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更新日:2025.06.10 / 掲載日:2025.06.10
アウディ「RS」おすすめ中古車4選 ハイパフォーマンスを堪能するならコレが狙い目

ハイパフォーマンスを堪能できるRSという選択[USED CAR SELECTION]
文●ユニット・コンパス
※中古車参考価格は2025年5月グーネット調べ。
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2025年7号「新型モデル続々上陸![アウディの未来]」記事の内容です)
アウディを選ぶなら高性能モデル「RS」という選択がある。モータースポーツ部門のアウディスポーツが送り出すこれらのモデルは、標準モデルとは一線を画す性能が自慢。中古車ならば現実的な価格で入手することも可能だ。
[アウディ RS 4 アバント]スーパースポーツ級のプレミアムワゴン

1993年に発表されたRS2アバントを皮切りに、アウディの高性能シリーズとして多くのモデルが展開されている「RS」。その主力モデルがA4アバントをベースとしたRS 4アバントだ。
今回紹介するのは2019年に日本に導入された4代目。一見するとA4アバントと大きな差は少ないが、RS専用のシングルフレームグリル、専用の前後バンパー、リアディフューザーなどが装着され、スポーティさを演出。ボディはA4アバントから25mmワイド化され、四輪を踏ん張ったような力強さを感じさせる。ホイールは20インチの専用ホイールを装着し、足もとを引き締める。パワートレインは、2.9LV6ツインターボを搭載し、最高出力は450馬力を発揮。これに8速ATとクワトロ(4WD)を組み合わせることで、圧倒的な加速性能を実現している。なお、2代目にはセダンが設定されていたが、3代目以降はワゴンボディのみ。高い動力性能を持ちながら、ワゴンとしての使い勝手や実用性を兼ね備えたモデルゆえ、日常のあらゆるシーンで使えるのが魅力。
中古車価格は700万円から1200万円とさすがに高価格帯にあるが、新車時価格(2019年発売時)が1196万円なので、初期型ならば300万円〜500万円ほど下がっている。ちなみに中古車平均価格は870万円。物件数は少ないため、やや探しにくいのが難点。とはいえ、スーパースポーツ級の動力性能を備えたワゴンと考えれば、コスパは悪くない選択なのだ。
中古車参考価格帯:700万円~1200万円(19年~25年 RS 4 アバントのみ)



[S4]快適性と走りを両立したS4という選択も

RS 4アバントにはとても手が出せない人には、S4アバントという選択も。こちらは300万円台前半という手頃な予算でねらえる。エンジンは3LV6ターボを搭載し、354馬力を発揮。日常のシーンならばS4のほうが適しているはず。
中古車参考価格帯:290万円~760万円(16年~25年 S4アバントのみ)
[アウディ RS 5(先代)]先代モデルならリーズナブル

現行型RS 5は中古車でも非常に高額(530万円〜1300万円)なので手が出しにくい。それなら先代モデルをねらうのも手だ。2010年に発売された先代RS 5は4.2LV8エンジンを搭載し、最高出力450馬力(発売時)を発揮する高性能クーペ。V8の豪快なサウンドが楽しめるRSモデルとしてファンから再注目を集めている。中古車価格帯は280万円からとなっており、手頃な予算からねらえる。
中古車参考価格帯:280万円~480万円(10年~17年 RS 5クーペのみ)

[アウディ TT RS]アウディ生粋のリアルスポーツカー

アウディのスポーツクーペ/ロードスター、TTをベースとしたTT RSは、RSシリーズのなかでも特にスポーツ色の強いモデル。2.5L直5ターボを搭載し、最高出力は400馬力(発売時)を発揮する。TTシリーズはすでに生産終了しており、今後は希少価値が上がる可能性もある。中古車価格帯は710万円と高額で、値落ちしにくい。低走行物件はまだ多いので、欲しいなら早めに検討したい1台だ。
中古車参考価格帯:710万円~910万円(17年~22年 TT RSのみ)

[アウディ RS Q3(先代)]カジュアルなSUVにもRSが選べる

2014年に登場したRS Q3は初代Q3をベースとした高性能SUV。2.5L直5ターボを搭載し、最高出力は310馬力(発売時)を発揮。コンパクトなボディゆえスポーティな走りが楽しめる1台。中古車物件はやや少ないが、200万円台の予算からねらえる低価格が大きな魅力。300馬力オーバーのスポーツモデルとしては買いやすいモデルなので、初めてRSを選ぶという人におすすめ。
中古車参考価格帯:210万円~310万円(16年~20年 RS Q3のみ)
