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更新日:2022.11.15 / 掲載日:2022.11.15
【新型7シリーズ、X7】BMWのフラッグシップはラグジュアリーを革新する

文と写真●ユニット・コンパス
BMWのフラッグシップが新しい世代へと生まれ変わった。すでに7月に発表されていたセダンの7シリーズに加えて11月15日にSUVのX7も新型を発表。これでBMWを代表するラグジュアリーモデルが揃って新世代モデルへと生まれ変わったことになる。価格は7シリーズが1460万円から1670万円、X7が1339万円から1698万円。
「FORWARDISM」を掲げ、ラグジュアリーを挑戦し続けるブランドへ

ビー・エム・ダブリュー株式会社 代表取締役社長であるクリスチャン・ヴィードマン氏によるスピーチから始まったBMWのフラッグシップモデル発表会。それによれば、BMWは「FORWARDISM」を掲げ、固定概念にとらわれず、挑戦し続けるブランドになるという。ブランドを代表するフラッグシップである7シリーズとX7は、それを象徴するモデルになると紹介された。
第7世代となった7シリーズは、ひとつのボディに3つのパワートレインを採用

- ・圧倒的な存在感を放つラグジュアリーセダンの最高峰
- ・電気自動車版「i7」をシリーズにラインナップ
- ・31インチ8Kパノラマ仕様の「BMWシアター・スクリーン」を採用
その時代における究極のラグジュアリー・セダンとして、最高峰の品質、最新技術を取り入れながら進化を遂げてきた7 シリーズ。
新型となる第7 世代では、BMWグループの社是であるサステイナビリティ(持続可能性)とデジタル化の領域での革新技術を備えたモデルとして登場。新時代におけるラグジュアリーを追求するなかで新型では「人」を中心とし、人の意識や欲求、感情を重視。存在感や優美さ、上質さといった従来からの価値観に加えて、イノベーション、広範なコネクティビティ、サスティナビリティを特徴とする先進性を提供している。
また、パワートレインを3種類用意。完全な電気自動車である「i7」、伝統の直列6気筒エンジンを搭載する「740i」、そしてディーゼルエンジンと4WDを組み合わせた「740d xDrive」だ。








X7もマイナーチェンジを受けて最新デザインを身に着けた

一部改良の新型モデルBMW X7 は、新型7シリーズと同じく、上下2 分割の「ツイン・サーキュラー&ダブル・ライト」を採用。それに加えて、暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニック・グロー・キドニ ー・グリルからなる「BMW ラグジュアリー・フェイス」を採用することで、路上での圧倒的な存在感を放っている。