車の歴史
更新日:2021.01.15 / 掲載日:2021.01.15
当時の記事で振り返る!懐かしのスバル360タイムカプセル4
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スバル360誕生から60年。
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当時の雑誌記事、当時の資料にて古き佳き時代の空気を味わっていただきたい。


●メーカーに聞く
スバル愛用者を訪ねた限り、その性能の優秀さを認めない人は皆無。しかし、子どもの将来を案じるのと同様に車が可愛いが故に、注文もあろうというもの。そこで探訪して(現オーナーのひとりから)注文を受けた事柄をメーカーに伝え、その理由を聞いてみた。
【外板が薄いこと】
「多分車が小さいところから受ける印象だと思う」ということだ。もうひとつの理由はボデーのプレスがあまり良くなく、面が凹凸にうねっているからだろう。
【伝動装置について】
油圧式ブレーキなので決してそういうことはない、とのこと。アクセルもどんな場合でも元へ戻る仕様になっている。
【ドアについて】
後ろ側から開けるようにするには、スバルの設計上なかなか難しいとのこと。
【換気装置】
9月発売の車はドアの窓の前方が回転するようになっている。
【塗装について】
今ひとつは注文に応じきれなく、乾燥不十分のまま出したこと。しかし今は決してそんなことはありません。
【リヤホイールについて】
後に重量がかかると真っ直ぐになるそうだ。それと幾分スピードとの関係もある。都内でノロノロとしかも一人で乗り回している場合、なじみが取れる場合もある。
【注油口のこと】
油を抜こうと思えば、どんな車でも抜けるそうだ。要はガレージにしまうこと。
【値段のこと】
大きな部品を小さくしなくてはならない。そんな関係上、高額なものになる。あとは税金ですね、といった理由だった。
おまけ情報:美味!「サブロク焼」
■店舗情報
御菓子司「伊勢屋」
●所在地:群馬県太田市東本町24-23
●営業時間:8:00~19:00
●定休日:水曜(※日曜営業)
営業時間・定休日は変更となる場合があります。
●電話:0276-22-2858ピーナッツクリームが練り込まれた風味豊かな白あんがクセになる洋風お饅頭。1個125円(税込)とお手頃。
スバル好きの間では有名な話だが、群馬製作所本工場近くにある和菓子屋「伊勢屋」さんがとてもユニーク。創業が昭和9年というから、中島飛行機太田工場の開所と同時期。つまりスバルの歴史をずっと見守ってきたわけだ。スバル車を象ったアンコがぎっしりつまった「スバル最中」や、クッキーにスバル車を写真プリントしたクッキーなど思わずニヤリとなる商品がずらり並ぶ。中でもてんとう虫ファンなら必食なのがこの「サブロク焼」。ぜひご賞味あれ!