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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.01
ハッチバックに見せない流麗なボディとパワフルなエンジンが絶妙なA7スポーツバック
CLS、BMW5シリーズGTのガチンコライバル

【本記事は2011年7月にベストカーに掲載された記事となります。】アウディA7スポーツバックはA6とA8の間を埋めるハッチバッククーペで、CLS、BMW5シリーズGTのガチンコライバルだ。
街中では充分すぎる瞬発力
V6、3Lエンジンは300psを発生し、アウディとしては大柄なボディを支えるにも充分。さらに、最大トルクは44.9kgmで、V6エンジンとは初の組み合わせとなった7速Sトロニックの効果もあり、街中では充分すぎるほどの瞬発力を発揮できる。もちろんアウディらしいダイレクトなハンドリングと、これでもか! とボディ剛性のよさを感じさせる乗り心地も全身で体感できる。
取り回しの良さに驚き
さらに、担当が乗って一番驚いたのはその取り回しのよさだ。ボディサイズは全長4970×全幅1910mmとかなり大きいのだが、思ったよりも見切りがよく、クルマが小さく感じるのだ。注目すべきはテールゲート。リアハッチが大きく開き、荷物の出し入れがしやすい。ステーションワゴンに近い実用性を確保している。この点が4ドアのCLSとは大きく違う点だ。