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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.01.19

トヨタカローラフィールダーの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

トヨタカローラフィールダーの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

トヨタカローラフィールダーは世界のベストセラーカー「カローラ」の派生モデルとして、5ナンバーサイズのコンパクトなボディに上質なインテリアと充実した装備を備えるステーションワゴンとして2000年8月に誕生しました。

ここでは初代モデルから現在モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

初代 カローラフィールダー 120系(2000年~2006年)

初代 カローラフィールダー 120系(2000年~2006年)

グーネット編集チーム

初代カローラフィールダーは、日本の誇るベストセラー「カローラ」の流れをくむ、5ナンバーサイズのステーションワゴンとして2000年8月に発売されました。
前身にあたる「カローラツーリングワゴン」より、基幹コンポーネントを一新し、「New Century Value」の開発コンセプトのもと、21世紀に相応しい新たな価値観を創造する車として開発されました。

従来の商業車をイメージするボディデザインを払拭し、質感の高い伸びやかでヨーロピアンな落ち着いたステーションワゴンとして誕生しました。
ボディに厚みを与え、車高をやや高くすることでどっしりとした重厚感のあるボディフォルムが特徴です。

前後のオーバーハングを切り詰め、ロングホイールベース化と余裕のある室内高により、優れたユーティリティスペースを実現し、大容量のカーゴスペースも搭載し、使い勝手の良い実用性の高いパッケージデザインです。
ドライバーズシートからの優れた視界性、見切りの良いボディデザインからも市街地走行のすれ違いや縦列駐車、車庫入れで運転のしやすさを実感することでしょう。

クッション性に優れる快適なシート、路面からの衝撃を優しく吸収するロングストロークのサスペンションやエアボリュームのあるやや偏平率の高いタイヤのマッチングにより、フラットでしなやかな乗り心地を提供しています。
ミドルクラス並みの上質で質感の高いインテリアはグローバルスタンダードの「カローラ」シリーズならでのこだわりを感じる美点と言えるでしょう。

搭載されるエンジンはベーシックな1.5Lエンジン、余裕のある走行性能と経済性のバランスに優れた1.8Lエンジン、VVTL-i(連続可変バルブタイミング&可変リフト機構)を採用した切れのあるパワフルな1.8Lエンジン、トルクフルで経済性に優れた2.2Lディーゼルエンジンが設定されています。2WD/FFモデルとVフレックス方式を採用したフルタイム4WDモデルの組み合わせになります。

カローラフィールダー(COROLLA_FIELDER)Zエアロツアラー(2000年8月モデル)

ボディタイプ:ワゴン
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4385×1695×1520mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1900×1430×1230mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)195/60R15 88V(後)195/60R15 88V
エンジンタイプ:2ZZ-GE型 直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1795cc
最高出力:190ps(140kW)/7600rpm
最大トルク:18.4kg・m(180N・m)/6800rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:13.0km/リットル
車両重量:1170kg
価格:1,934,000円
自動車税:年間39,500円 ※

「Zエアロツアラー」は、VVTL-i(連続可変バルブタイミング&可変リフト機構)を備える高回転型のスポーツツインカム1.8L 4気筒自然吸気エンジンを搭載し、クロスレシオ化された6MTを駆使して中低速のトルクフルな走りから高回転域の伸びやかな走行性能など、ダイレクトでアベレージの高いスポーティ走行を楽しめる人気の高いグレードです。

スタイリッシュで安定したフォルムを演出するエアロパーツを装着し、サスペンションタワーにパフォーマンスダンパーを組み込んだことで、足回りの剛性感が強化され、操舵性・走行安定性・乗り心地が向上するなど、質感の高いよりスポーティな味付けになっています。

他にも大型フロントベンチレーテッドディスクブレーキ、リヤディスクブレーキ、スポーツシートなどの走りの質を高めるアイテム、ディスチャージヘッドランプ(オートレベリング機構付)、フロントフォグランプ、本革巻ステアリングホイール&シストレバーノブ、6スピーカーなど、トップモデルに相応しい充実した装備を持つモデルです。
ボディカラーは精悍なシルバーメタリックグラファイトを含め、全7色が設定されています。

※自動車税は2017年9月時点で参照したものとなります。

参考:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/COROLLA_FIELDER/1008136/index.html

・主なオプション
16インチアルミホイール(16×6.0JJ)、チルト&スライド電動式ムーンルーフ、リヤフォグランプ(右側のみ)、SRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)&SRSカーテンシールドエアバッグ、G-BOOK 対応DVDワイドマルチAVステーション(6.5インチワイドディスプレイ+CD/MD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ+TV&6スピーカー)など。

・カラーバリエーション
ブラックメタリック、スーパーホワイトII、ダークブルーマイカメタリック、シルバーメタリック、シルバーマイカメタリック、スーパーレッドII、シルバーメタリックグラファイト、ターコイズマイカメタリックなど。

トヨタ カローラフィールダー 120系の中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-TOYOTA/car-COROLLA_FIELDER/model-1-10102042/index.html

2代目 カローラフィールダー 140系(2006年~2012年)

2代目 カローラフィールダー 140系(2006年~2012年)

グーネット編集チーム

2代目カローラフィールダーは、奇をてらうことなくカローラの資質である高い基本性能と上質さを追求し、「新しい尺度でのクルマづくり」を開発テーマに掲げ、2006年10月に発売されました。

歴代カローラの美点である取り回しの良い5ナンバーサイズのコンパクトボディはそのままに、トヨタのデザインフィロソフィである「VIBRANT CLARITY(活き活き・明快)」を具現化した、躍動感のある滑らかでスタイリッシュなボディデザインを採用しました。

使い勝手の良さを大幅にブラッシュアップし、リヤゲート側からワンタッチでリヤシートをフルフラット化する世界初の機構「ワンタッチ格納リヤシート」や多彩なシートアレンジにより利便性の高い6:4分割可倒式リヤシート(10段階リクライニング機構付)を取り入れています。

また、リヤシートの足元を出っ張りのない形状にするなど、大容量カーゴスペースと相まって、ステーションワゴンならではの優れたユーティリティスペースを実現しています。
さらに身体をしっかりホールドするシート形状を持つ掛け心地の良いシート、ソフトながらしっかり路面の凹凸を吸収するロングストロークのサスペンションなど、セダンタイプと遜色のない揺れの感じにくい快適な乗り心地を提供しています。
インテリアは質感の高いフェイシアの採用や機能性を重視した落ち着いたデザインの採用により、誰もがリラックスできる快適な室内空間を演出しています。

エンジンはドライバビリティと燃費性能を重視した1.5Lエンジンと全域にわたり力強く爽快なパワーフィールが特徴の新開発のDual VVT-i 1.8Lエンジンが搭載されています。
同様に新開発のSuper CVT-iと相まって、スムーズで伸びやかな走行性能と低燃費を実現しています。

カローラフィールダー(COROLLA_FIELDER)1.8S(2010年4月モデル)

ボディタイプ:ワゴン
乗車定員:5名
駆動方式:フルタイム4WD
ボディサイズ:4420×1695×1490mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1950×1440×1205mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)195/65R15 91S(後)195/65R15 91S
エンジンタイプ:2ZR-FAE型 直列4気筒DOHC
排気量:1797cc
最高出力:133ps(98kW)/6400rpm
最大トルク:16.7kg・m(164N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:15.6km/リットル
車両重量:1310kg
価格:2,203,500円
自動車税:年間39,500円 ※

「1.8S」は、Dual VVT-i 1.8L直列4気筒自然吸気エンジン、7速スポーツシーケンシャルシフトマチック機構を備えるSuper CVT-iを搭載し、マニュアル操作でパワーバンドを積極的に使うスポーティ走行を楽しめる人気の高いグレードです。
また、通常は2WD/FF駆動で走行し、滑りやすい路面など前輪がスリップすると瞬時に4WD駆動へ切り替わる機構Vフレックスフルタイム4WDを搭載し、天候や路面に影響されにくいオールマイティに活躍する安定性の高い走りが特徴です。

ほかにもスタイリッシュなLEDスリットビームストップランプ付リヤスポイラー、夜間走行の安全性を高める高輝度プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ(ロービーム、オートレベリング機構付)やサイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラー(ヒーター付レインクリアリングミラー)などの安全装備がそろっています。
それに加え、コンライト、視認性の高いオプティトロンメーター+メーター照度コントロール、スマートエントリー&スタートシステムや本革巻ステアリングホイール&オーディオ調整用ステアリングスイッチ、オートエアコンなど、トップモデルに相応しい充実した快適装備を備えています。

ボディカラーは発色の良い鮮やかなゴールドマイカメタリックを含め、全7色が設定されています。

※自動車税は2017年9月時点で参照したものとなります。

参考:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/COROLLA_FIELDER/10061790/index.html

・主なオプション
16インチタイヤ&アルミホイール(195/55R16 86V+16×6.0J)、15インチタイヤ&アルミホイール(195/65R15 91S+15×6.0J)、チルト&スライド電動式ムーンルーフ、ルーフレール、SRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)&SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)、オーバーヘッドコンソール、VSC&TRC、HDDナビゲーションシステム(カローラフィールダー・ライブサウンドシステム、CD+MD+AM/FMラジオ+TV、サウンドライブラリー、6スピーカー、6.5インチワイドディスプレイ、Bluetooth対応ハンズフリー機能、G-BOOK mX対応)など。

・カラーバリエーション
ブラックマイカ、スーパーホワイトII、ブロンズマイカメタリック、シルバーメタリック、レッドマイカメタリック、コバルトブルーメタリック、ゴールドマイカマイカメタリック。

トヨタ カローラフィールダー 140系の中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-TOYOTA/car-COROLLA_FIELDER/model-2-10102042/index.html

3代目 カローラフィールダー 160系(2012年~)

3代目 カローラフィールダー 160系(2012年~)

グーネット編集チーム

3代目カローラフィールダーは、改めて国内市場を意識し、カローラ本来の原点を見つめ直すため、「大人4人が、安心・安全、快適に長距離を移動できるミニマムサイズのクルマ」を開発テーマに掲げ、2012年5月に発売されました。

ひとクラス小型のヴィッツとプラットフォームを共有することで、全長を切り詰めながらホイールベース長は先代モデルと同じサイズを確保し、さらにスペース効率をはかることでカーゴスペース、リヤシートの足元・ひざ周りを拡大しました。
開発テーマに則り、大人4人がリラックスして快適に過ごせる移動空間を実現しました。

フロントグリルにV字型のメッキ加飾を配し、大きく膨らんだフロントフェンダーからリヤエンドに続くウエストラインとルーフラインは伸びやかで安定感のあるシャープな意匠デザインを採用しました。
ヒップポイントをやや高めに設定したドライバーズシートからの視界は、前後のオーバーハングを切り詰めたコンパクトなボディ形状と相まって、操作性の高い取り回しに優れるパッケージデザインです。

室内はタッチの良い厚みのあるシート、シックで高級感のある機能的なインテリアと相まって、安らぎのある落ち着いたコンフォート性を重視したインテリアデザインが特徴です。
ダンピングの効いた剛性感の高い足回りとやや細身ながらエアボリュームのある剛性の高いタイヤとのマッチングも良く、しなやかな乗り心地を提供しています。
また、先代モデルで採用された実用的なワンタッチ格納リヤシート、ナノイーを搭載したオートエアコンをはじめ、UVカットガラスオートエアコン(花粉除去モード付)、の装備など、「美」、「健」、「癒」に配慮した機能性と快適性を両立した装備を備えています。

搭載するエンジンは先代モデルから引き継がれる1.5Lエンジンと1.8Lエンジンながら、ポンピングロスの削減やレスポンスの向上などがはかられています。
最新のアイドリングストップ機構「Toyota Stop&Start System」によって、優れたドライバビリティと燃費性能を実現しています。
さらに、2013年8月にはハイブリッドモデルが追加されました。
駆動方式は軽快な走りと燃費性能のバランスに優れる2WD/FFと1.5Lモデルには新たに走破性を高めた電子制御式アクティブトルクコントロールフルタイム4WDが設定されています。

衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)、レーンディパーチャーアラート(LDA)、オートマチックハイビーム(AHB)をパッケージ化した先進の安全運転支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」によって高い安全性能を提供しています。

カローラフィールダー(COROLLA_FIELDER)ハイブリッドG エアロツアラー(2013年8月モデル)

ボディタイプ:ワゴン
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4360×1695×1475mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1945×1430×1200mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)175/65R15 84H(後)175/65R15 84H
エンジンタイプ:1NZ-FXE型 直列4気筒DOHC+モーター
排気量:1496cc
最高出力:74ps(54kW)/4800rpm
最大トルク:11.3kg・m(111N・m)/3600~4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:33.0km/リットル
車両重量:1180kg
価格:2,260,000円
自動車税:年間34,500円 ※

「ハイブリッドG エアロツアラー」は、2003年8月に追加になった定評のある「リダクション機構付のTHS II」を採用したハイブリッドモデルの最上位グレードです。

1.5Lエンジンはハイブリッド機構の搭載に併せてスペックを見直し、単体では若干マイルドな出力特性となったものの、低回転域から強力にアシストする大容量モーターによって、トルクフルで扱いやすいエンジン特性とハイブリッドモデルならではの優れた燃費性能を両立しました。
また、ハイブリッド機構の搭載とともに、ボディのスポット溶接個所や吸遮音材を追加し、乗り心地と静粛性の向上をはかっています。

発売早々から高い注目を浴び、発売からおよそ1ヶ月で月間目標販売台数の約10倍の受注を集めるなど、その後もカローラフィールダーシリーズの中でも高い割合を占めるモデルです。
中でも本グレードは、エアロパーツやフロントフォグランプ、LEDリヤコンビネーションランプ(スモークタイプ)、スポーツシート(運転席&助手席)などを備え、スタイリッシュなエクステリアと質の高いスポーティドライブが楽しめるモデルとして高い人気を誇ります。

ボディカラーは若々しく鮮やかなスーパーレッドVを含め、全9色が設定されています。

※自動車税は2017年9月時点で参照したものとなります。

参考:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/COROLLA_FIELDER/10084129/index.html

・主なオプション
15インチタイヤ&アルミホイール(185/60R15 84H+15×5.5J)、HIDビューアシストパッケージ{HIDプロジェクター式ディスチャージヘッドランプ(ロービーム、オートレベリング機構付)+オートマチックハイビーム+自動防眩インナーミラー+コンライト(ライト自動点灯・消灯システム)}、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ(ロービーム、オートレベリング機構付)+コンライト(ライト自動点灯・消灯システム)、リヤフォグランプ(バンパー埋め込み、右側のみ)、スマートエントリー(運転席&助手席・バックドア/アンサーバック機能付)、盗難防止システム(イモビライザーシステム)、T-Connectナビなど。

・カラーバリエーション
ブラックマイカ、スーパーホワイトII、ブロンズマイカメタリック、ダークバイオレットマイカメタリック、ライトブルーメタリック、シルバーメタリック、スーパーレッドV、ブルーメタリック、ホワイトパールクリスタルシャインなど。

トヨタ カローラフィールダー 160系の中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-TOYOTA/car-COROLLA_FIELDER/model-3-10102042/index.html


トヨタ カローラフィールダーの中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-TOYOTA/car-COROLLA_FIELDER/index.html

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グーネットマガジン編集部

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