輸入車
更新日:2023.10.05 / 掲載日:2023.10.05
輸入車プレミアムブランドを味わうなら/フラッグシップモデルのおすすめ中古車3選

プレミアムブランドのフラッグシップモデルを味わってみたい【輸入車コンシェルジュ】
文●ユニット・コンパス
※中古車参考価格はすべてグーネット2023年9月調べ。
※ナンバープレートは、すべてはめ込み合成です。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2023年11月号の内容です)
クルマ選びでいちばん大切なのは、購入したクルマが自分にフィットすること。そこでこのコーナーでは、相談者の夢や希望を元に編集部がオススメの輸入車を紹介!夢を実現化できる金額「予算400万円」をキーワードとして、毎回定番から意外性のあるものまで、さまざまな輸入車を提案していきます!
相談者[T・Yさん]
55歳/既婚/会社役員
これまでセダンを中心に、国産車の上級モデルを乗り続けてきた相談者。しかし昨今では国産車に乗りたいと思えるようなモデルがなくなったということで、輸入車を検討しているとのこと。まずはお試しで中古車を、プレミアムブランドがどれほど国産車と違うのかを、実感してみたいということです。

プレミアムブランドのフラッグシップモデルを味わってみたい
最近は日本車と輸入車の価格差もだいぶ小さくなってきましたが、高価格帯になると、まだまだ輸入車の存在を大きく感じます。特に、1000万円クラスになると、選択肢のほとんどが輸入車になります。
実用車を得意とする多くの日本車に対して、輸入車、特に欧州系ブランドは、1000万円クラスをカバーするプレミアムブランドや、2000万円以上のクラスをカバーするウルトララグジュアリーブランドが存在。いわゆる富裕層ビジネスをカバーするブランドになります。しかもその価格帯は年々上昇傾向。
今回相談者が希望しているのは、プレミアムブランドのフラッグシップモデル。最先端の技術が搭載され、通常モデルでは選べないような装備や上質な素材を用いたインテリア、そして堂々としたスタイリングも魅力となります。走行性能に優れることは、言うまでもありません。
400万円台でプレミアムブランドのフラッグシップをねらうとなると、現実的には先代モデルがターゲットになるでしょう。
それでも、ここ数年の価格高騰を考えればお買い得。というのも、現行世代では、すでに2000万円クラスが多くなっているから。最上級を味わうなら、いまがチャンスです。
【BMW 7シリーズ(先代)】エンジンにプライドをかけたBMWの最高峰を味わう

リモコンキーによるリモート操作や後席用の取り外し可能なタッチデバイスなど、まさに先進的な装備を満載して登場した先代7シリーズ。昨年登場した現行型がデジタルネイティブともいうべき大変貌を遂げ、新しいBMW像を作り上げたのだとすると、こちらの先代モデルは我々がよく知るBMWの集大成。アナログとデジタルの高度な融合です。
それを象徴するのがパワートレイン。3L直6ターボを筆頭に、4.4LV8ターボ、そして究極とも言うべき6.6LV12ツインターボまで用意されました。3L直6ターボは現行にも受け継がれましたが、大排気量モデルはこれがラスト。中古車物件はほとんどが直6モデルですが、探す価値は大いにあるでしょう。
魅力は走りだけではありません。スポーティでありながらラグジュアリーに仕立てられたインテリアは、まさにフラッグシップの見せ場。運転席だけでなく、すべてのシートに座る人が快適で心地いい時間を過ごせます。ブランドがプライドをかけた最上級をぜひご体験ください。

2016年 BMW 740i Mスポーツ(8速AT) ●全長×全幅×全高:5110×1900×1480mm ●ホイールベース:3070mm ●車両重量:1900kg ●エンジン:直6DOHCターボ ●排気量:2997cc ●最高出力:326ps/5500rpm ●最大トルク:45.9kgm/1380-5000rpm ●中古車参考価格:270万円〜920万円(15年〜22年 7シリーズ全グレード)
【ボルボ V90】北欧スタイルの最上級を味わわせてくれるワゴン

ブランドの頂点であるフラッグシップモデルにステーションワゴンがあるのは非常にレア。V90は、ボルボの世界観を最も豊かな形で表現したモデルで、北欧家具のようなインテリアは、やすらぎを感じさせます。パワートレインのバリエーションも豊富で、ライフスタイルに合わせて選べます。

2017年 ボルボ V90 T6 AWD インスクリプション(8速AT) ●全長×全幅×全高:4935×1890×1475mm ●ホイールベース:2940mm ●車両重量:1840kg ●エンジン:直4DOHCスーパーチャージャー・ターボ ●排気量:1968cc ●最高出力:320ps/5700rpm ●最大トルク:40.8kgm/2200-5400rpm ●中古車参考価格:250万円〜850万円(17年〜23年 V90 グレード)
【アウディ A8(先代)】控えめで上質なスタイリングにアウディらしさが表現

2010年から8年間ものロングセラーモデルだった先代A8。長く売れたのは完成度が高いからで、プレミアムモデルらしい装備や技術をハイレベルにまとめ上げました。アウディの傾向として、上級モデルほど、よさが実感できます。シンプルなスタイリングは、新型が出た今見ても美しいです。

2014年 アウディ A8 4.0TFSIクワトロ(8速AT) ●全長×全幅×全高:5145×1950×1465mm ●ホイールベース:2990mm ●車両重量:2040kg ●エンジン:V8DOHCターボ ●排気量:3992cc ●最高出力:435ps/5100-6000rpm ●最大トルク:61.2kgm/1500-5000rpm ●中古車参考価格:180万円〜700万円(10年〜18年 A8 全グレード)

ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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