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更新日:2020.01.08 / 掲載日:2017.10.16
【フォルクスワーゲン】注意を促す「Fatigue Detection System」とは

goo-net編集チーム
フォルクスワーゲンのグローバルスタンダードを目指す、安全技術の取り組みの一つに、「Fatigue Detection System(疲労検出システム)」があります。
長時間運転によるドライバーの疲労を車が感知して、インジケーター表示と警報音でドライバーに注意を促す予防安全支援技術です。
夜間や高速道路走行時に注意力が低下してハッとした瞬間を、車が教えてくれる利便性の高い安全装備です。
さまざまな視点からドライバーの疲れを検知する仕組みを見ていきます。
「Fatigue Detection System」とは
「Fatigue Detection System」は、フォルクスワーゲンの高い予防安全思想に基づいた最新技術です。
ドライバーの挙動を常にモニタリングして、ドライバーの疲労を監視しています。
深夜や早朝の運転時などウトウトしかけてハッとしたことはありませんか?
疲労が大きくなると、注意力も散漫になるばかりか車両の運転も不安定になる傾向があります。
ロングドライブや日常の移動でも運転開始から2時間ごとに休憩を取ることが理想とされ、ディスプレイ上で警告表示が出て、アナウンスされるシステムは一般的な機能として浸透しています。
これらのシステムは、あらかじめ組み込まれたプログラムによって、エンジン始動からの時間経過で警告を促す仕組みです。
運転を交代して疲労がほとんどない状況でも、一定の時間が経過すると一様に警告灯などで注意が表示されるため、実用性の面では物足りなさを感じるかもしれません。
「Fatigue Detection System」はこれより、一歩踏み込んだドライバーの運転状態を感知する先進技術なのです。
「Fatigue Detection System」の機能
「Fatigue Detection System」は、ステアリングの操作や操舵角をモニタリングしています。
疲労や眠気があれば、急なステアリング操作に現れるケースもあります。
通常の運転パターンと異なるハンドル操作を感知すると、マルチファンクションインジケーターで注意を発し、さらに警告音で休憩を促します。
ただし、「Fatigue Detection System」は、全ての状況で作動するわけではありません。
車速が65km/h未満 、カーブ走行時、道路や天候の状況によって使用できないケースもあります。
どうしても運転の集中力が落ちる、単調な高速走行で威力を発揮するシステムです。
「Fatigue Detection System」技術を採用した車種名一覧
「Fatigue Detection System」は有効な予防安全技術として、フォルクスワーゲンの幅広い車種へ搭載されるコアなテクノロジーです。(2017年9月時点)
・ポロ
・ポロGTI
・ビートル
・ゴルフ
・ゴルフGTI
・ゴルフGTE
・ゴルフR
・ゴルフ ヴァリアント
・ゴルフR ヴァリアント
・ゴルフ オールトラック
・ゴルフ トゥーラン
・ティグアン
・シャラン
・パサート
・パサートGTE
・パサート ヴァリアント
・パサートGTE ヴァリアント
・トゥアレグ
フォルクスワーゲンに共通する高い安全性能は、「Fatigue Detection System(疲労検出システム)」をはじめとする、数々のアクティブセーフティ技術、パッシブセーフティ技術として常に最新のテクノロジーが搭載されています。
事故を起こさない、事故を未然に防ぐ予防安全技術は、各自動車メーカーが取り組む重要なキーテーマであり、常に進化が求められる欠かすことのできない安全装備です。
今後も「Fatigue Detection System」を含め、フォルクスワーゲンの安全運転支援技術の進化に期待が寄せられています。