スバルエクシーガとトヨタプリウスαの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■スバル エクシーガ（EXIGA）２．５ｉスペックＢ アイサイト
全長×全幅×全高
4740×1775×1650mm

■トヨタ プリウスα（PRIUS_ALPHA）Ｓツーリングセレクション
全長×全幅×全高
4645×1775×1575mm

両車の全幅は同じサイズながら、エクシーガの方が全長95mm、全高75mm上回ります。

エクシーガは当初ワゴンを発展させた「多人数乗り車」として誕生し、
ミニバンらしく室内空間の広さをイメージさせるデザインです。

プリウスαは背の低いミニバンとしてデザインされています。

■スバル エクシーガ（EXIGA）２．５ｉスペックＢ アイサイト
（前）215/45R18
（後）215/45R18

■トヨタ プリウスα（PRIUS_ALPHA）Ｓツーリングセレクション
（前）215/50R17 91V
（後）215/50R17 91V

両車ともタイヤ幅は同じながら、
エクシーガの方が1インチ大径で偏平率の低いスポーティなタイヤが標準装備されています。

エクシーガは歴代のスバル車でも定評のあるスペックＢ専用の足周りを持ち、
18インチのタイヤを履きながら、しなやかな乗り心地を実現しています。

プリウスαはハイブリッドカーながら運動性能と乗り心地のバランスを重視した設定です。

ともにアルミホイールを標準で装備しています。

■スバル エクシーガ（EXIGA）２．５ｉスペックＢ アイサイト
7名

■トヨタ プリウスα（PRIUS_ALPHA）Ｓツーリングセレクション
7名

両車ともに3列シートを備え7名の乗車定員です。

■スバル エクシーガ（EXIGA）２．５ｉスペックＢ アイサイト
JC08モード燃費：13.2km/リットル
排気量：2498cc
最高出力：173ps(127kW)/5600rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン

■トヨタ プリウスα（PRIUS_ALPHA）Ｓツーリングセレクション
JC08モード燃費：26.2km/リットル
排気量：1797cc
最高出力：99ps(73kW)/5200rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン

駆動方式はエクシーガがフルタイム4WD、プリウスαはFFです。

エクシーガは排気量2.5Lの水平対向自然吸気エンジン、
プリウスαは排気量1.8Lエンジン+ハイブリッドシステムを搭載しています。

エクシーガは2.5Lエンジンの豊かなトルク特性によって、中低速から優れた走行性能を誇ります。

プリウスαは大容量のモーターと組み合わせ、
低速から高速道路の追い越しまで、積極的にモーターが力強くアシストします。

燃費はプリウスαの方が、13.0km/リットル優れた数値となっています。
これはプリウスαの搭載する経済性に優れたハイブリッドシステムによる差だと言えるでしょう。

両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、エクシーガは年間45,000円、プリウスαは年間39,500円です。

※自動車税は2016年10月時点で参照したものとなります。

■スバル エクシーガ（EXIGA）２．５ｉスペックＢ アイサイト
室内長×室内幅×室内高
2720×1510×1275mm

■トヨタ プリウスα（PRIUS_ALPHA）Ｓツーリングセレクション
室内長×室内幅×室内高
2690×1520×1220mm

エクシーガの方が、室内長30mm、室内高55mm上回りますが、
室内幅はプリウスαが10mm上回っています。

エクシーガは、ゆとりあるボディサイズの恩恵により、
全席ヘッドクリアランスと足元に十分な余裕があり、
大人7名がリラックスできる居住性を提供しています。

プリウスαは後席になるほどヒップポイントが高くなる2+3+2のシアターレイアウトを採用し、
ボディデザイン以上に視界の良さが自慢です。

ともに多彩なシートアレンジが可能なセカンド＆サードシートを備え、
ラゲージスペースも広く、大きな荷物や長尺ものを積む際に大変便利です。

■スバル エクシーガ（EXIGA）２．５ｉスペックＢ アイサイト
2,862,000円

■トヨタ プリウスα（PRIUS_ALPHA）Ｓツーリングセレクション
3,136,909円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。

両車ともそれぞれのメーカーの人気車種として、申し分ない乗り心地を実現しています。

プリウスαの方が130kg軽量であり、
独特なハイブリッドシステムのドライブフィールからも乗り味も大きく異なります。

■スバル エクシーガ（EXIGA）２．５ｉスペックＢ アイサイト
アルカンターラとレザーのコンビシートはしなやかな手触りで、
クッション性に優れた快適な座り心地です。

歴代のスバルのスポーティモデルに設定される専用の足周りを持つスペックBは、
通常のモデルより10mm低い車高と18インチのタイヤを履きながら、
しなやかな快適な乗り心地が特徴です。

高剛性ボディ、振動の少ないパワフルな2.5L水平対向自然吸気エンジンと併せ、
静粛性の高い上質な室内空間を実現しています。

■トヨタ プリウスα（PRIUS_ALPHA）Ｓツーリングセレクション
全高1575mmの高さを活かし、運転席からの視点も高く、視界の良さと運転のしやすさが特徴です。
17インチのタイヤを履き、ダンピングの効いたフラットな乗り心地を提供しています。

積極的なハイブリッドシステムの介在により静かなキャビンは、
高級感のあるソフトな肌触りの良いシートの恩恵もあり、
とても居心地の良い移動空間を実現しています。

最小回転半径は、エクシーガが5.6m、プリウスαが5.8mと、
エクシーガの方が小回りがきく事がわかります。

主にホイールベースとハイブリッドシステムならではの、
タイヤの切れ角の差が最小回転半径に起因していると言えるでしょう。

両車はスバルとトヨタを代表するミニバンの異なるカテゴリーです。
ともに人気の高い両車ですが、デザインコンセプトや搭載するエンジンなどに特徴のある2台です。

■スバル エクシーガ（EXIGA）２．５ｉスペックＢ アイサイト
ミニバンカテゴリーながら、走りを意識した、
「7シーターパノラマツーリング」のキャッチコピーで登場したエクシーガです。

スバルの伝統とも言うべき、2.5L水平対向自然吸気エンジン+フルタイム4WDをベースに、
全天候型の走行安定性と快適性を高い次元で可能にした、
ミニバンとSUVの中間に位置するコンセプトデザインです。

後列にかけ、徐々に高くなるシートレイアウト「シアターシートレイアウト」を採用し、
全席見晴らしの良さが自慢です。

スペックＢ専用の低められた車高と18インチタイヤ、スポーティながらしなやかな乗り心地、
しっとしりした上質な手触りのアルカンターラとレザーのコンビシートなど、
魅力の詰まったパッケージングです。

スバル独自の運転支援システム「アイサイト」を装備し、
質の高い走りと乗り心地を可能にしたSUVから、
上質でスポーティなSUVを求める方々におすすめです。

■トヨタ プリウスα（PRIUS_ALPHA）Ｓツーリングセレクション
空力特性に優れた前後スポイラー、17インチの大径タイヤを装着し、
走りの安定性を高めたモデルです。

排気量1.8Lエンジン+大容量ハイブリッドシステムを搭載し、
中低速から高速走行まで静かに力強くモーターがアシストしてくれる運動性能を持っています。

後席にいくほどヒップポイントを高くして、視界を確保する、
シアターレイアウトを採用し、ゆったりとした室内空間を誇ります。

スタイリッシュなデザインや圧倒的な省燃費性能だけでなく、
大人7人が快適に移動できる居住性としっかりした上質な乗り心地を求める方々におすすめです。

エクシーガと比較してやや幅広い年齢層を意識したコンセプトデザインです。

※参考URL
スバル エクシーガ（EXIGA）２．５ｉスペックＢ アイサイト:
http://www.goo-net.com/catalog/SUBARU/EXIGA/10091894/index.html

トヨタ プリウスα（PRIUS_ALPHA）Ｓツーリングセレクション:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/PRIUS_ALPHA/10103674/index.html