中古車購入チェックポイント
更新日:2018.11.27 / 掲載日:2013.12.16
備えあれば憂いなし!

- CASE 1 雪深い穴場のゲレンデへも難なく行けるSUVでスノーボードをやりまくりたい!
- CASE 2 安全装備が満載の最新SUVで高い安心感に包まれながら冬の家族旅行に出掛けたい
- CASE 3 冬休みに温泉&スキーを家族全員で満喫したい!
- CASE 4 リーズナブルなSUVで女子友とウインタースポーツ体験に出かけたい!
- CASE 5 都心部のドカ雪でも安心して子供の送り迎えができるミニバンが欲しい
- CASE 6 雪国のキレイな景色を彼女と満喫できる 完璧なデートに最適な高級SUVが欲しい
- CASE 7 雪道も安心できる4WDワゴンで冬のワカサギ釣りを満喫したい
- CASE 8 リーズナブルな価格で狙えるモテそうな お洒落な輸入車でショッピング!
- CASE 9 燃料代を節約できるハイブリットカーのワゴンでお正月は帰省したい
- CASE 10 個性的なコンパクトワゴンで真冬の味賞を堪能できるグルメ旅行に出掛けたい
- CASE 11 試合会場にクルマで行きたいのでチームメイトと雪道でも安心して乗れるものを探す!
- トラブルデータから学ぶ冬の必須メンテポイント
あと1ヶ月弱で待ちに待った「冬のボーナス」シーズンがやってくる。この時期に合わせてクルマの買い替えを待っていたドライバーも決して少なくはないはず。そんな人たちのために、今回は予算に合わせてチョイスした粒ぞろいのクルマを紹介していきたい。
さあ、今年流行った「今でしょ?」に合わせて、買い替え時を逃さないように!!
CASE 1 雪深い穴場のゲレンデへも難なく行けるSUVでスノーボードをやりまくりたい!
性別:男性 年齢:28歳 家族構成:独身
●街乗りも雪深い道もOKな4WDのSUVが欲しい
●大き過ぎず小さ過ぎないサイズのクルマを希望
●カッコイイ外観で使い勝手の良いモデルに乗りたい
オススメのクルマ 日産 エクストレイル(先代型・平成19年8月~)

中古車の相場:80~290万円 流通台数:約1050台 ※平成19年~25年式の相場
ポイント
●イージー操作の4WDは雪道も安心のメカニズム!
●豊富な収納やドリンクホルダー付きで便利な室内!
●新型の発表で買い得感が増す可能性が大!
ユーザー口コミレビュー
車体が適度な大きさで運転しやすくタフで実用的なSUVです。悪路や高速走行でもとても安定して走ります。
雪道も安心なエクストリーム系SUV
エクストリーム系スポーツを行う人にも調査を行い、積載性や利便性などを考慮したモデルがエクストレイル。よってスノーボードやスキーなど、ウインタースポーツをガッツリ楽しみたい人にも最適な1台である。また、高度なオンデマンド式4WDはイージー操作が可能なタイプで、スタッドレスを履けば雪深いゲレンデも容易に行ける!
CASE 2 安全装備が満載の最新SUVで高い安心感に包まれながら冬の家族旅行に出掛けたい
性別:男性 年齢:35歳 家族構成:妻・子供2人

●冬場の家族旅行を満喫できる便利なSUVに乗りたい
●突然の雪道にも対応する安全な4WDモデルが欲しい
●長く乗り続けられる現行型の高年式モデルを希望
オススメのクルマ 三菱 アウトランダー(現行型・平成24年10月~)

中古車の相場:175~280万円 流通台数:約115台 ※平成24年~25年式の相場
ポイント
●最新の安全デバイスが満載の現行型SUV!
●広い室内とラゲッジで家族旅行も快適!
●三菱自慢の4WDシステムで雪道も安心!
ユーザー口コミレビュー
平均して高いレベルのクルマ。車中泊も快適な広い室内!高速燃費はECOドライブで15km/Lオーバー!
最新安全デバイスで安心度の高いSUV!
平成24年の10月に2代目が登場した現行型アウトランダー。7名定員のミドルサイズSUVであることがライバル車と大きく異なる点だ。また、衝突被害軽減ブレーキシステム、車線逸脱警報システム、レーダークルーズコントロールシステムなど、最新の安全デバイスを装着したグレードを用意している、安全性の高いSUVでもある。
CASE 3 冬休みに温泉&スキーを家族全員で満喫したい!
性別:男性 年齢:38歳 家族構成:妻・子供3人
●計5人がゆったり移動できるミニバンに買い替えたい
●降雪地へも安心して行ける4WDを希望!
●古くさい印象を与えない現行モデルに乗りたい!
オススメのクルマ 三菱 デリカD:5(現行型・平成19年1月~)

中古車の相場:80~440万円 流通台数:約430台 ※平成19年~25年式の相場
ポイント
●三菱自慢の高度な4WDシステムを持つミニバン!
●Mサイズ以上LLサイズ未満の便利なボディサイズ!
●ディーゼルモデルも選択できる豊富なグレード展開!
ユーザー口コミレビュー
大きさのわりに取り回しが良く非常に扱いやすい。大きいので、家族で使うにはもってこいだと思います。
ミニバン4駆の代表的存在!
“ミニバン4駆”の代表的な存在がデリカシリーズのデリカD:5。前身となるデリカスペースギアよりもワイドで短いボディは、ミディアムサイズのミニバンより広く、LLサイズのミニバンよりも扱いやすいというボディサイズだ。高度な4WDシステムと広いスペースを融合させたモデルで、家族でスキーや冬の温泉旅行を楽しむのに最適なミニバンである。
CASE 4 リーズナブルなSUVで女子友とウインタースポーツ体験に出かけたい!
性別:女性 年齢:25歳 家族構成:独身

●一般的な小型車よりも便利なSUVが欲しい
●130万円前後で狙えるリーズナブルな4駆を希望
●四角い外観のスタイリッシュなクルマに乗りたい
オススメのクルマ ホンダ クロスロード(絶版型・平成19年2月~平成22年8月)

中古車の相場:90~240万円 流通台数:約160台 ※平成19年~22年式の相場
ポイント
●“可愛い”とは異なる個性的なボクシースタイル!
●小型車以上のボディサイズで7名乗車も可能!
●軽量な4WDシステムにより燃費もまずまず!
ユーザー口コミレビュー
ボディの見切りが良く、小回りも利くので運転しやすい。コラムシフトなので運転席まわりはゆとりが結構ある。
扱いやすくて便利な和製ハマー!
そのボクシーなスタイルから、和製ハマーと呼ばれることもあったのがホンダの2代目クロスロード。4285mmの全長に3列シートの7名定員とした小型SUVで、見切りの良いボディは女性にも運転しやすい。また、ウインタースポーツを楽しむのに最適な4WDは操作不要のシステム。女性でも気軽にカッコ良く乗れるSUVだ!
CASE 5 都心部のドカ雪でも安心して子供の送り迎えができるミニバンが欲しい
性別:女性 年齢:27歳 家族構成:夫・子供2人

●現行モデルで買い得感の高いミニバンが欲しい
●後席の乗り心地も優れるミニバンに買い替えたい
●4WDも検討しつつ雪道に強いミニバンを希望
オススメのクルマ マツダ ビアンテ(現行型・平成20年7月~)

中古車の相場:60~230万円 流通台数:約320台 ※平成20年~5年式の相場
ポイント
●高年式モデルながら魅力的な中古車相場を形成中!
●DSC付き物件の相場もさほど高額ではない!
●3ナンバーボディがもたらす広い室内空間!
ユーザー口コミレビュー
ロールが自然で安定感があり、ドアの開口が広い。車内空間が広く、シートアレンジ次第で様々な使い方が可能。
DSC付きグレードも買い得感高し
横幅に余裕のある、マツダの3ナンバーミニバンがビアンテ。ライバル車よりも新車価格が低めだったため、中古車も魅力的な相場を形成しているモデルだ。また、雪道でも安心な横滑り防止機能付きグレードも割高感は薄いため、手を出しやすい物件が多い。雪道走行がFF+DSCで心配な場合は、4WDモデルの選択がお勧め。
CASE 6 雪国のキレイな景色を彼女と満喫できる 完璧なデートに最適な高級SUVが欲しい
性別:男性 年齢:32歳 家族構成:独身

●雪道に強い高級な輸入ワゴンに乗りたい
●300万円前後で狙える4駆のステーションワゴンを希望
●女性ウケも良さそうな高いブランドの輸入車を物色中
オススメのクルマ アウディ A6オールロードクワトロ(先代型・平成18年9月~平成21年1月)

中古車の相場:200~360万円 流通台数:約10台 ※平成18年~21年式の相場
ポイント
●安定感バツグンの高性能フルタイム4WD!
●派手過ぎず地味過ぎない上品なアウディブランド!
●広い室内と荷室は快適&便利でかつ高級感もたっぷり!
ユーザー口コミレビュー
ラゲッジスペースは広く、室内は装備が充実していて乗り心地も良好。冬はシートヒーターが活躍して暖かい!
どんな場所もマッチする高級ワゴン
上品な高級ブランドとして人気の高いアウディで、クロスオーバータイプのSUVがA6オールロードクワトロ。フォーマルもカジュアルもどちらも似合うタイプのクルマゆえ、あらゆるデートシーンで高級な雰囲気を演出してくれる。また、オンデマンド式ではない常時4駆のシステムは、雪道も安定した走りを披露してくれる。
※すべての価格は参考価格です

CASE 7 雪道も安心できる4WDワゴンで冬のワカサギ釣りを満喫したい
性別:男性 年齢:45歳 家族構成:妻・子供2人
●快適な室内空間と広い荷質を持つワゴンモデルを検討中
●スタッドレスタイヤを履けば凍結路も安心な4WDを希望
●コミコミ100万円以内で狙えるクルマにしたい
オススメのクルマ スバル レガシィツーリングワゴン(先代型・平成15年5月~平成21年5月)

中古車の相場:20~210万円 流通台数:約1060台 ※平成15年~21年式の相場
ポイント
●安定感バツグンのスバル自慢のフルタイム4WD!
●広さも使い勝手も優秀なラゲッジスペース!
●手頃な物件が多く流通している中古車相場!
ユーザー口コミレビュー
上りの雪道もグイグイ走る走行性能はさすが!雨風の強い高速道路も安定して走ってくれるので安心です。
リーズナブルなマルチプレイヤー的ワゴン
真冬の釣りを楽しむには、広い荷室を持つ高い実用性と、雪道やちょっとしたラフロードも安心して走ることができる走破性の高いステーションワゴンが最適。かつ、100万円前後でも狙えるモデルとなれば、先代型のレガシィツーリングワゴンがお勧め。趣味を満喫しつつ、冠婚葬祭にも行けるマルチプレイヤー的なステーションワゴンだ!
CASE 8 リーズナブルな価格で狙えるモテそうな お洒落な輸入車でショッピング!
性別:男性 年齢:33歳 家族構成:妻
●高級ブランドの4ドアセダンに乗りたい
●100万円前後で狙えるミドルサイズサルーンを希望
●雪国のデートも安心して楽しめる4WDだと嬉しい
オススメのクルマ ジャガー Xタイプ(絶版型・平成13 年9月~平成21年3月)

中古車の相場:10~290万円 流通台数:約80台 ※平成13年~21年式の相場
ポイント
●多くの人が知っている英国ジャガーブランドのセダン!
●レザーとウッドに包まれた英国流のインテリア!
●中古車の流通台数では約半数が4WDモデル!
ユーザー口コミレビュー
リーズナブルな価格で買うことができるジャガー!上品な落ち着きある内外装で乗り心地も良い!
憧れのジャガーでしかも4WDセダン!
リーズナブルな価格で狙える輸入車の高級セダンで、真冬のショッピングも安心して楽しめるモデルがジャガーXタイプ。中古車の流通量の約半分が4WDという珍しいモデルでもある。パワートレインはフォードのモンデオベースだが、それが幸いして信頼は比較的高い。ジャガーの4WDセダンなら、ブランド好きな彼女も納得の1台だろう。
CASE 9 燃料代を節約できるハイブリットカーのワゴンでお正月は帰省したい
性別:男性 年齢:34歳 家族構成:妻・子供2人
●燃費の良いハイブリッドカーに買い替えたい
●セダンよりも実用性の高いクルマを希望
●長く乗る予定なので高年式モデルにしたい
オススメのクルマ トヨタ プリウスα(現行型・平成23年5月~)

中古車の相場:170~410万円 流通台数:約550台 ※平成23年~25年式の相場
ポイント
●プリウスよりも利便性の高いワゴンボディ!
●5人乗りと7人乗りの2つが選択できる!
●ハイブリッドモデルならではの維持費の安さ!
ユーザー口コミレビュー
燃費が良く静かで、さらに荷物がたくさん積める!平均燃費が24km/Lなのでガソリン代が少なくて済んでいる。
プリウス以上の実用性が魅力の“α”
年末年始の帰省といえば、長時間の移動や渋滞がつきもの。しかも人も荷物も満載という状況になりがちなので、燃料代もバカにならないという人は多いはず。そんな家族にオススメのモデルが、プリウスのワゴン版ともいえるプリウスα。荷室の広さ重視の5人乗りと、乗車定員重視の7名乗りが選べ、実用性の高いハイブリッドカーだ。
CASE 10 個性的なコンパクトワゴンで真冬の味賞を堪能できるグルメ旅行に出掛けたい
性別:女性 年齢:30歳 家族構成:独身

●広くて便利な小型のステーションワゴンを希望
●ラゲッジスペースが広いコンパクトモデルに乗りたい
●都心部での移動も多いので全高は低めのモデルにしたい
オススメのクルマ ホンダ フィットシャトル(現行型・平成23年6月~)

中古車の相場:80~200万円 流通台数:約45台 ※平成23年~25年式の相場
ポイント
●フィットに広大なラゲッジスペースを与えたワゴンボディ!
●全高は1540mm以下で多くの立体駐車場に対応!
●ミドルサイズ並の広い室内は利便性が非常に高い!
ユーザー口コミレビュー
価格、室内と荷室の広さ、そして燃費と総合的に満足できるクルマです。絶妙なサイズで扱いやすくて便利!
広いラゲッジスペースを持つ経済的な小型ワゴン!
フィットとはサイズが大きく異なる、小型のステーションワゴンがフィットシャトル。5名乗車時でも496Lというクラス最大の容量を確保しているラゲッジスペースが最大の特長だ。また、JC08モード18.8km/Lという低燃費性能も魅力。全国各地のグルメを楽しんだ後に、ご当地名産品を広いラゲッジルームにいっぱい積めるモデルである。
CASE 11 試合会場にクルマで行きたいのでチームメイトと雪道でも安心して乗れるものを探す!
性別:男性 年齢:28歳 家族構成:独身

●雪道やラフロードの走破性の高い小型車が希望
●大人4人がしっかり座れる室内スペースが欲しい
●高速道路では余裕ある走りを示すモデルが理想
オススメのクルマ ダイハツ ビーゴ(現行型・平成18年1月~)

中古車の相場:60~200万円 流通台数:約30台 ※平成18年~25年式の相場
ポイント
●バランスに優れる縦置きエンジンの小型SUV!
●経済性重視なら1.3L、走り重視なら1.5Lがオススメ!
●見切りの良いボディは誰でも運転しやすい!
ユーザー口コミレビュー
雪道とオフロードの安心感ある走り!小回りが利き視界も良く、運転がしやすい。4WDながら意外と燃費が良い!
小型SUVでは希少な隠れた本格派SUV!
流行のクロスオーバーSUVとは一線を画し、ビルトイン式ラダーフレームやFR駆動ベースの4WDに縦置きエンジンなど、随所に拘りが感じられる小型SUVがビーゴ。シンプルながら高い走破性が与えられたフルタイム 4WDは、初心者でも扱いやすく安定感もバツグン!仲間と楽しみながら雪道を移動できる、経済的な小型SUVである。
トラブルデータから学ぶ冬の必須メンテポイント
平成24年の年末から25年の年始にかけて、JAFのロードサービスで救援依頼が多かったトップ10を、高速道路と一般道別に紹介。ここから冬に実施したいメンテポイントを探る。
スパークプラグやオルタネーターも発生!
オイル管理不足や点火系のトラブルが原因で、プラグがダメになる場合もある。オルタネータートラブルはバッテリーあがりを引き起こすことが常だ。
スパークプラグやオルタネーターも発生!
点火系のプラグと発電機のオルタネーターのトラブルも多い傾向にある。新車時から装着されているもの以外のプラグは、走行2万kmごとの交換がオススメ。オルタネーターは走行10万kmごとが交換のひとつの目安だ。どちらの場合も、点検&交換はプロのメカニックに依頼したい部分である。
キーの閉じ込みと燃料切れも定番トラブル
ロックとアンロック操作をカギ穴に差し込んで操作することが、キーの閉じ込みを防ぐコツ。ガス欠防止は、燃料計の警告灯が点く前に給油すること。
キーの閉じ込みと燃料切れも定番トラブル
メンテナンスとは関係ないが、キーの閉じ込みと燃料切れも依然として多いトラブル。キーレスエントリーを使っていれば、キーの閉じ込みはほぼ無いが、鍵穴にキーを差し込んで開閉するタイプは注意が必要。また、燃料切れは消費量の増える高速道路で多いトラブルだ。早めの給油がガス欠を避ける最大のコツである。
1位はバッテリーあがりとパンク
昨年の年末年始、JAFの救援要請で多かったトラブルの1位は、一般道ではバッテリーあがりで、高速道路はパンク。この結果を踏まえると、バッテリーは充電状態と電解液の量の点検が必須で、タイヤは空気圧、残りミゾ、ひび割れの有無などをチェックしておきたい。同様にスペアタイヤも忘れずに点検しておこう。
平成24年年末25年年始のロードサービス
救援依頼内容
(四輪・二輪 調査期間:平成24年12月29日~平成25年1月6日)
高速道路 | 一般道路 | |
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1 | タイヤのパンク | 過放電バッテリー |
2 | 事故 | 落輪 |
3 | 燃料切れ | タイヤのパンク |
4 | 過放電バッテリー | キー閉じ込み |
5 | 発電機 | 破損バッテリー |
6 | AT | 事故 |
7 | タイヤチェーン | スパークプラグ |
8 | キー閉じ込み | 燃料切れ |
9 | 補機類ベルト | 発電機 |
10 | エンジンオイル不足 | スターターモーター |
※すべての価格は参考価格です