中古車購入
更新日:2015.05.25 / 掲載日:2015.05.22
新車と中古車の維持費の比較をしてみよう

goo-net編集チーム
“新車は高価で手がでないけど、
中古車ならば購入価格が新車に比べて安いから、中古車にしようかな?”
“でも、中古車は新車に比べて何かと維持費がかかるっていうしな…どうしようかな…”
車を新しく購入しようと考えるとき、誰もが迷うところですよね。
「新車は高いが維持費がかからない」
「中古車は安いけど維持費がかかる」
トータルで考えるとどちらが『特』なのか、両者の維持費を比較してみましょう。
新車VS中古車 維持費の比較
ガソリン代
きちんとオイル交換をして省エネ運転をしていれば、
新車・中古車でガソリン代に違いはないでしょう。
それよりも、〇〇km/Lや、ガソリン・ハイオク・軽油・電気・水素などの、
エネルギーの違いなど、車種の違いによるものが大きいといえます。
税金
税金の面で考えると、
エコカー減税の対象車であれば新車でも中古車でも構わないのですが、
エコカー減税対象となっている車種が多いのは、圧倒的に新車でしょう。
中古車の場合は、車検が残っている車を購入すれば、
自動車重量税は次の車検まで支払う必要はありませんし、
自賠責保険も残りの期間分だけ支払うことになります。
メンテナンス費用
新車にはだいたい5年間10万kmの保証がついています(メーカーや車種によって異なる)。
この保証は、買い替えでオーナーが変わっても引き継ぐことができます。
そのため、中古車を購入する際は、
前のオーナーの保証内容がどうなっているのかも確認しておきましょう。
また、中古車の保証も、メーカー直販なら1年間の無料保証が付きますし、
販売店で独自に設けている場合もあります。
または、購入時にオプションとして有償で保証に加入できる場合もあるので、
保証内容がどうなっているのかも確認しましょう。
大体の車種は、10万kmを目安に寿命がくる部品が多くありますので、
高い費用がかかることを覚悟しておきましょう。
また、走行距離が長くなるにつれて故障が増えてくるので、
定期的に点検も必要ですしオイル交換も行なわなくてはなりません。
下取り価格
忘れてはならないのが「下取り価格」です。
新車で購入した場合、走行距離にもよりますが、下取りしてもらえることが多いですし、
大きな事故に遭っていない限りは価格も高くなる傾向にあります。
対して中古車は、10万km以上走行している場合が多いですし、
下取り価格がつかないことが多いのです。
すべてではないですが、おおよそ、
・新車 = 下取り有
・中古車 = 下取り無
とおぼえておきましょう。
設備費用
次に設備費用の比較をしてみましょう。
中古車にはすでに前のオーナーがさまざまな設備、
(カーステレオやエアロパーツなど)を取り付けていることが多く、
好みの車を購入するので、そういった設備投資に使う費用は少なく済みます。
一方、新車は自分の好みに変えていく楽しみはありますが、
設備投資には多くの費用がかかってしまいます。
新車と中古車の維持費を比較した上でのまとめ
中古車を選ぶなら“じっくり良し悪しを見極めることが大事”ということです。
程度の良い車で、前のオーナーが常日頃メンテナンスをしっかりしていた方なら、
中古車で購入しても維持費が少なくて済みますし、
程度の悪い中古車を購入してしまったら、
故障も多くなる可能性もあり、修理費が嵩んでしまって、結局維持費がかかってしまいます。
維持費が安い中古車のポイントとしては、
・値段で判断せずに程度やエンジンなどもチェックする
・エコカー減税対象車だとガソリン代や税金などが安い
・走行距離が少ないとメンテナンスも少なくて済む
・車検期間が残っている(いつまで)
などが挙げられます。
中古車を購入するならば、何度も店に足を運んだり試乗したりして、
より良い車両を見極めましょう。