【トヨタ】クロールコントロール技術で圧倒的なオフロード制御を実現

トヨタのクロールコントロールは、エンジン出力とブレーキを自動的に制御するシステムです。
岩場や沼地など本格的なオフロード走行では、ドライバーの身体が揺れるため、デリケートなアクセル＆ブレーキコントロールが困難です。

その際に、ドライバーはアクセルとブレーキ操作から解放されることで、ハンドル操作に集中できるため、より安全性・走破性が高まります。

シフトレバーの脇にあるスイッチ操作だけで簡単に設定が可能です。
また、砂地でスタックした際もスムーズに脱出が可能となる、画期的な制御技術です。

クロールコントロールは、元々トヨタの本格的クロスカントリー4WD車「ランドクルーザー」に搭載された、オフロード走破技術です。

その仕組みは速度・加速度の各センサーからの情報を基に、エンジンの出力調整とブレーキ油圧を最適に配分します。

人間の能力ではかなわない、超低速走行を維持する微妙なアクセルとブレーキのオン・オフの調整を精密にコントロールします。
速度調整は走行状態にあわせて5段階から設定します。

また、クロールコントロールは、坂を下るダウンヒルコントロールと、クルーズコントロールの各機能を同時に行うシステムが組み込まれています。

急な下り坂や雪道、滑りやすい路面でもタイヤをロックさせることなく、安心してステアリング操作に集中できます。

クロールコントロール技術を採用しているトヨタ車は、本格的な4WD車に限定されます。
クロールコントロールは、優れた走破性能をより発揮するためにも、ヘビーデューティーなオフロード走行時では、欠かすことができない機能と言えるでしょう。

・ランドクルーザー
・ランドクルーザープラド
・ＦＪクルーザー

トヨタのクロールコントロールは、ウィンタースポーツやオフロード走行を積極的に行う方にとっては、画期的な機能です。
ぜひ、一度体感してみてはいかがでしょうか。

走破性のみならず、走行安全性、快適性を高める技術として、広く応用が期待される制御技術と言えるでしょう。