中古車購入
更新日:2018.11.28 / 掲載日:2015.12.25
いま狙うべき最強の釣りグルマはコレだ!!

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
クルマは、ときに趣味を充実させるツールにもなる。ウィンタースポーツ派は4WD、仲間でわいわいバーベキューならミニバン。ゴルファーならゴルフバッグが積めなければ困るし、チェロやコントラバスのように大きな楽器を演奏する人は運搬しやすいクルマを選ぶ。
一方で、そんな感じにスパッと割り切れない趣味のひとつが「釣り」だ。ねらう獲物によって道具も行く先も魚の大きさもちがってくるからだ。キャッチ&リリースのバスフィッシングやヘラブナ釣りなら竿やルアー、仕掛け、タモ、椅子など「釣る」という行為のために必要な道具だけでOKだが、海釣りの場合は釣った魚を入れてくるクーラーボックスを載せるラゲッジスペースがないと困ってしまう。また、単独釣行用なのか友人と一緒に行くことが多いのかでも、クルマの大きさはちがうのでよく吟味して「最強」のフィッシングパートナーをゲットしよう!
いろいろな使い勝手を想像しながら編集部としてオススメの釣りグルマを3台選んだ。諸条件によってベストチョイスは変わってくるだろうが、是非とも参考にしてもらいたい。
■編集部注目のモデルはコレ!
ダイハツ ウェイク
ねらい目年式 2014-2015
中古車参考価格帯 150万円〜200万円

【特注!?と思うほどの恐るべき素質】
レジャーでの幅広い利用シーンを想定しながら、荷室の広さと快適さを追求して開発された軽乗用車。純正オプションとして7.8ftまで対応する5本収納の「ロッドホルダー」や防水のラゲージバッグ、ラゲージマットなどまで用意されていることからも、釣り人のかゆいところに手が届く仕様を目指したことがうかがえる。荷室は、標準仕様で2段積み、オプションのラゲージボードを追加すれば3段積みが可能で、小物を分けて収納したいときにも便利。
背が高く広々とした車内は、仕掛けを作ったり着替えたりするのにも便利。天井にロッドをかけられるホルダー(オプション)をつければ、その様子はまさにホビールーム!
「趣味を応援するクルマ」としての人気は、徹底した使い勝手のよさ。この1台で釣りが変わる!?
【相場の特徴】
新車価格が135万円~189万円と軽乗用車にしては高めなため、中古車の相場も高め。道具を載せてそこそこの距離を走ることを考えると、ターボモデルの「G」または「X」を選びたい……となると150万円~となる。FFか4WDかはお好みで。釣り専用装備を備えた個体が中古市場に出回っていることは稀なので、巡り合えたら即買い。そうでなければ、広さを活かして工夫するべし。
車中泊にも対応するなど、幅広いユーザーから人気を集めるモデルだけに中古車でも強気の相場となっているのは仕方ない。購入時の「思い切り」も大事と心がけたい。
トヨタ ノア ねらい目年式 2014-2015 中古車参考価格帯 190万円~320万円

【ゆとりの快適スペースでくつろぐ】
3列目をたたまなくともかなりの荷物が積める。深い床下収納は、道具を積みっぱなしにできて便利だ。
早朝釣りに便利なのがブラインド。広々とした車内でゆっくりと休むことができる。
【相場の特徴】
中古相場は、発売から1年ほどしか経過していないため若干高め。240万円~280万円がボリュームゾーンとなっているが、供給量が増えてくれば価格も落ち着いてくる。兄弟車の「ヴォクシー」よりもおとなし目のルックスのノアは、相場も若干低めなのがうれしい。
いい釣り場を探すためにもカーナビはマストアイテム。中古車価格には反映されにくいので、付いているものを探したい。
ホンダ モビリオスパイク ねらい目年式 2005-2008 中古車参考価格帯 60万円~90万円

【お手ごろプライスで快適フィッシングにGo!】
フリードシリーズのフリード スパイクのルーツにあたるコンパクトトールワゴン。「趣味を楽しむクルマ」がコンセプトで、ファミリー向けのモビリオをベースに実用性を重視して開発されている。3列目シートを廃止した5人乗りで2列目シートを畳めば段差のない広いカーゴルームとして使えるほか、リヤゲートも開口部を広げて積載性を高めている。
整然としたインテリアは広々。それで十分、と思わせる空間だ。
ラッゲッジスペースの余裕ぶりはクラスを超えたもの。必要そうな道具も躊躇なく持っていける!
【相場の特徴】
趣味用のクルマとして愛用したオーナーが多いこともあって、走行距離10万kmオーバーの多走行車の割合も高い。そのぶん価格は安めで、30万円台から出まわっているので、状態を見極めながら安く買い、道具として割り切って使い倒すのがいいだろう。
濡れた道具も安心して積める撥水シート表皮 & 撥水ドアライニング表皮の仕様もあるので探してみよう。