中古車購入チェックポイント
更新日:2019.12.17 / 掲載日:2019.12.17

トヨタハイラックスの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

トヨタハイラックスの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

ハイラックスは、1968年3月に初代モデルが発売され、時代を象徴する豪華で余裕のある動力性能を備えるピックアップトラックとして、高い人気を誇ります。

初代モデルはトヨタが企画し、日野自動車が開発と製造を担当して誕生した1トン積みボンネットタイプの商用トラックです。
誕生以降、悪路の走破性を高める4WDモデルやロングボディの追加に加え、エンジンの拡充など、タフで使い勝手の良いパートナーとしてさまざまなフィールドで活躍しています。

3代目モデル以降は、従来からの商用モデルに加えて、レジャーカーとして豪華で居住性を重視したパーソナルユース向けのダブルキャブを備えたピックアップトラックやSUVモデルなど、2極化して進化を続けてきました。

また、海外市場のニーズの高さから徐々にドイツタイや南アフリカ、アルゼンチンをはじめ、海外規模での製造が推進されました。

そして、2004年リリースの7代目モデル以降は完全に海外製造へシフトしています。2015年5月時点では、世界180以上の国々や地域で販売されており、2017年までに累計約1,700万台以上を販売するなど、トヨタのグローバルピックアップトラックとして、確固たるポジションを築いています。

2017年9月には約13年のインターバルを経て、日本市場にも再投入されました。
本モデルはタイで製造されている車両を日本市場向けに改良し、逆輸入して販売されています。
ダイナミックなスタイリングを採用するダブルキャブ・ピックアップトラックとなっており、2.4L直列4気筒インタークーラー付ターボディーゼルエンジンを搭載しています。
スーパーインテリジェント6速オートマチック(6 Super ECT)と相まって、トルクフルなエンジン特性を活かしたマニュアル感覚のスポーティドライブが楽しめる、鮮烈な個性を放つモデルです。

ここではハイラックス中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。

ハイラックスの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

ハイラックスの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

8代目 トヨタ ハイラックス 120系(2017年~)の主なグレードの特徴

8代目のハイラックスは2つのグレードからラインナップが構成されています。

・X
4.0L V型8気筒自然吸気エンジン並みのトルクを低回転域から発生する2.4L直列4 気筒インタークーラー付ターボディーゼルエンジンを搭載するベースグレードです。
ベースグレードながら、運転席&助手席SRSエアバッグシステム+運転席ニーエアバッグ+運転席&助手席サイドエアバッグ+前後席カーテンシールドエアバッグに加え、緊急ブレーキシグナルやヒルスタートアシストコントロールを搭載するなど、充実した安全装備が施されています。

ほかにも、車体の前後のピッチングを抑え、安心感のあるフラットな乗り心地に寄与するバネ上制振制御やエンジンやブレーキを協調制御しスムーズな走りを提供するDRAMS(駆動力統合制御システム)、後退時の安全確認をアシストするバックカメラをはじめ、チルト&テレスコピックステアリングやステアリングスイッチなど、快適なドライブをサポートするさまざまな装備が実装されています。

ハロゲンヘッドランプ、ハロゲンフロントフォグランプ、17インチタイヤ&スチールホイールをはじめ、ブラック塗装が施されたフロントグリルやドアミラー、グレー塗装のリヤバンパーなど、やや武骨なスタイリングながらカスタマイズのベース車両やビジネスのパートナーとして人気のグレードです。

また、ウレタン巻ステアリングホイール、マニュアルエアコン、アナログメーター、一体式チップアップリヤシート仕様となります。

・Z
「X」グレードに対し、LEDヘッドランプ+ヘッドランプクリーナーやLEDフロントフォグランプに加え、プリクラッシュセーフティ(歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ)やレーンディパーチャーアラート、コンライトなどの安全装備が追加される上位グレードです。

17インチアルミホイールの装備に加え、フロントグリルやドアミラー、リヤバンパー、アウトサイドドアハンドルがメッキ加飾となりスポーティな外観となります。
インテリアには本革巻ステアリングホイール&シフトノブをはじめ、センタークラスターやドアトリム、サイドレジスターなど室内の随所にシルバー加飾が追加されます。

ほかにも、スマートエントリー&スタートシステムやオートエアコン、オプティトロンメーターをはじめ、前席ワンタッチ式パワーウインドウやクルーズコントロールなど、充実した快適装備が加わったことで豪華なインテリアとなっています。

シート地は肌触りの良い上級ファブリックとなり、リヤシートはセンターアームレスト付の6:4分割チップアップ構造となります。

さらに、アクティブトラクションコントロールやダウンヒルアシストコントロール、リヤデフロックが装備され、主にオフロード走行時の走破性・走行安全性能が高められています。

トヨタ ハイラックス 120系の中古車一覧

ハイラックスの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

ハイラックスの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、ハイラックスの型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。
なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/L、軽油は115円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年7月時点で参照したものとなります。

8代目 トヨタ ハイラックス 120系(2017年~)の燃費・維持費

・GUN125:2.4L/6AT/パートタイム4WDモデル
使用燃料:軽油
JC08モード燃費:11.8km/L
年間ガソリン代:約97,457円(847.4L×115円) ※1
自動車税:年間16,000円 ※2
年間維持費:約113,457円 ※3

Z(2017年9月モデル)

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/L、軽油115円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年7月時点で参照したものとなります。1ナンバー(トラック仕様)で算出した内容となっています。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

ハイラックスの中古車価格相場から選ぶ

ハイラックスの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

8代目のハイラックスは、2017年9月に国内市場でも販売が開始されたダブルキャブタイプのピックアップトラックであり、比較的安定した中古車価格を維持しています。
車のサイズやタイプから、やや流通台数が少ないこともあり、じっくりと時間をかけ、予算や好みなどに応じて、最適な1台を選ぶことをおすすめします。

ハイラックスの主なグレード・型式の中古車価格帯

8代目ハイラックス 120系:349.9~530万円
GUN125:349.9~530万円
Z:349.9~530万円

ハイラックスは、1968年3月に初代モデルが誕生して以来、トヨタを代表する商用ボンネット・トラックとして長い歴史を持つグローバルモデルです。

2017年9月に約13年ぶりに国内市場に投入された8代目モデルは、タイからの逆輸入車です。海外市場を意識した大柄で存在感のある佇まいや、2トンを超える車体を力強く加速させる2.4L直列4気筒インタークーラー付ターボディーゼルエンジン、水上バイクを積載したトレーラーの牽引や路面の荒れた不整地走行など、用途を問わない優れた実用性・居住性を備えた4ドア5人乗りピックアップトラックとして、高い人気を誇ります。

8代目モデルは2017年の発売から年月があまり経過してないため、登録台数がやや少ない傾向が見受けられます(※2018年7月時点)。未走行車を除き、2018年式モデルを中心に、310万円以下から430万円台の価格帯、1万km未満の低走行車両の分布となります。
今後は人気の高さから、登録台数も増える傾向にあると思われます(上記中古価格帯については、2018年7月18日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。

ハイラックス(トヨタ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

トヨタ ハイラックスの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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