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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.04
9月4日/マイナーチェンジ ホンダレジェンド
レジェンド、渾身の巴投げ

前後バンパーの大型化が図られ、全長は55mm長くなっている。ホンダのマイチェンは小さい変更が多いが、今回はかなり大がかり。豪快な巴投げや一本背負いを連想させる。エンジンは3.7Lに拡大
【本記事は2008年10月にベストカーに掲載された記事となります。】現行レジェンドは’04年10月にデビューしているから、もうすぐ丸4年。かつてはCOTYを獲得した立派な金メダリストであったが今年1~7月の販売台数は累計で73台(6月、7月は0台)と「売る気あるんかいな」と思わざるを得ない状況にまで没落していた。しかし、この9月4日、渾身の巴投げ(イメージです)を仕掛けてきた。
大型化されたバンパー

内装は評判のいいすっきりとしたデザインを踏襲。ちなみにレジェンドのキモであるSH-AWDにも改良が加えられ、走行性能はさらに向上している
まず今回のマイチェンで一番目立つのはフロントマスクを大胆に変更したこと。フロントグリルが大型化し、バンパーが張り出して、目(フロントライト)がさらに吊り目になっている。同時にリアもバンパーが大型化され、全長は従来の4930mmから55mm延ばされて、4985mmとなっている。

主要諸元
さらにエンジンも3.5Lから3.7Lに拡大。最高出力は9psアップの309ps、最大トルクは1.7kgmアップの37.7kgm、それでいて燃費は10・15モードで8.6km/Lから8.8km/Lに改善した。価格は若干アップの555万円(標準)とちょっぴり残念で、これがなければ「一本!」と叫びたかったところ。