輸入車
更新日:2025.07.10 / 掲載日:2025.07.10
今こそ乗りたい!輸入車ステーションワゴン3選 予算400万円で狙えるおすすめ中古車

ステーションワゴンのよさを実際に味わってみたい【輸入車コンシェルジュ】
文●ユニット・コンパス
※中古車参考価格はすべてグーネット2025年6月調べ。
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2025年8月号の内容です)
クルマ選びでいちばん大切なのは、購入したクルマが自分にフィットすること。そこでこのコーナーでは、相談者の夢や希望を元に編集部がオススメの輸入車を紹介!夢を実現化できる金額「予算400万円」をキーワードとして、毎回定番から意外性のあるものまで、さまざまな輸入車を提案していきます!
相談者[T・Mさん]
55歳/会社員/既婚
青春時代に家族のステーションワゴンを借りてウインタースポーツを楽しんでいた相談者。今では雪山に行くことはなくなりましたが、それでもキャンプにサイクリングにと何かとクルマで遊びに行く生活だとのこと。希望しているのは、街中では上質で、ロングドライブを快適に楽しめるステーションワゴンです。

ステーションワゴンのよさを実際に味わってみたい
日本車では数少なくなったステーションワゴンですが、輸入車には各ブランドが変わらず定番モデルをラインアップしています。むしろフォルクスワーゲンが新型パサートをワゴン専用車にしたほど。
今回の相談者は、若い頃にワゴンブームを経験した世代とあって、ワゴン車の魅力そのものはよくご存じ。むしろ体験したがっているのは、現代の技術で作られた輸入ステーションワゴンがどのような実力を備えているか。輸入車のステーションワゴンは、基本的に上級車や高級モデルに用意されているので、その実力に期待しているそうです。
欧州では長距離を快適に移動するニーズが高く、また高速道路の制限速度が高い傾向にあることもあり、快適性と荷室容量を両立できるステーションワゴンには根強い人気があります。自然とDセグメント以上の高級車が多く、それぞれのブランドにとってもライバルに負けられないジャンルとして力を入れています。
高級ステーションワゴンの魅力は、高次元のバランスにあります。快適性も装備も使い勝手も、走行性能もどれも一流。新車は高額な車両が多いだけに、まずは中古車でその世界を体験してみるというのは、非常にいい作戦なのではないでしょうか。
【メルセデス・ベンツ Eクラス ステーションワゴン(先代)】これぞ高級ワゴンの王道 乗れば納得できる完成度の高さ

日常で使いやすく、ロングドライブでは快適な高級ステーションワゴンといえば、メルセデスのEクラスが鉄板の選択肢になるでしょう。
Eクラスはドライバーズカーの最高峰に位置するラグジュアリーモデルで、ステーションワゴンについても長い歴史を誇ります。その魅力をひとことで言い表すとすれば、「最高峰の実用車」になるでしょうか。上質でありながらシックな内外装、安全性と快適性はトップレベルで、ロングドライブでの安心感は流石のひとこと。使い込むほどに、満足感にひたれます。
先代モデルは2016年から販売されていて、2021年にマイナーチェンジを受けて完成度を高めています。相場も落ち着いていて、後期型でも総額400万円台で選べる状況です。完成度や運転支援など装備にこだわるなら後期型、上級グレードや低走行にこだわりたいなら前期型から選ぶことをオススメします。
3台に共通することですが、高額修理のリスクを考えると、保証の充実した販売店から購入したいところ。

2020年 メルセデス・ベンツ E 200 ステーションワゴン スポーツ(9速AT) ●全長×全幅×全高:4955×1850×1465mm ●ホイールベース:2940mm ●車両重量:1790kg ●エンジン:直4DOHCターボ+モーター ●排気量:1496cc ●最高出力:184ps/5800-6100rpm ●最大トルク:28.6kgm/3000-4000rpm ●中古車参考価格:250万円〜870万円(16年〜23年 Eクラスステーションワゴン 全グレード)
【BMW 5シリーズ ツーリング(先代)】快適性も走りも積載量もすべてを備えた実力モデル

ラグジュアリーカーでありながらスポーティな感覚も味わえるのが5シリーズツーリングの特徴です。他にない特徴としては、リアハッチのガラス部分だけが開閉すること。ちょっとした荷物などが手早く出し入れでき、狭い場所でも便利です。中古車物件も多く、選びやすいのもいいところ。

2017年 BMW 540i xDriveツーリング ラグジュアリー(8速AT) ●全長×全幅×全高:4950×1870×1500mm ●ホイールベース:2975mm ●車両重量:1900kg ●エンジン:直6DOHCターボ ●排気量:2997cc ●最高出力:340ps/5500rpm ●最大トルク:45.9kgm/1380-5200rpm ●中古車参考価格:250万円〜650万円(17年〜23年 5シリーズ ツーリング全グレード)
【アウディ A6 アバント】控えめであざとさのないキャラクターは唯一無二

ドライバーからの指示を的確に、ときに期待以上にこなしていく有能なクルマがA6アバントです。車内は空間効率に優れ荷室は565L〜1680Lと十分以上。ドライビングパッケージ装着車は後輪操舵で使い勝手に優れます。もうすぐ新型が登場することもあり、中古車市場的には買い頃です。

2019年 アウディ A6アバント 55 TFSI クワトロ Sライン(7速AT・Sトロニック) ●全長×全幅×全高:4950×1885×1465mm ●ホイールベース:2925mm ●車両重量:1930kg ●エンジン:V6DOHCターボ+モーター ●排気量:2994cc ●最高出力:340ps/5200-6400rpm ●最大トルク:51.0kgm/1370-4500rpm ●中古車参考価格:380万円〜730万円(19年〜25年 A6アバント 全グレード)

ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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