中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.29
ボルボV60のT4(1.6Lターボ)エンジン搭載車用マネージメントプログラムを試す
リーズナブルな価格でチューンアップ

200psへの出力向上もさることながら、24.5kgmから29.1kgmへと19%も向上した最大トルクによって、アクセルレスポンスはバツグンにいい
【本記事は2013年4月にベストカーに掲載された記事となります。】V40が大好評のボルボからT4(1.6L直噴ターボ)エンジンを工賃込み20万円という比較的リーズナブルな価格でチューンアップできる「ポールスター・パフォーマンス・パッケージ」が発売された。ポールスターとはボルボのモータースポーツ&カスタマイズの公式パートナーの名前で、スウェーデンのツーリングカー選手権ではチャンピオンに輝いている。いわばサーキットで培われたECUチューニングオプションだ。燃費を落とすことなく最高出力を180psから200psへ、最大トルクを24.5kgmから29.1kgmヘと向上させている点に注目。
胸がすく加速
乗ればその効果は歴然で、特に40km/hから70km/hくらいの中間加速はノーマルと大きな差が出る。ノーマルを100とすれば、ポールスター・パフォーマンス・パッケージの加速フィールは130くらい。とにかく胸がすく加速を見せる。6気筒のT6エンジンでも同様のパッケージが販売され、こちらは約8%の人が選択しているが、販売台数の多い4気筒のT4エンジンの場合、より多くの人が選択しそうだ。
新車保証もつくから安心
インストール業務はボルボの正規販売店で行なうが、約30分で終了し、新車保証もつくから安心だ。今回試乗したV60のほかS60、V70、V40の’13年モデルのT4エンジン搭載車に導入可能で、’11年と’12年モデルは4月より順次対応になる。