スズキ エスクードMC、まさに本日発進です　新エンジン獲得で魅力大幅UP！！

【本記事は2008年7月にベストカーに掲載された記事となります。】88年に初代が登場し、’05年に3代目となったエスクードがマイチェンを受けた。トピックはなんといっても搭載エンジンの変更だろう。従来の直4、2Lエンジンは2.4Lに、V6、2.7Lは3.2Lとなり、エスクード史上最高の走りを実現している。224ps／22.4kgmを発生する新開発の3.2Lエンジンも魅力タップリだが、真に注目すべきは、これまた新開発の2.4Lエンジン「J24B型」。

ロータリーバルブ式可変吸気システムやタンブルコントロールバルブなどスズキ初の機構を2つも搭載したほか、静粛性を高めるためにバランサーシャフト、タイミングチェーンにサイレントチェーンを採用するなど、なかなか気合いが入っている。また、エンジン以外でも先進機能の充実が魅力。AT車に降坂時のスピードを抑制するヒルディセントコントロールが設定されたほか、なんとミリ波レーダーを利用した車間距離維持機能付きクルーズコントロール、プリクラッシュセーフティシステムも用意される（9月から3.2XSに設定）のだ。

初代のライトSUVの感覚からすると隔世の感がある豪華っぷりだが、それでも悪路に基本スタンスを置くエスクードの本質は不変。スタイリッシュ＆硬派なSUVを求めているアナタにオススメだ。価格は2.4XEが194.25万円／204.75万円（MT／AT）。2.4XGが208.95万円／219.45万円。3.2XSが262.5万円となっている。

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