中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.04
フィアット500 ちょっと後ずさりする225万円!! 安い? 高い? 妥当? チンクェチェントついに日本上陸

【本記事は2008年3月にベストカーに掲載された記事となります。】「ボンジョルノ! 日本のみなさん」。待ちに待った新型フィアット500が2月22日に発表、3月15日から販売開始される。今回、販売が開始されるのは、“フィアット500 1.2 8Vラウンジ”で価格は225万円。搭載されるエンジンは、69ps/10.4kgmの1.2L直4SOHC8バルブで、トランスミッションはデュアロジックと呼ばれる2ペダルの5速シーケンシャルMTだ。1.4LのミニONE(AT)は231万円だから6万円安い価格設定だ。
特別限定モデルの初期ロット200台

固定式のガラスルーフが標準装備
ただし初期ロットの200台は、特別限定モデルとして“1.2 8VラウンジSS(スペシャルシリーズ)”が233万円でラインアップされる。このラウンジSSは、フロントフォグランプやクローム仕上げヒーテッドドアミラー、ボディ同色サイドモール、フルオートエアコンなどの装備が追加されている。
現代風にリファイン

樹脂剥き出しのパネルは1957年式のNUOVA500(チンクェチェント)をモチーフにしたもの。装備は状況に応じて操舵力が選べるデュアルモード式電動パワステ、マルチファンクションディスプレイ、7エアバッグと充実。ポップでオシャレ、しかも作りがよく質感が高い
現行パンダをベースにしたため、駆動方式はRR方式ではなくFF。ボディサイズは全長3545×全幅1625×全高1515mm。新型ミニよりも全長が155mm短く、全幅が60mm狭く、全高が85mm高い。インテリアは初代をモチーフにしたもの。鉄板剥き出しのダッシュボードに1メーターで現代風にリファインされている。メーターの表示は外側がスピードメーター、内側がタコメーターとなる。さすがに室内スペースやラゲッジスペースは広くはないが、それをかき消すほどのポップな楽しさで溢れている。
最新装備も満載の日本仕様

エンジンは1.2L、直4、69ps/10.4kgmミッションは5速2ペダルMTのデュアロジック 1.2Lは69ps/10.4kgmの直4SOHC。5月頃に上陸予定の1.4L直4は100ps/13.4kgmのデュアロジック
日本仕様のこのラウンジは豪華仕様のファブリックでブルー/アイボリー、ブラック/アイボリーの2種類。装備類はオーディオコントローラー付き本革ステアリング、CDオーディオ+MP3プレーヤー、キーレスエントリー、マニュアルエアコンに加え、このクラス初の7エアバッグと充実。またESPやASR(駆動輪空転防止機能)、HBA(緊急時に作動するブレーキアシスト)、ヒルホールドシステム(坂道発進を補助)など最新装備も満載だ。
ボディカラーは全6色

ボディカラーは6色
ボディカラーはソリッドカラーのホワイト、ブルーが標準設定。5万円のオプションでレッド、薄いブルー、ブルーメタリック、ブラックメタリックと全6色を設定。