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更新日:2020.04.13 / 掲載日:2016.10.07

スズキスペーシアと日産マーチの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

スズキスペーシアと日産マーチの燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回はスズキの人気車種のスペーシア(SPACIA)Gと、
日産のマーチ(MARCH)Sを徹底比較したいと思います。

共にスズキと日産を代表する軽ハイトワゴンとコンパクトハッチバックタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
全長×全幅×全高
3395×1475×1735mm

■日産 マーチ(MARCH)S
全長×全幅×全高
3825×1665×1515mm

マーチの方が、全長430mm、全幅190mm上回りますが、
全高はスペーシアが220mm上回っています。

スペーシアは軽自動車の規格いっぱいのサイズで作られ、
スペース効率を重視した軽ハイトワゴンです。

マーチは全長4m未満、全幅は5ナンバー枠内の1695mm以下で、
全高は立体駐車場に余裕で入る1550mm以下のコンパクトハッチバックです。

タイヤサイズ

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
(前)155/65R14 75S
(後)155/65R14 75S

■日産 マーチ(MARCH)S
(前)165/70R14 81S
(後)165/70R14 81S

両車とも14インチの同径ながら、マーチの方がひと回り太いサイズのタイヤを標準装備しています。
両車ともにサイドウォールに高さのある、それぞれのクラスでは標準的なタイヤを備え、
経済性を重視した設定と言えるでしょう。

乗車定員

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
4名

■日産 マーチ(MARCH)S
5名

スペーシアは軽自動車の規格に沿った4名の乗車定員です。
4人家族もしくは、大人2名プラス12歳未満の子ども3名までなら乗車が可能です。
マーチは5名の乗車定員です。
※法令は2016年10月時点で参照したものとなります。

維持費(燃費)

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
JC08モード燃費:32.0km/リットル
排気量:658cc
最高出力:52ps(38kW)/6500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

■日産 マーチ(MARCH)S
JC08モード燃費:21.4km/リットル
排気量:1198cc
最高出力:79ps(58kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン

両車とも駆動方式はFFです。
スペーシアはS-エネチャージと呼ばれるハイブリッド機構を持ったエンジンが搭載され、
モーターが発進加速時から85km/hまでの、
幅広い速度域をスムーズにアシストしてくれるエンジン特性です。
マーチは排気量1.2L 3気筒自然吸気エンジンを搭載しています。

燃費はスペーシアの方が、10.6km/リットル上回っています。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
マーチの自動車税は年間34,500円です。

軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。
※自動車税は2016年10月時点で参照したものとなります。

室内

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
室内長×室内幅×室内高
2215×1320×1375mm

■日産 マーチ(MARCH)S
室内長×室内幅×室内高
1905×1370×1270mm

室内スペースは両車のボディタイプの違いが数値に顕著に表れています。

スペーシアの方が、室内長310mm、室内高105mm上回りますが、
室内幅はマーチが50mm上回っています。

スペーシアはリアシートを大きくスライド、リクライニングさせる機構を備え、
後席の両側スライドドアと併せて、優れた居住性と乗降性が特徴です。

マーチはコンパクトなボディながら、ヘッドクリアランスと後席の足元に十分な余裕があり、
数値以上に広さを感じるパッケージングです。

両車ともに可倒式の後席を備え、長尺ものや大きな荷物を積む際の利便性に優れています。

新車価格

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
1,274,400円

■日産 マーチ(MARCH)S
1,151,280円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

マーチはホイールベースが25mm長く、車両重量も100kg上回り、
エンジンタイプや出力特性などの違いにより乗り味も若干異なります。

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
幅広い速度域でスムーズにアシストしてくれるS-エネチャージエンジンと、
ほどよい反発性を持った厚みのある手触りの良いシートにより、
疲れの少ない快適な乗り心地を提供してくれます。

また、偏平率の高いソフトなタイヤと軽量で高剛性低床ボディのバランスの良さから、
軽ハイトワゴンながら揺れの少ない安定した走行性能を実現しています。

■日産 マーチ(MARCH)S
トリコット製のタッチの良いシートは掛け心地も良く、
柔らかめに設定されたサスペンション、空気量の多いタイヤと相まって、
地面の凹凸や路面からの振動をうまく吸収してくれます。
エンジン特性の優れた3気筒エンジンの軽さもあり、軽快な乗り心地と言えるでしょう。

操作性

最小回転半径は、スペーシアが4.4m、マーチが4.5mと、
スペーシアの方がわずかに小回りがきくことがわかります。
両車の差は、主にホイールベース長と前トレッド幅の違いが起因していると言えるでしょう。

ターゲット層

両車とも経済性に優れたエンジンを搭載しており、
スズキと日産を代表する非常に人気のある2台です。
ボディタイプと搭載するエンジンタイプの違いが大きな特徴となります。

■スズキ スペーシア(SPACIA)G
軽ハイトワゴンの特徴により、ボディの4隅にタイヤが付く構造なので、
全長とホイールベースのバランスにより、ゆったりとした乗り心地が体感できます。
また、開放感のある圧倒的な広い室内スペースと視界の良さが自慢です。

両側リアスライドドアを備え、低床フロアとロングスライド&リクライニング機構により、
後席へのアクセスに大変優れています。

パワフルなハイブリッドエンジン「S-エネチャージ」システムの燃費の良さから、
毎日の移動に経済性の優れた広々とした軽ハイトワゴンを求める方々へおすすめです。

■日産 マーチ(MARCH)S
小回りのきくコンパクトなボディは見切りが良く、
車庫入れや市街地のすれ違いなど運転のしやすさが特徴です。

軽量なボディと市街地走行を意識した自然吸気エンジンの特性から、
キビキビした走行性能を誇ります。
柔らかな乗り心地、運転のしやすさ、快適な居住性など、
街乗りからドライブまで長く乗れる車を求める方々へおすすめです。

丸みを帯びたデザインは、
スペーシアと比較してより年齢層を広く意識したパッケージになっています。

外観

  • スズキ スペーシア(SPACIA)G

    goo-net編集チーム

    スズキ スペーシア(SPACIA)G

  • 日産 マーチ(MARCH)S

    goo-net編集チーム

    日産 マーチ(MARCH)S

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※参考URL
スズキ スペーシア(SPACIA)G:
http://www.goo-net.com/catalog/SUZUKI/SPACIA/10097400/index.html

日産 マーチ(MARCH)S:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/MARCH/10101573/index.html

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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