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更新日:2020.01.08 / 掲載日:2017.08.27
【BMW】ハイブリッドに必要な3つの要素を連携させるeDriveテクノロジーとは

goo-net編集チーム
BMWには世界に誇るプラグイン・ハイブリッド・システムがあります。
eDriveテクノロジーと名付けられ、今やBMWの旗艦モデルである「7シリーズ」にも搭載される、
環境性能に優れる最新テクノロジーです。
BMWが「知的でダイナミックな電気走行」をキャッチコピーに掲げる、
新世代ハイブリッドシステム「eDriveテクノロジー」について説明します。
eDriveテクノロジーの開発の背景
厳しい環境性能を求められる時代においても、
スポーツマインド溢れる走りを大事に考えるBMWらしさで、
ダイナミックな走行性能とガソリンを使わず電力だけで走るゼロ・エミッションを達成したのが、
「eDriveテクノロジー」です。
従来からBMWが取り組んできた、より少ない燃料で、より高い性能を実現するという、
相反した2つの要素を融合させる、
「BMW Efficient Dynamics」の概念を具現化したテクノロジーです。
eDriveテクノロジーの機能
BMWのeDriveテクノロジーは、「電気モーター」、「高性能リチウムイオン・バッテリー」、
「革新的なエネルギー・マネジメント」の3つの要素を高次元で連携させることで実現しました。
これらの要素の連携を図ることで、
効率の良い環境性能に優れる先進のクルマ作りが可能となります。
1.電気モーター
高出力のツインパワー・ターボ・エンジンと、
eDriveテクノロジーを採用した電気モーターにより、低燃費とパワフルな走りを提供します。
バッテリーがフル充電であれば、ガソリンを1滴も消費せず、
電力だけで最大35kmの走行が可能です (BMW330e欧州仕様車の自社データ) 。
買い物などの近隣の日常走行ではゼロ・エミッション走行が可能となり、
1日分の走行に必要となる電力をプラグイン充電のみで賄える計算になります。
2.高性能リチウムイオン・バッテリー
冷却システムの大幅な向上によって、安定した動作に最適な温度を維持し、
システムの高性能化と耐久性において飛躍的な進化を見せました。
また、バッテリーの充電は、自宅や外出時に充電器を使って容易に可能です。
買い物の合間の充電や全国に拡大する充電ステーションにより利便性が飛躍的に向上しています。
ナビゲーションシステムと専用スマホアプリにより、
最寄りの充電ステーションを検索することが可能です。
3.インテリジェント・エネルギー・マネジメント・システム
eDriveではボタン操作で「AUTO eDriveモード(標準)」、「MAX eDriveモード(電力のみ)」、
「SAVE BATTERYモード」の3つの走行モードから、
走行状態に合わせ電気モーターの駆動を選択可能です。
近距離なら電気モーターのみで走行し、
長距離や高速走行やフル加速などエンジンパワーを必要とする走行時には、
電気モーター+内燃エンジンで必要な動力を効率的に確保します。
「eDriveテクノロジー」は、「駆け抜ける歓び」を掲げるBMWらしい、
ダイナミックな走行性能と高い環境性能を実現した革新的な技術です。
「少ない燃料でより快適に走りを愉しむ」というコンセプトは、
今後もBMWのクルマ作りの思想として「eDriveテクノロジー」とともに進化し続けることでしょう。