中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.30
ルノースポールが手がけるスポーツモデル メガーヌ
スポーティな走りと乗り心地を両立

ルノーメガーヌエステートGT 7月12日発売/限定60台:メガーヌエステートをベースにチューニングを行ない、スポーティな走りと乗り心地を両立させたGTが完成
【本記事は2012年9月にベストカーに掲載された記事となります。】ルノーは現在もF1にエンジンを供給するなどモータースポーツ活動を行なっているが、それを担当するルノースポールのノウハウを投入して仕上げられた市販車が、今回紹介する3モデルだ。メガーヌルノースポールは、昨年の6月17日にニュルブルクリンク北コースにて量産FF車最速ラップの8分7秒97を記録した限定車、メガーヌルノースポールトロフィーのスペックを受け継いだスポーツモデル。7月12日に発売になった新型モデルでは、2Lターボエンジンが従来の250psから265psにパワーアップし、パワーウェイトレシオ5.4kg/psのキレのある走りが楽しめる。今回、袖ヶ浦フォレストレースウェイでサーキット試乗を行なったが、高回転まで気持ちよく吹けるエンジン、優れた制動力を持ったブレーキ、そしてスタビリティの高いハンドリングを体感することができた。右ハンドルなので、6MTの操作も違和感なく行なえ、実用性も高い。
ワゴンの限定スポーツモデル

■ワゴンの限定スポーツモデル袖ヶ浦では、さらにメガーヌのワゴンモデルをベースとしたルノーメガーヌエステートGTの試乗も行なった。こちらは5ドアほどのハイチューンではなく、2Lターボエンジンは180psほどにとどめられる。しかし、ワゴンとは思えない高い運動性、ロングホイールベース(5ドアより60mm長い)による優れた直進性、そして乗り心地のよさを併せ持っているのだ。もちろん室内の快適性、荷物の積載性は高い。こちらは左ハンドルのみなのが惜しまれるが、6MTのスポーツワゴンというのは、なかなか貴重な存在だ。60台限定で残りわずかとのことなので、欲しい人は急いだ方がいいぞ!
トゥインゴゴルディーニルノースポールも公開

トゥインゴゴルディーニルノースポール8月1日発売:マイチェンで個性的なエクステリアを採用
会場では、マイチェンを受けて8月1日より発売のトゥインゴゴルディーニルノースポールも公開された。ルノーの名チューナー“ゴルディーニ”の名前が冠された個性的なトゥインゴは、ルノーの新しいデザインコンセプトが取り入れられ、バンパーに大型のフォグが食い込むように装着されている。1.6Lの直4DOHCエンジンは、最高出力134psを発揮し、前輪を駆動。ミッションは5速MTで左ハンドル仕様となっている。この駆動系にあわせて、ルノースポールによってシャシーやブレーキの強化が行なわれ、高い次元での走りが可能となっている。ルノースポールの世界を味わう入門用モデルとして、とても魅力的に仕上げられている。