徹底分析中古車相場
更新日:2022.03.22 / 掲載日:2021.10.08
徹底分析! 中古車相場 今が旬の1台を相場データで見極める!
今月のターゲット

トヨタ プリウス(現行型)
●販売時期:2015年12月から
●グーネット流通台数:約5200台
世界初の市販量産型ハイブリッドカーとして97年に誕生した頃は、まだ実験的な雰囲気が色濃く、それほど販売台数も振るわなかった。しかし、より信頼性や実用性を増した2代目モデルがスマッシュヒットを記録すると、ついに09年の3代目モデルでは、日本車のベストセラーモデルに輝く。
この頃から、世間ではハイブリッドカーがスタンダードなものとなっており、15年に現行型となる4代目モデルが登場するとなると、究極の低燃費性能が求められた。
実際に登場した現行型では、40.8km/ℓ(JC08モード)の最高燃費に加え、TNGAによるボディ構造の一新により、走りのよさや乗り心地のよさ、静かさなどを獲得。さらに、先進の安全技術や同車初の4WDモデルの採用など、ユーザーフレンドリーな改良が施された結果、初期受注で月販目標台数の約8倍もの受注を記録した。


先代型はどうだ?
[トヨタ]プリウス(先代型)
中古車中心相場 20万から120万円

知的な雰囲気のデザインが好評
デザインの評価が高かったモデルで、現行型の攻撃的なデザインが好きになれないという人におすすめ。やはり市場流通台数は多く、約4600台。ただ10年ほど前のモデルになるので、コンディションの見極めは大切だ。
過去1年の相場動向

Buyer’s Guide >> 今年に入って一気に下がってきたところ
年明けくらいから相場は下がり続けていて、夏前に一度下げ止まりした状況だ。初期の購入者が3度目の車検を迎える頃であり、ねらい目の時期。ベストセラーであった期間が長く、中古車の流通台数もかなり多いので、好みのグレードやボディカラーを選びやすい。年式が古くても、よほど走行距離が多くなくて、ごく当たり前のメンテナンスさえされていれば、それほど恐れずに購入できるモデルとなっている。

ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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