輸入車
更新日:2025.11.14 / 掲載日:2025.11.14
雪道でも安心!快速ステーションワゴン3選 予算400万円で狙えるおすすめ中古輸入車

雪道でも安心な快速ステーションワゴン【輸入車コンシェルジュ】
文と写真●ユニット・コンパス
※中古車参考価格はすべてグーネット2025年10月調べ。
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2025年11月号の内容です)
クルマ選びでいちばん大切なのは、購入したクルマが自分にフィットすること。そこでこのコーナーでは、相談者の夢や希望を元に編集部がオススメの輸入車を紹介!夢を実現化できる金額「予算400万円」をキーワードとして、毎回定番から意外性のあるものまで、さまざまな輸入車を提案していきます!
相談者[T・Fさん]
39歳/自営業/既婚

飲食店を経営しているT・Fさん。趣味はドライブで、休日には西へ東へと愛車で長距離を走り、温泉や観光を楽しんでいるのだとか。また、そうした土地での出会いが新メニューの開発にも役立っているそうです。今回の相談は、冬になっても行きたいエリアに安心して旅行したいというニーズからとのこと。
雪道でも安心な快速ステーションワゴン
いよいよ本格的な冬が近づいてきました。お住まいのエリアによっては、すでに愛車の冬支度を済ませたという方もいらっしゃるでしょう。
今回の相談は「長距離を快適に移動できて、雪道でも安心して走れるクルマは?」というもの。毎年雪に覆われるような降雪地域に住んでいるのでなければ、雪道を意識したクルマ選びはなかなかしません。でも、趣味などで降雪地域を年に数回でも訪れるなら、たしかに雪道での安心感が欲しいという要望はよくわかります。タイヤが滑ったときのズルっとくる感じ、怖いですよね。
もしもお住まいが降雪地域なら、最低地上高が高いSUVをオススメしたでしょうが、長距離を快適に移動できるとなると、少し話が変わってきます。最近のSUVは走行性能もかなりレベルアップしていますが、どうしても車体の重さや重心の高さが乗り心地に影響します。
そうなると有利になるのがセダンやワゴン。重心の低さは高速域での安定感に大きく貢献。長距離になるほど疲れにくいのです。
雪道で使われるというので、ウインタースポーツの可能性も考えてオススメはステーションワゴン。ワゴンのなかでも、雪道での高い安心感を提供するモデルをご紹介します。
【ボルボ V60 クロスカントリー】「ボルボのワゴン」に求めるイメージを体現しているのはこちら

欧州車でこうしたニーズに応えてくれるクルマといえば、やはり最初に思い浮かぶのがボルボです。ボルボの母国スウェーデンは北国で、特に北部は非常に厳しい寒さで知られます。そんな国で生まれ、育ったクルマだけに、ボルボのステーションワゴンは信頼されているのです。
そしてこれは試すことはできないのですが、ボルボには他メーカーを凌駕する高い安全性があることも見逃せないでしょう。どれだけ自分が安全に走行していても、追突などで事故に巻き込まれるリスクはなくせません。そういう万が一に対してもボルボには安心感があります。
オススメは、同社の中心的な存在であるV60のバリエーションモデルであるV60 クロスカントリー。現行V60はスポーティなキャラを強調しているので、万能ステーションワゴンを求めるなら、最低地上高をアップしたこちらがマッチします。
全車AWDで、スタイリングにもSUV的なタフさがあります。インテリアデザインも自然との調和を考えたもので、長く愛用できそうです。

2019年 ボルボ V60 クロスカントリー T5 AWD プロ(8速AT) ●全長×全幅×全高:4785×1895×1505mm ●ホイールベース:2875mm ●車両重量:1810kg ●エンジン:直4DOHCターボ ●排気量:1968cc ●最高出力:254ps /5500rpm ●最大トルク:35.7kgm/1500-4800rpm ●中古車参考価格:240万円〜590万円(19年〜25年 V60クロスカントリー 全グレード)
【メルセデス・ベンツ Eクラス オールテレイン(先代)】歴史ある高級ワゴンにSUV風味をトッピング

極めて高い実用性と高級車としての快適性をあわせ持つEクラス ステーションワゴン。その高い走行性能をベースにしながら、最低地上高を高めることでSUVのような高い走破性を持たせたのがオールテレイン。中古車の物件数が少ないこと、価格が高いことを除けば、まさに万能なクルマです。

2017年 メルセデス・ベンツ E 220 d 4マチック オールテレイン(9速AT) ●全長×全幅×全高:4950×1860×1495mm ●ホイールベース:2940mm ●車両重量:1940kg ●エンジン:直4DOHCディーゼルターボ ●排気量:1949cc ●最高出力:194ps /3800rpm ●最大トルク:40.8kgm/1600-2800rpm ●中古車参考価格:280万円〜680万円(17年〜23年 Eクラス オールテレイン 全グレード)
【アウディ A6 アバント(先代)】欧州で認められたロングツアラーの代表格

緯度の高い欧州でアウディのワゴンが支持を集めているのは、乗った人々が手放せなくなる魅力を持っているから。高速走行が得意で、自慢のAWDシステム「クワトロ」により、雪だけでなく雨や強風でも安定した走りを提供してくれます。物件数の少なさは持ち主が手放せないという意味もあるのです。

2019年 アウディ A6 アバント 55 TFSI クワトロ Sライン(7速AT・Sトロニック) ●全長×全幅×全高:4950×1885×1465mm ●ホイールベース:2925mm ●車両重量:1930kg ●エンジン:V6DOHCターボ+モーター ●排気量:2994cc ●最高出力:340ps /5200-6400rpm ●最大トルク:51.0kgm/1370-4500rpm ●中古車参考価格:300万円〜720万円(19年〜24年 A6アバント 全グレード)
ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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