中古車購入チェックポイント
更新日:2018.11.25 / 掲載日:2012.06.22
ホンダ ステップワゴン スパーダ(2009年10月~)中古車購入チェックポイント
ホンダ ステップワゴン スパーダ (2009年10月~)中古車購入チェックポイント
DBA-RK5
参考車両:スパーダ Z 特別仕様車 クールスピリット
特別装備:ホンダHDD インターナビシステム+マルチビューカメラシステム、メッキタイプアウタードアハンドル、 シルバー塗装フロントドアインナードアハンドル、室内確認用ミラー付サングラスボックス (2011年3月)
■全体のチェックポイント
2009年10月から発売している4代目ステップワゴンのスポーティモデル「スパーダ」。参考車両は2010年10月に発売した「Z 特別仕様車 クールスピリット」で、HDDナビを特別装備しているほかにメッキドアハンドルなど若干の装備を追加している。スパーダの中古車物件数は比較的多いが、クールスピリットは少ない。HDD ナビはオプションで付けている車両が多いのでプラスアルファの部分が気に入るかどうかといったところだろう。スパーダは、肝心のエアロパーツに損傷がないかチェック。内装も細かくチェックし、装備機器類の機能に問題がないことも確認しておきたい。大切なのが、エンジンやトランスミッションのほか、ブレーキやサスペンションなども含めた走行機能の状態だ。不具合などがないことはもちろんだが、正しく整備された車両を購入したい。
1.車両の雰囲気から探る
1.車両の雰囲気から探る
車体の全体を見える位置から車両の様子を観察しよう。車両の周囲をひと巡りして、違和感や不自然に見える部分などがないかチェック。車体の傾きにも注意。
前方からは、バンパー/グリル/ヘッドライト/ボンネット/フェンダーなどのバランスを見る。前面は、基本的に左右対称になっていることもポイントだ。左右ライトの片方だけが新しい場合(交換の疑い)は、その側の車体部を修理している可能性もある。ナンバープレートの傷や変形なども、車体部の修理を疑ってみる。バンパーは、角や下部のリップスポイラーに傷や破損などがないか見る。ボンネットやフロントガラスの飛び石傷などにも注意しよう。
2.後部のチェック
2.後部のチェック
前面と同様に、バンパー/テールゲート/コンビネーションランプ/フェンダーなどのバランスをチェック。後部ナンバープレートは、封印の傷(ナンバープレートを外した形跡)が車体部の修理/交換を推測する手がかりになる。テールゲートの立て付けが全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間がずれている箇所があれば、その部分の車体部を修理していると考えられるので、詳しく調べてみよう。
3.角度を変えると見える
3.角度を変えると見える
外装は、見る角度を変えながらチェックすれば、プレスラインのずれや崩れ、立て付けの微妙な狂いなども判断しやすい。パネル表面を斜め方向から透かして見るようにすると、小さな凹みや浅くて広い凹み、波打ち(しわ)なども確認できる。
しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡。部分的に色艶が違っている部分やザラザラした肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。
4.隙間の幅と色調を比べる
4.隙間の幅と色調を比べる
外装の立て付けは、例えば車体前部側面では、フェンダーを中心に見てみると、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、ドア、ピラー(フロントウインドウ部の柱)などが隣接している。それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、ダメージを受けてずれているか、修理/交換してずれた可能性がある。
隙間を境に、隣接しているパネルの色艶も比べてみよう。修理や交換で塗装していると、微妙に色調が違って見えることがある。
5.車体内側の鉄板を確認する
5.車体内側の鉄板を確認する
左右フェンダー側や室内側のパネル、フレーム、メンバー(補強部材)など、エンジンルーム内側の鉄板を調べよう。カバーや機器類などがあって細部まで探るのは難しいが、歪みや修理/交換の形跡などがないかチェック。ダメージを負うと走行機能面に支障が生じる重要な部分を修理している車両は、修復歴があることを明示しているはずだが、念のために見ておく。修復歴がなくても、事故歴や修理歴がないかを販売店に聞いて確認する。
6.整備状態を確かめる
定期点検整備記録と突き合わせて、エンジンと周辺をチェック。オイル漏れの形跡にも注意。カバーなどがあって見づらい部分もあるが、せめて日常点検項目くらいはチェックしたいが、整備状態の現状は販売店スタッフに聞いて確認しよう。
交換した新しい部品が付いていれば、消耗部品か、不具合があったか、それとも事故などでダメージを負ったのか、交換した理由を探ってみる。
7.ボンネットの裏面側も見る
7.ボンネットの裏面側も見る
外面をチェックしたら、内側に修理跡などがないかチェック。パネルの合わせ目に盛っているシーラーの異常にも注意。外して修理、あるいは交換することもあるので、ヒンジ部のネジも見る。ヒンジおよび車体側のヒンジ固定部周辺もチェック。
ボンネットを修理/交換していれば、ボンネット単独の損傷なども考えられるが、他の部分を修理/交換している可能性が高いと見立てて、車体前部一帯を慎重にチェックする必要がある。
8.前部の必須チェックポイント
エンジンルームの最前部で車体の左右に繋がっているラジエターコアサポートは、車体部に大きな衝撃を受けると影響が及びやすい。修理/交換の形跡などがないか調べよう。上部はカバーを設置しているが、左右フェンダー側へ伸びている部分、ヘッドライトやグリルなど関連部品、バンパーやフェンダーなど周辺の状態にも注意しながらチェックしよう。
9.取り付け状態を調べる
フロントフェンダーは、エンジンルーム側に錆や修理跡などがないかチェック。同時に固定ネジを回した形跡がないかチェックし、下でフェンダーを支えているブラケットに異常がないか見る。フロントドアを開けて、ピラー(柱)部にあるネジと支え部分の状態も調べよう。
フロントフェンダーは、重要な車体補強部材とはなっていないので、外傷などを修理しても修復歴にはならないが、大きな衝撃を受けて修理/交換していれば、車体内側の骨格部にダメージがないか調べる必要がある。
10.縁と奥も覗いてチェック
フェンダーは、ホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)を傷付けることも多い。傷や凹みなどがないか、フェンダーに歪みがないかチェック。鉄板を内側に折り込んでいる縁の部分に修理跡がないかチェック。奥を覗いて、タイヤハウス内の状態と内側に設置しているフェンダーライナー(泥よけカバー)をチェック。スパーダは、下側にあるサイドシルガーニッシュの取り付け状態も確認。さらに、バンパー側の状態も見てみよう。
11.周辺も調べて判断する
11.周辺も調べて判断する
ドアに大きな損傷を負うと、外して修理したり、あるいは交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジをチェックしよう。ただし、ドアの立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけでドアを修理/交換しているとは断定できない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(梁)など、周辺にダメージや修理跡などがないか調べて判断する必要がある。
12.金具類の状態を細かく調べる
スライドドアも基本的にはフロントドアと同様にチェックするが、ドアを支えている金具類のほかに、レール(ドア開口部の上下と車体後部側面にある溝金具)も慎重にチェック。各部のネジの状態や金具類の修正、交換の形跡などに注意しよう。
13.スライドドアの動作を確認
13.スライドドアの動作を確認
立て付けをチェックし、ドア自体に損傷や修理跡がないか確認。スライドドアの開閉具合とスライド動作、オートクローザーなどの作動状態をチェック。パワースライドドアは、電動機構が正常か確かめる。スライドの動きが鈍い、引っかかりがあるなど、なんらかの異常を感じたら販売店で点検してもらおう。
14.リアフェンダーのチェック
損傷や修理跡がないかチェックし、リアバンパー、コンビネーションランプ、スライドドアのレールカバーとレール、スライドドアなど周辺も含めて立て付けをチェック。スライドドアを開けて、開口部に修理/交換の形跡がないか確認する。
車体左側は、フューエルリッドを開けて、マスキング跡や修理跡がないかチェック。フューエルリッド表面の色調がフェンダー部と違っていないか注意しよう。
15.下側に注意ポイント
スパーダは、車体側面の下部にサイドシルガーニッシュを装着している。傷や破損、補修や修理跡がないか、交換していないかチェック。重要なのは、車体側のサイドシル(車体の梁)だ。ガーニッシュで覆われている部分は見えないが、床下側を覗いて、サイドシルに損傷、腐食、修理跡などがないかチェック。ドアを開けて、ステップ部(サイドシルの上側)も調べよう。特にピラー(柱)との接合部あたりを慎重にチェックしよう。
16.鉄板の接合部を調べる
テールゲートを開けて開口部を見ると、鉄板の接合部がある。溶接、シーラー、塗装の状態に注意して修理/交換の形跡がないかチェック。コンビネーションランプやバンパーなどの状態にも注意。後方から強い衝撃を受けると広範囲に波及することがあるので、フェンダー、ピラー、サイドウインドウ、ルーフ、キャビン(室内)なども慎重にチェックしよう。
17.テールゲートのチェック
解錠・施錠の具合をまずチェック。テールゲートを開閉して、上げ下げの動作をチェック。上げた全開状態でしっかり止まっているかチェック。閉める時にカチッとうまく収まらない場合は、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもあるので要注意。テールゲートは、内側に修理跡などがないかチェック。取り付けネジもチェックし、ヒンジおよびルーフ側のヒンジの付け根周辺あたりに歪みや修理跡などがないか調べよう。
18.床下の状態もチェック
18.床下の状態もチェック
パネルやフレーム(骨格)、メンバー(補強部材)など鉄板部。マフラーやサスペンション、ブラケットなど、部品類や金具類も。傷、曲がり、歪み、修理/交換の形跡などがないかチェック。前後バンパーの裏側あたりも覗いてみよう。左右からもサイドシルの奥まで覗いてチェックしよう。
油汚れ(オイルやグリスなどの漏れ)、樹脂やゴムの劣化(割れなど)にも注意。錆は、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、広がり範囲を見つつ腐食が進んでいないか調べよう。
19.タイヤとホイールのチェック
19.タイヤとホイールのチェック
タイヤは、残り溝の深さを点検し、傷や異物の刺さり、ひび割れなどがないかチェック。同時に、接地面の摩耗状態も調べる。外側だけとか内側だけなど一部が極端に減る偏摩耗が起きていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているのか、車体が歪んでいるのか確かめる必要がある。異常摩耗は、不適切なエア圧などでも起こるが、車体の異常を知る手がかりにもなる。
ホイールは、損傷、破損、歪みなどがないかチェック。リムの縁(タイヤと接している外周部)に傷や曲がりがないかチェック。アルミホイールは、過度な衝撃で生じる変形や割れなどにも注意したい。
20.装備機器の機能を確認
20.装備機器の機能を確認
ヘッドライト、ウインカー、テール/ブレーキ/バックランプなど保安装置。パワーウインドウ、ドアロック、室内ランプの点灯など基本的な部分。リモコンやキーレスエントリーシステムでの各部動作もチェック。エアコンは冷房・暖房とも利き具合を確認する。できるところだけでもチェックしたら、あとの細かい部分は販売店で点検してもらおう。
参考車両は特別仕様車だが、仕様グレードによって異なる標準装備やオプションの追加など、車両の装備は販売店で現車を見る時に確かめておこう。
21.不具合の兆候を探る
21.不具合の兆候を探る
エンジンをかけてもらい、始動具合やアイドリング回転、排気ガスの色などをチェック。できれば自分で始動して、エンジンスイッチの状態や表示/警告灯類の点灯なども見てみたい。
始動困難、不安定なアイドリング回転、異音や大きな振動、白煙(水蒸気なら問題ない)や黒煙の排気ガスなどが出ていれば、なんらかのトラブルを抱えている。疑問があれば、販売店スタッフに聞いてみよう。
22.走行機構の状態を確認
スパーダはCVT(2WD車)も5AT(4WD車)もマニュアルモードはパドルシフトになっている。セレクトレバーを操作して、各ポジションにスムーズに切り替えできるかチェック。できれば試乗して、走行中のオートマチック動作をチェックし、マニュアルモードの具合も試してみたい。しかし、異常や不具合を判断するのは難しい。車両の購入を決めるなら、エンジンやトランスミッションのほか、ECON モードや車両安定機構VSAなど走行に関わる部分をすべて正しく整備した状態で納車してもらうようにしよう。
23.隅まで細かくチェック
室内は、シートや内装材などに汚れ、染み、傷、穴などがないか。運転席周辺だけでなく、助手席、2列目席、3列目席、ラゲッジスペースまで調べる。フロアや天井の状態も確認。ボックスやポケットなどは内部もチェック。ボックスの蓋やエアコンの吹き出し口などは可動部の破損にも注意。シートの折り畳みや収納なども試しながら細部まで慎重にチェックしよう。
■車両の情報をチェック

備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。
現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容も見ておこう。
車両チェックの勘どころ
塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような“直線状の段差”があれば、何らかの理由で塗装している。●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。
取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。
溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。
●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。
●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。
立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。●プレスライン(外板パネルを折り曲げている角の線)やモール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。
■今回の車両のプロフィール
●フルモデルチェンジして23日に発売した4代目「ステップワゴン」。外観は、大きなバンパーやグリルとヘッドライトが一体となったフロントまわりが新味。サイドウインドウの面積が広がり、リアピラー(後部の柱)がガラスで隠れているのも歴代モデルにはなかった特徴。全体の雰囲気は、2代目ステップワゴンがもっこりした感じになっている。エンジンは、ホンダVTECを進化させた2.0L可変吸気量制御 i-VTEC。2WD(FF)はトルクコンバーター付CVT、4WD は5速ATと組み合わせて燃費性能を向上。ECONモード、サイドビューサポートミラー、3列目床下格納シートなどを採用。先代ステップワゴンで設定していた「スパーダ」も継続しているが、4 代目では標準タイプとは別扱いで独自性を強調するようになった。
●「スパーダ」は、前後エアロバンパー、ランプ内蔵フロントグリル、フロントフォグランプ、エアロフォルムサイドシルガーニッシュ、LEDハイマウントストップランプ内蔵リアスポイラー、クリアレンズリアコンビネーションランプ、16 インチアルミホイールなどを装着。専用のメーターやクールブラックインテリア、ダブルホーン、本革巻ステアリングホイールなども採り入れている。2WD 車はパドルシフト7 速マニュアルモード付CVT、4WD 車はパドルシフトマニュアルモード付5 速AT が標準装備になっている。
●「スパーダ」の仕様グレードは、「S」、「Z」、「Zi」の3タイプ。HIDヘッドライト、LEDウインカー内蔵電動格納式ドアミラー、両側スライドドアイージークローザー、イモビライザー、キーレスエントリーシステム、フロントフルオートエアコン+リアクーラー、2列目6:4分割タンブルシート、3列目床下格納シート、ラゲッジアンダースペースなどは全車標準装備。2WD車は、チューニングサスペンションを装備。4WD車は、リアヒーター、コンフォートビューパッケージ(親水/ヒーテッドドアミラー+フロントドア撥水ガラス)、熱線入りフロントウインドウも標準装備になっている。「S」は、サイドビューサポートミラー、リア左側パワースライドドア、オーディオレス・4スピーカーを装備しているベーシックタイプ。
「Z」は、車両挙動変化抑制VSA(車輪ロック防止ABS+空転防止TCS+横すべり抑制)、ヒルスタートアシスト、左右パワースライドドア、スマートキーシステム、ハーフシェイドフロントウインドウ、コンフォートビューパッケージなども標準装備。「Zi」はハイグレードタイプで、1 列目シート用i- サイドエアバッグ+ 1.3列目シート対応サイドカーテンエアバッグ、追突軽減ブレーキ、マルチビューカメラシステム、HDDインターナビシステム・ワンセグTV、クルーズコントロール、室内確認用ミラー付サングラスボックス、シルバー塗装フロントドアインナードアハンドルなどを標準装備している。
●「クールスピリット」は、2010年10月に発売した特別仕様車。Z2WDをベースに、HDDインターナビシステム・フルセグTV+マルチビューカメラシステムを装備し、メッキアウタードアハンドル、シルバー塗装フロントドアシインナードアハンドル、室内ミラー付サングラスボックスなどで内外装の質感を高めている。
■参考車両と同時期の仕様グレード設定(2008.05)
グレード | 型式 | シフト | 駆動 |
S | DBA-RK5 | CVT-7M | FF |
DBA-RK6 | 5AT-5M | 4WD | |
Z | DBA-RK5 | CVT-7M | FF |
DBA-RK6 | 5AT-5M | 4WD | |
Zi | DBA-RK5 | CVT-7M | FF |
DBA-RK6 | 5AT-5M | 4WD |
特別仕様車
グレード | 型式 | シフト | 駆動 |
クールスピリット | DBA-RK5 | CVT-7M | FF |
DBA-RK6 | 5AT-5M | 4WD |