150馬力、1.8LターボのVWポロGTIの走りに感激！！

【本記事は2006年1月にベストカーに掲載された記事となります。】東京モーターショーで世界初公開されたVWポロGTIは、なんとデビューも世界に先駆け日本が最初！ で、早速試乗することができたので報告したい。いきなり結論だが、ひと言「メチャ楽しく気持ちいい！」。ホットハッチでは最近兄貴分のゴルフGTIが相当な高評価だがポロGTIも同じくらい高評価だ。まず何より乗り味がすばらしい。ノーマルのポロからすればほんの少しだけ固めだが基本的にはしなやか。だから街中や高速は実にフラット感が高く、どこまでも走っていきたくなる。そしてこのあたりは日本を代表するホットハッチであるスイフトスポーツとかなり近い感覚がある。しかもポロの場合は搭載エンジンが1.8Lターボだから動力性能が刺激的な点が魅力だ。150ps／22.4kgmのターボユニットは、低回転から実に力強く、ポロならではの軽いボディをグイグイと引っ張っていく。さらに高速クルージングなどではアクセルを少し開けるだけで充分以上の力が得られ、追い越し車線を存分にリードできるほど優れた高速走行が可能。

さらにワインディングはポロGTIの真骨頂を味わえる。ブレーキング次第で姿勢を自由に変えられ、コーナーからの脱出時には、前タイヤが路面をかきむしるジャジャ馬っぷりを味わえる。ハンドリングはピカ一で、楽しさはスイフトスポーツとためを張る。

価格は2ドアが228万9000円、4ドアが249万9000円とゴルフGTIよりも約100万円安いのでお買い得だと思う。

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