中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.05
ホンダ ステップワゴン化粧直しでリフレッシュ&『スパーダ』を追加設定
待望のマイチェン

こちらはMC前モデル
【本記事は2007年12月にベストカーに掲載された記事となります。】オデッセイに並ぶホンダミニバン軍団の屋台骨モデル、ステップワゴンが’05年5月のデビュー以来初めてのマイチェンを受けた。デビューから2年半を経過し、最近ではライバルのノア/ヴォクシーやセレナに販売面で水を開けられていた感が強かっただけに待望のマイチェンとなる。
スポーティグレード「スパーダ」

先代ステップワゴンのマイチェン時に設定されていたスポーティグレードの「スパーダ」が復活。専用のエアロフォルムバンパーやテールゲートスポイラー、より迫力を増したダーククローム調のフロントグリルが採用され、ノーマルとの差別化が図られている。内装では本革巻きステアリングにメタル調のセンターパネル、シートの表皮にクールブラック内装を採用し、スポーティな雰囲気のインテリアを演出している
今回の変更点は内外装のリフレッシュが中心で、さらに先代モデルのマイチェン時にも登場したスポーティグレード「スパーダ」が新たに現行型でも追加設定された。まずノーマルモデルの外観ではフロントグリル&バンパーの形状が変更されている。特に、ホンダのエンブレムが中央部分に移されたフロントグリルは、桟の厚みがマイチェン前のモデルに比べて増しており、押し出しのきいたフロントマスクに変身している。リアまわりではコンビネーションランプの意匠が変更されており、標準で装着されていた15インチホイールのデザインも変更され、グッと足下が引き締まった印象になった。内装ではセンタークラスターのパネルをブロンズ調に変更し、新しいシート表皮にココア内装を採用して、よりシックな雰囲気を狙っているほか、トップライトルーフに高熱線吸収UVカット機能付きプライバシーガラスを採用。さらに、ボディカラーにルミナスブルー・パール、バスクレッド・パール、ポリッシュドメタル・メタリックの新色3色を追加している。
エンジン関係

標準モデルは2Lのみ、スパーダは2Lと2.4Lを設定
エンジン関係では、2Lエンジン搭載車(FF)の10・15モード燃費がマイチェン前の12.2km/Lから12.6km/Lに向上し、平成22年燃費基準も+10%達成から+20%達成に向上している。いっぽう、スパーダは専用のエアロフォルムバンパーにカラードサイドシルガーニッシュ、テールゲートスポイラーなどを身にまとったスポーティなモデルだ。特にフロントマスクはダーククローム調のメッキが施されたフロントグリルが採用されており、エリシオンプレステージを思わせる迫力のエクステリアとなっている。このほか、専用デザインの16インチアルミホイールにフォグランプでスポーティな外観を演出、内装では本革巻きステアリングにメタル調のセンターパネル、シート表皮にクールブラック内装を採用。ノーマルモデルとの差別化を図っている。
グレード

2.4L車はスパーダのみの設定で、パドルシフト付きのCVTとストリームから採用されたFF車専用のチューニングサスを装着。走りの面でもスポーティさを前面に押し出す。グレードは、ノーマルが2LのみでBとGの2グレードに整理され、スパーダは2Lと2.4Lの両方を設定。価格はGで1万500~2万1000円のアップ、Bについては据え置き。