャシー・カップに代わるトロフィーがラインアップされた。シャシー・カップに対してターボブーストをアップ、2.0barとしたことで+20ps/+2.04kgmの220ps/26.5kgmの出力。さらに最高回転数を300rpm引き上げた6800rpmとしている。
エンジンノイズ・排気音がとてもレーシー

RSスイッチはノーマル、レスポンスのいいスポーツ、サーキット走行に適したレースモードの選択ができる
いきなりスポーツモードのドライブモードをチョイスして走り出してみた。スポーツモードでは6速DCTの変速スピードが170ms→150msへと速くなる。さらにレースモードだと120msだ。1290kgの軽量ボディは間髪を入れないシフトによって絶え間なく加速する。このシステム、レーススタート用のローンチコントロールを備えているのだからホンモノ。エンジンノイズ、そして排気音がとてもレーシー。ターボとは思えぬ切れのよい音質だ。
マニアにはこたえられないモデル

RSオーナメントが光るレザーステアリングとパドルシフト、レッドフィニッシャーでコーディネイトされたレザーシフトノブとドアトリムを装備
コーナリングはフロント20mm/リア10mmのローダウンと+40%のバネレートによってシャープで低ロール。バネレートを上げると路面の凹凸に対して接地離れが起きやすくなる。そこで、ダンパーのバンプラバーを廃してストローク35mmのもうひとつのダンパーを内蔵している。バンプラバーに対してリバンプ(伸びる時)もコントロールできるので、接地性が高く乗り心地にも貢献しているのだ。ステアリングもよりクイックになり、ルノースポールマニアにはこたえられないモデルだ。