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更新日:2019.06.28 / 掲載日:2017.10.30
【メルセデス・ベンツ】安全な車線変更をアシストする「アクティブレーンチェンジングアシスト」

goo-net編集チーム
メルセデス・ベンツの安全機能に車線変更を支援してくれる「アクティブレーンチェンジングアシスト」があります。
近未来の完全自動運転に欠かせない先進技術で、現代においても安全運転をサポートしてくれる先進技術です。
人間の目や判断では100%ミスをなくすことはできません。
しかし、現代の技術の力を借りることで、人為的な事故をなくすことが可能になります。
「アクティブレーンチェンジングアシスト」の特徴
アクティブレーンチェンジングアシストの作動条件は、アクティブステアリングアシストが作動している状態で有効になります。
移動したい車線側のウインカーを2秒以上点灯させると、車両の周囲を監視しているセンサーが作動し、瞬時にトラフィック状況を確認します。
このセンサーによって、他車との接触の危険性がないことを確認すると、ステアリング操作のアシストによって車線変更をサポートしてくれます。
アクティブレーンチェンジングアシストは、交通量の多い一般道では作動しません。
システムが高速道路上と認識している場合のみ作動する仕組みになっています。
高速道路では速度差のある後続車が近づいてくる場合など、目視ではなかなか判断しにくいため、非常に有効なシステムと言えるでしょう。
ハンドルは自動的に動きますが、ステアリングに軽く手を添えていれば、安全な車線変更が完了します。
自動運転技術ですが、ステアリングから手を離すのは、現行の道路交通法に抵触する可能性がありますので注意が必要です。
「アクティブレーンチェンジングアシスト」の機能
アクティブレーンチェンジングアシストは、2016年7月27日に発表された新型Eクラスに搭載された安全技術のひとつです。
メルセデス・ベンツの新型Eクラスに搭載された数々の先進技術は、世界中が注目する実用的な機能ばかりです。
もちろん、メルセデス・ベンツの高い安全思想に基づいた、長年の研究から誕生した安全技術ということもあります。
しかしそれ以上に、近い将来に実現されるであろう完全自動運転化に向けた先進機能が一足早く実用化され、方向性が示されたからです。
メルセデス・ベンツの自動運転技術は、「インテリジェントドライブ」というカテゴリーに属しています。
国内外の自動車メーカーが完全自動運転化を目指す中で、世界中がメルセデス・ベンツのインテリジェントドライブに注目しているのは、現時点での技術力と将来の方向性を占うベンチマークとして捉えているからです。
「アクティブレーンチェンジングアシスト」を搭載した車種一覧
「アクティブレーンチェンジングアシスト」を採用する車種は次の通りです(2017年9月時点)。
・E200 アバンギャルド
・E200 4MATICアバンギャルド
・E220 d アバンギャルド
・E200 アバンギャルド スポーツ
・E220 d アバンギャルドスポーツ
・E250 アバンギャルドスポーツ
・E400 4MATIC エクスクルーシブ
メルセデス・ベンツの「アクティブレーンチェンジングアシスト」の実用化により、車線変更が現実のものとなると、今後の完全自動運転化の実現も想像以上に早いのではと期待が高まります。
AI技術を搭載した、安全でインテリジェンスな完全自動運転化は、「アクティブレーンチェンジングアシスト」など、さまざまな先進技術の進化とともに、事故のない次世代モビリティ社会の誕生が望まれます。