シャープなデザインと走りのポロ！　エコ性能向上でお買い得だ

【本記事は2009年11月にベストカーに掲載された記事となります。】今年3月のジュネーブモーターショーでお披露目された、5代目となる新型VWポロが、10月20日に発表された。’75年にVWのエントリーモデルとしてデビューしたポロは、34年の間に世界で1060万台を販売した人気モデル。

新型のデザインは、イタリア人デザイナーのワルター・デ・シルヴァが担当。新型ゴルフやシロッコと共通のシンプルでスポーティなイメージを採用した。また、インテリアにはクラス水準を上回る高品質なパーツを使用し、上質な雰囲気を演出。ダッシュボードにはソフトな肌触りの加工が施されている。リアシートは、ダブルフォールディングを採用し、ワンタッチでフラットな荷室となる。トランク容量は先代より10L増えて、280Lあり、後席を倒すと952Lに広がるので、使い勝手はかなりいい。

ユーロNCAPで5つ星を獲得した高い安全性も自慢だ。ESP（横滑り防止装置）や6エアバッグなどを標準装着。7速DSGの採用と約60kgの軽量化によりVWとして過去最高の10・15モード17.0km／Lという燃費を達成（先代は13.2km／L）した。0～100km／h加速も14.3秒から11.9秒に短縮された。ただ好燃費だが、4つ★ではないため、エコ減税対象外である。発売は10月31日で、1.4コンフォートラインの単一グレードとなる。先代から据え置きとなる203万円での登場だ！

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