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更新日:2019.06.14 / 掲載日:2016.08.26
日産ウイングロードとホンダフィットを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回は日産の人気車種のウイングロード(WINGROAD)15Sと、
ホンダのフィットシリーズのフィット(FIT)13Gを徹底比較したいと思います。
共に日産とホンダを代表する、
ステーションワゴンとコンパクトハッチバックタイプのベースグレードの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■日産 ウイングロード(WINGROAD)15S
全長×全幅×全高
4440×1695×1505mm
■ホンダ フィット(FIT)13G
全長×全幅×全高
3955×1695×1525mm
ウイングロードの方が全長485mm上回りますが、全高はフィットが20mm上回っています。
両車のサイズは、ボディタイプの違いの特徴がよく表れています。
全幅は両車とも5ナンバー枠の1695mmで、
立体駐車場に余裕で入る全高が1550 mm以下のサイズです。
タイヤサイズ
■日産 ウイングロード(WINGROAD)15S
(前)185/65R15 88S
(後)185/65R15 88S
■ホンダ フィット(FIT)13G
(前)175/70R14 84S
(後)175/70R14 84S
ウイングロードの方が、1インチの大径でひと回り太いタイヤを標準装備しています。
空気量はほとんど同じなので、特に乗り心地には違いはなく、
どちらも経済性に優れたタイヤと言えるでしょう。
乗車定員
■日産 ウイングロード(WINGROAD)15S
5名
■ホンダ フィット(FIT)13G
5名
乗車定員は両車とも5名です。
維持費(燃費)
■日産 ウイングロード(WINGROAD)15S
JC08燃費:17.2km/リットル
排気量:1498cc
最高出力:109ps(80kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
■ホンダ フィット(FIT)13G
JC08燃費:26.0km/リットル
排気量:1317cc
最高出力:100ps(73kW)/6000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
両車とも駆動方式はFFです。
ウイングロードは1.5L、フィットは1.3Lの4気筒自然吸気エンジンを搭載しています。
燃費はフィットの方が8.8km/リットルほど数値的に優れています。
これはフィットの方が230kg軽量なことと、
高効率なエンジン特性が主に起因していると言えるでしょう。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、両車とも年間34,500円です。
※自動車税は2016年8月時点で参照したものとなります。
室内
■日産 ウイングロード(WINGROAD)15S
室内長×室内幅×室内高
1955×1395×1210mm
■ホンダ フィット(FIT)13G
室内長×室内幅×室内高
1935×1450×1280mm
ウイングロードの方が、室内長は20mm上回りますが、
フィットの方が、室内幅55mm、室内高70mm上回っています。
ウイングロードはワンタッチ操作でリアシートと助手席を倒すことが可能で、
ステーションワゴンならではの広いラゲッジスペースが特徴です。
フィットは低床化とガソリンタンクを前席の下へ配置することで乗降性に優れ、
数値以上に広さを感じるパッケージと言えるでしょう。
可倒式のリアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際にとても便利です。
新車価格
■日産 ウイングロード(WINGROAD)15S
1,782,000円
■ホンダ フィット(FIT)13G
1,299,800円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
ウイングロードの方がホイールベース長70mm、車両重量230kg上回り、
乗り心地や操縦性など乗り味も異なります。
■日産 ウイングロード(WINGROAD)15S
たくさんの荷物の積載を想定した少し硬めのしっかりした足周りです。
サイドウォールに高さのあるタイヤと、
柔らかいタッチで滑りにくい凹凸加工を施したジャージ地シートとのマッチングにより、
快適な乗り心地です。
■ホンダ フィット(FIT)13G
ホンダらしい腰のある少し硬めな足周りです。
厚みのある体圧分布に優れた、疲れにくいシートと、
軽量で高剛性ボディは乗り心地の良さに貢献しています。
静粛性の高さとハンドリングの良さも特徴です。
操作性
最小回転半径は、ウイングロードが5.2m、フィットが4.7mと、
フィットの方が小回りがきくことがわかります。
ボディの大きさとホイールベース長の差が、最小回転半径に大きく起因していると言えるでしょう。
ターゲット層
両車はステーションワゴンとコンパクトハッチバックとタイプが異なり、
ボディデザインやサイズなど乗り味にも大きな違いがあります。
■日産 ウイングロード(WINGROAD)15S
5ナンバーサイズのステーションワゴンタイプです。
サイドのガラス面が立ち、視界も良く明るく広い室内が特徴です。
たくさんの荷物を積んでも、余裕のあるエンジンにより軽快な走行性能を誇ります。
ワンタッチ操作でリアシートと助手席が倒せ、
利便性の高さもステーションワゴンならではの機能です。
ビジネスユースからロングドライブまで、
機能性の高いステーションワゴンを求める方々へおすすめです。
■ホンダ フィット(FIT)13G
全長4mを切るボディとガラス面の大きさから見切りもよく、
車庫入れや市街地のすれ違いなど運転のしやすさが特徴です。
ガソリンタンクを前席の下に配置する独自のセンタータンクレイアウトにより、
室内は数値以上に広いパッケージングです。
静かな4気筒エンジンと揺れの少ない乗り心地から、
ゆったりとした快適なコンパクトハッチバックを求める方々へおすすめです。
高効率エンジンにより燃費の良さも自慢です。
ウイングロードと比較してより年齢層を広く意識したパッケージになっています。
外観
goo-net編集チーム
日産 ウイングロード(WINGROAD)15S
goo-net編集チーム
ホンダ フィット(FIT)13G
※参考URL
日産 ウイングロード(WINGROAD)15S:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/WINGROAD/10104055/index.html
ホンダ フィット(FIT)13G:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/FIT/10099609/index.html