中古車購入
更新日:2017.04.12 / 掲載日:2017.04.11
認定中古車の定義やメリット・デメリットとは

goo-net編集チーム
認定中古車とは、輸入車正規ディーラーが代表的ですが、
最近ではそれ以外にも、国産車正規ディーラーや中古車専門販売店のものなどがあります。
一般の中古車と比べるとメンテナンスが行き届いた程度の良い中古車というイメージがありますが、
認定中古車と言ってもそれぞれ定義が異なることもあります。
ここでは、認定中古車の定義やメリット・デメリットについて説明します。
認定中古車とは?定義はあるの?
認定中古車の定義とは、一般的には、メーカー系ディーラー販売店が独自に定めた、
厳しいいくつかの条件をクリアした良質な中古車ということになります。
ただし、認定中古車と言っても均一的な取り決めはなく、
国産ディーラーや中古車専門販売店の場合には、
メーカー系ディーラー販売店が定義する認定中古車とは定義が異なります。
しかし、認定中古車の名前を付けるため第三者機関によるプロの鑑定を受けており、
認定を受けた中古車の場合には信頼性は高いと言っても良いでしょう。
このように、認定中古車と言っても取り扱う販売店によってその定義は異なりますが、
一般的な中古車よりも信頼性は高いと言えるでしょう。
もちろん、認定中古車には多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットもあります。
認定中古車のメリットについて
認定中古車のメリットは、大きく2つあります。
まず、消耗品の交換や厳しいチェックを受けていますので、
信頼性の高い車を安心して購入することができるということです。
もうひとつのメリットは、長期保証が付いているということです。
中古車を購入する際に、最も心配なのが車の状態がどうなのかということです。
外見は見て判断できますが、中身のことはなかなか判断できません。
その点、認定中古車の場合には、厳しい基準を元にチェック・点検が行われることです。
さらに、長期保証が付いていることで、
万が一、購入後に故障したとしても保証で受けることができるため、
購入後のトラブルに関しても不安が少ないことです。
つまり、この中古車は厳しいチェック・点検を受けたもので、
長期保証も付いているので信頼できます、と認定することで、購入者に安心感を与えています。
認定中古車のデメリットについて
逆に、認定中古車を購入するデメリットもあります。
普通の中古車に比べると、厳しい水準に基づくメンテナンスがなされているため、
価格が割高になるという点です。
ブレーキパッド、オイル類、バッテリー、タイヤなどの消耗品の交換をはじめ、
動力系統、操舵系統、ブレーキ系統など高い基準で整備されるため、
どうしても割高になってしまいます。
認定中古車は一般的な中古車と比べて、
それぞれの販売店が定めた多くの項目に対して手を入れた高品質な車両です。
ただし、それぞれの中古車販売店の基準により「認定中古車」として用意されているので、
どういう基準でどういうチェック・整備がなされているのかを、
きちんと確認した上で購入を検討すると良いでしょう。