徹底分析中古車相場
更新日:2019.07.10 / 掲載日:2019.02.12
【グー連載コラム】徹底分析中古車相場(2019年2月)

中古車を購入するうえで相場の動向をチェックするのは、お得に買うためには必須事項といっていい。そこでグー編集部が持つ膨大なデータから、過去1年の平均相場動向をもとに、日々変動する中古車相場について読み解いていこう。
(掲載されている内容はグー本誌2019年3月号の内容です)
【今月のテーマ】2019年のモデルチェンジが予想され相場の変動が注目される10モデル
ニューモデルの登場が中古車市場にもたらす影響は大きい。モデルチェンジが実施されることによってユーザーの興味はそちらに集まり、買い替え需要が促進される。そして新型車に乗り換えるユーザーが増えることで、それまで所有していたクルマは大挙して中古車市場に流れる。中古車相場は需給バランスによって変動するから、市場の流通台数が増加し、さらに型落ちになったことも相まって相場が下がる可能性が高まるというわけだ。
ただし、新型が登場しても相場が下がらないこともある。たとえば、新たに登場したクルマの販売が振るわないときは、旧型車の中古車相場が上昇することがしばしばある。また、先頃復活を遂げたスープラのように、新型の登場によって旧型に再度注目が集まれば、中古車の価格は高騰する可能性もある。
今回ピックアップしたのは、年内のフルモデルチェンジが予想されるクルマだが、このほかにも大掛かりなマイナーチェンジを予定しているクルマも存在する。型落ちになることで相場は必ず動くから、中古車を買うときには、狙っている車種の性能や機能のほか、デビューした時期などの情報も確認しておこう。そうすれば、常に変化する中古車相場の動向が見極めやすく、ベストな購入のタイミングを狙えるようになる。
トヨタ スープラ(最終型)

高性能スポーツでマニアにとって憧れの存在
トヨタが誇る高性能スポーツモデルで、上級グレードはツインターボエンジンを搭載し、当時の自主規制の上限値である280馬力を発生する。ロー&ワイドなフォルム、ハイレベルなポテンシャルで、生産終了後16年が経過した今も高い人気を誇る。
中古車参考価格帯:140万円から440万円【相場傾向↑・・・買い!】

1993年5月から2002年8月 ※全グレード
流通台数が極端に少なく、動態保存するユーザーも増えている。コンディションが良好な物件は、今後も高値を維持するだろう。新型が発表されたことで再度注目を集めることは間違いなく、相場は上がると予想される。
マツダ アクセラスポーツ(現行型)

コストパフォーマンスの高さが光る通な選択
スカイアクティブ技術によって実現した爽快な運転感覚が魅力で、あらゆる場面でドライバーが思い描いたとおりの走りを味わわせてくれる。スポーティな作り込みや、2タイプのディーゼルエンジンを設定するなど、モデル末期でも注目度は高い。
中古車参考価格帯:90万円から260万円【相場傾向↓・・・買い!】

2013年11月から ※全グレード
日本市場では国産ハッチバックの需要がいまひとつなうえに、新型が発表されたことも相まって相場は緩やかに下降している。内外装のクオリティが高く、走行性能も申し分なし。コスパの高さに納得できる選択といえる。
日産 エクストレイル(現行型)

多彩な能力が持ち味の万能車
SUVとして抜きん出た能力を持ち、自動運転技術のプロパイロットを採用するなど、モデル末期でも高い人気を維持している。今後のモデルチェンジの動向を踏まえて検討したい。
中古車参考価格帯:140万円から330万円【相場傾向↓・・・買い!】

2013年12月から ※全グレード
トヨタ ヴィッツ(現行型)

実直な作りが光る定番コンパクト
アクアの陰に隠れてしまった感はあるが、ハイブリッドが追加され、多彩なバリエーションから選択できることから市場では安定した人気を維持している。それゆえ相場の変動も少ない。
中古車参考価格帯:40万円から150万円【相場傾向→・・・買い!】

2010年12月から ※全グレード
トヨタ カローラアクシオ(現行型)

扱いやすさがウリの小型セダン
軽自動車の台頭で小型のセダンに対する需要は少なくなったが、それでも定番モデルとして根強い人気を誇る。相場の大きな下落は期待薄なので、条件に合う物件があったなら買いだ。
中古車参考価格帯:50万円から200万円【相場傾向↓・・・買い!】

2012年5月から ※全グレード
日産 デイズ(現行型)

質の高さを求めるなら最適の選択
三菱との合弁会社であるNMKVでの企画・開発となるのは従来型と同じだが、次期型は日産が主導権を握っている。現時点では相場に動きはないが、新型登場で大きく変動するはずだ。
中古車参考価格帯:40万円から140万円【相場傾向↓・・・買い!】

2013年6月から ※全グレード
トヨタ RAV4(最終型)

不人気でも実力派のシティSUV
2005年から約10年間販売された人気モデルで中古車の流通台数は多い。しかし、昨今のSUVと比較すると古さは否めず、人気がいまひとつであることから相場は下落傾向を強めている。
中古車参考価格帯:50万円から160万円【相場傾向↓・・・買い!】

2005年11月から2016年8月 ※全グレード
日産 ジューク(現行型)

独特の世界観がセールスポイント
デビューから8年が経過しているが、個性的なスタイルが功を奏して古さを感じさせない。相場は横ばいの状況が続き、年式のわりに底値感がないのも市場での根強い人気を証明している。
中古車参考価格帯:50万円から170万円【相場傾向→・・・買い!】

2010年6月から ※全グレード
三菱 パジェロ(現行型)

世界の悪路で鍛えた能力が魅力
本格オフローダーとして長い歴史を持ち、そのタフな走りは降雪地域や山間部で重宝されている。ショートボディや、クリーンディーゼル搭載モデルを設定するなどバリエーションも多彩だ。
中古車参考価格帯:80万円から370万円【相場傾向→・・・買い!】

2006年10月から ※全グレード
ホンダ フィット(現行型)

小型でも多彩なニーズに適応
センタータンクレイアウトによる巧みなパッケージング技術によってもたらされた、優れた居住性と実用性で幅広いユーザーから支持されている。中古車の人気も高く相場の変動も少ない。
中古車参考価格帯:60万円から160万円【相場傾向→・・・買い!】

2013年9月から ※ハイブリッドを除く