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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.02
燃費&走行フィールを向上! ランサーエボリューションX 10月8日一部改良
まだまだ進化を続けるランサーエボリューションX
【本記事は2010年11月にベストカーに掲載された記事となります。】4WDターボセダンとして、トップレベルの実力を持つランサーエボリューションXだが、まだまだ進化を続けている。今回の一部改良では、まずエンジンに高着火性点火プラグを採用し、それにあわせて点火時期や燃料マップなどのエンジン制御に手を加えた。さらに触媒の仕様を見直すことで、平成17年基準排出ガス50%低減(3つ☆/JC08)に適合した。
全グレードでの燃費向上

SSTはスキップシフトが可能となり変速スピード向上
そのうえで加速レスポンスの向上が図られ、さらに全グレードでの燃費まで向上。10・15モードで0.4~0.6km/Lの向上となっている。開発チームによれば、高着火性点火プラグによって燃焼が安定することで、燃費やレスポンスの向上を実現しているのだが、特にターボエンジンでの効果が大きいという。そのため、ギャランフォルティスラリーアートでもすでに採用ずみだ。ツインクラッチSSTもさらに進化して、制御レスポンスの向上に加えて、減速時にスキップシフトが可能となった。ワインディングのような、微妙な加減速が繰り返される時でも、シフトアップ、ダウンのレスポンスを向上。さらにハードブレーキング時には、ギアを飛ばしながら減速するため、シフトダウン時間が短くなり、再加速までの時間を短縮した。
携帯電話や音楽プレーヤーとの連携も
緊急ブレーキ時に、より大きなブレーキ力を得られるブレーキアシスト機構だが、緊急ブレーキであるか否かをペダルの踏力、踏み込み速度によって検知できるように変更し、より安全性を向上している。7インチワイドディスプレイHDDナビには、地デジチューナー(フルセグ)を搭載。携帯電話や音楽プレーヤーとの連携もより便利になった。