徹底分析中古車相場
更新日:2022.03.16 / 掲載日:2022.03.10
徹底分析! 中古車相場 今が旬の1台を相場データで見極める!
今月のターゲット

三菱 アウトランダーPHEV(先代型)
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販売時期:2013年1月〜2021年12月
●グーネット流通台数:約450台
05年に発売された初代アウトランダーは、都会的デザインのミドルサイズSUVで、スマッシュヒットとなった。
12年にフルモデルチェンジされると、2代目モデルでは、高性能4WDや先進の安全装備が搭載されるなど本格派オフロードSUVとしての技術はもちろん、内外装の高級感も向上。ひとクラス上の質感を備えたモデルへと成長した。
そして翌13年、同2代目モデルをベースとしたプラグインハイブリッドカーの「アウトランダーPHEV」が誕生。通常時はEV(電気自動車)として走行し、バッテリーがなくなればエンジンと併用でハイブリッドカーとして長距離であっても走行可能で、低燃費性能と同時に、高い環境性能を実現している。
21年末には現行型となる新型モデルが登場したが、希少なPHEVということで、先代モデルもいまだに高い人気を誇っている。


新型はどうだ?
[三菱]アウトランダーPHEV(現行型)
中古車中心相場 流通物件なし

さらに進化を果たした先進性
先代型同様、かつてi-MiEVで培われたEV技術や三菱伝統の4WD&SUV技術が結実しており、出力の向上、航続可能距離の拡大、安全性能の拡充などを実現。新たに7人乗りも設定されている。中古車市場での流通物件はまだほとんどない。
過去1年の相場動向

Buyer’s Guide >> 新型への乗り換えで流通台数も充実
約9年もの間、長く販売されたこともあって、国産車では希少なPHEVモデルでありながら、流通台数は多め。流通物件も各年式でバラけていて、相場も広範囲にわたっている。当然ながら初期モデルが安くて150万円程度から、後期モデルが高くて350万円程度となっているが、2015年にフロントデザインを含め大幅に改良されており、そこを起点とした相場の差はある。新型が登場して、乗り換えるユーザーも多く、相場は下降傾向にある。