中古車購入チェックポイント
更新日:2018.10.24 / 掲載日:2012.03.16
トヨタ クラウン ハイブリッド(2008年~)中古車購入チェックポイント
トヨタ クラウン ハイブリッド(2008年~)中古車購入チェックポイント
DAA-GWS204
参考車両:スタンダードパッケージ
初年度登録 (2008年11月)
■全体のチェックポイント
1.車両の雰囲気から探る
1.車両の雰囲気から探る
まずは車両の周囲をひと巡りして、車体の様子を観察しよう。どこかに違和感や不自然に見える部分などがないかチェック。
前方からは、バンパー/グリル/ボンネット/ヘッドライト/フェンダーなどのバランスを見る。前面は、基本的に左右対称になっていることもポイントだ。左右ライトの片方だけが新しい場合(交換の疑い)は、その側の車体部を修理している可能性がある。ナンバープレートの変形や修正跡なども、車体部の修理を疑ってみる。バンパーの角や下部の損傷、ボンネットやフロントガラスの飛び石傷などにも注意。
2.後部のチェックポイント
2.後部のチェックポイント
前面と同様に、バンパー/トランクリッド/コンビネーションランプ/フェンダーなどのバランスをチェック。マフラーエンドに損傷がないかも見てみよう。
後部ナンバープレートは、封印の傷(ナンバープレートを外した形跡)が車体後部を修理/交換を推測するヒントになる。テールゲートの立て付けが全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間が狂っている箇所があれば、その部分の車体部を修理/交換していると考えられるので、詳しく調べてみよう。
3.角度を変えると見える
3.角度を変えると見える
外装は、見る角度を変えながらチェックすれば、プレスラインのずれや崩れ、微妙な立て付けの狂いなども確認しやすい。パネル表面を斜め方向から透かして見ると、浅くて広い凹みや波打ち(しわ)なども見落とすことがない。
しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡。塗装面の艶が違う部分やザラザラとした肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。
4.隙間の幅と色調を比べる
4.隙間の幅と色調を比べる
外装の立て付けは、例えば車体前部側面では、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、フェンダー、ドア、ピラー(フロントガラス部の柱)などが隣接している。それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、どれかがダメージを負ってずれているか、あるいは修理/交換している可能性がある。
隙間を境に、隣り合う外板パネルの色艶も比べてみよう。修理や交換で塗装していると、色調が微妙に違って見えることがある。
5.整備状態を確かめる
5.整備状態を確かめる
基本チェックでは、定期点検整備記録と突き合わせて、消耗部品を中心にエンジンと周辺をチェックするが、遮音カバーを設置している。とりあえずカバーの隙間から覗いて、オイル漏れのような油汚れがないか見てみよう。
詳しい整備状況については、販売店スタッフに聞いて確認しよう。エンジンはもちろん、ハイブリッド関連機構などの整備状態も聞いておこう。
6.車体内側の鉄板を調べる
左右フェンダー側や室内側のパネル、フレームやメンバー(補強部材)など、エンジンルーム内側の鉄板を調べたいが、カバーがあるので見えない。車体の骨格となっている部分を修理している車両は、修復歴があることを明示しているはずだが、念のために事故歴や修理歴がないか販売店に念を押す。修復歴に該当しないような修理でも、どこにどんなダメージを負ったか聞いておきたい。
7.交換に注意
7.交換に注意
フロントフェンダーは、エンジンルーム側もチェックしよう。カバーで覆われているので詳しく探るわけにはいかないが、縁の部分だけでも錆や腐食、修理跡などがないか見てみる。基本チェックでは、フェンダーの固定ネジを回した形跡がないかも調べるが、これもできない。とりあえずカバーの状態をチェックして、異常を感じたら、販売店スタッフに聞いてみよう。
フロントフェンダーは、傷や凹みなど外傷を修理する程度なら修復歴にはならないが、外して修理、あるいは交換するようなダメージを負っているとしたら、車体内側の骨格部にダメージが及んでいないか確かめる必要がある。
8.前部の必須チェックポイント
8.前部の必須チェックポイント
エンジンルームの前部にあるラジエターコアサポートは、車体部に強い衝撃を受けると影響が及びやすく、修理/交換する確率が高い。ラジエターコアサポート本体と同時に、バンパーやヘッドライトなど関連部品の状態もチェック。事故による損傷の程度によってはラジエターコアサポートも含めた前部をそっくり交換してしまうこともあるので注意したい。
9.裏側もチェック
9.裏側もチェック
ボンネットは、外面をチェックしたら、裏面側に修理跡などがないかもチェックしよう。特に先端部(前側)周辺の状態に注意。
外して修理、あるいは交換することもあるので、ヒンジ部のネジもチェック。ヒンジおよび車体側のヒンジ固定部周辺の状態も調べよう。ボンネットを修理/交換していれば、ボンネット単独の損傷なども考えられるが、車体部を修理/交換している可能性があるとみたてて、車体前部一帯を慎重にチェックする必要がある。
10.縁と奥も覗いてチェック
10.縁と奥も覗いてチェック
フェンダーは、膨らんでいるホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)を傷付けることも多い。傷や凹み、修理跡などがないかチェック。フェンダーに歪みがないかも確認。
カバーを設置しているので細部までは見えないが、内側に折り込んでいる縁の部分に修理跡がないかチェック。さらに奥を覗いて、タイヤハウス内の状態もチェック。同時に、バンパー側の状態も見ておこう。
11.下側にチェックポイント
車体側面は、ドアの下側に設置しているサイドシルプロテクターに損傷や修理の形跡がないかチェック。交換していないかも注意しよう。重要なのは、プロテクターを被せている内側にあるサイドシル(車体の梁)だ。床下側を覗いて、損傷や修理跡などがないかチェック。ドアを開けて、ステップ部(サイドシルの上側)の状態もチェックしよう。
12.周辺も調べて判断する
ドアに大きな損傷を負うと、外して修理することもあり、交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジをチェックしよう。ただし、立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけではドアを修理/交換しているとは断定できない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(梁)など、周辺も詳しく調べて判断する必要がある。
13.リアフェンダーのチェック
リアドアを開けて、開口部を調べよう。引っ掻き傷や打ち傷などがないか、簡易補修跡などがないかチェック。修理跡がないかも確認。開口部にマスキング跡があれば、リアフェンダーを補修、あるいは修理しているので、ダメージの程度と範囲を確かめよう。車体左側は、フューエルリッドを開けて内部に見る。ここにもカバーがあるが、マスキング跡や修理跡などがないかチェック。フューエルリッド表面の艶や色調がフェンダー部と違ってないか注意しよう。
14.トランクリッドのチェック
14.トランクリッドのチェック
解錠・施錠の具合をまずチェック。スムーズに開閉するか、トランクリッドの動き具合をチェック。上げた全開状態でしっかり止まっていることも確認。
ドアが半ドア状態から自動で全閉になるのと同様に、トランクリッドのイージークローザーの状態もチェック。
トランクリッドの開閉に異常があれば、販売店で点検してもらおう。
15.ダメージの波及にも注意
15.ダメージの波及にも注意
基本チェックでは、開口部に修理/交換の形跡などがないか必ず調べるが、カバーを設置している。カバーの取り付け状態やトランクリッドヒンジの固定状態をチェックしよう。コンビネーションランプやバンパーの状態も確認。
後方から強い衝撃を受けると、広範囲に波及することがあるので、フェンダーやピラーのほか、ルーフやキャビン(室内)など関連部も含めて、慎重にチェックする必要がある。
16.床の中も開けて確認
16.床の中も開けて確認
トランクルーム内に異常がないかチェックしたら、トランクフロアを開けて、スペアタイヤ収納部の周辺を調べよう。鉄板部に歪みや修理/交換跡がないかチェック。底に貼ってある防振シートの張り替えや切り接ぎなどにも注意。新しい塗装跡があれば、錆などの補修か、修理跡か確認。雨漏りによる水溜まりにも要注意。
17.取り付け状態もチェック
17.取り付け状態もチェック
トランクリッドは、内側に修理跡などがないかチェック。トランクリッドを交換している形跡がないか、ネジもチェック。ヒンジおよび車体側のヒンジ取り付け部周辺に歪みや修理跡などがないかもチェックしよう。
18.タイヤとホイールのチェック
18.タイヤとホイールのチェック
タイヤは、スリップサインを目安に残り溝の深さを点検し、傷や異物の刺さり、ひび割れなどがないかもチェック。同時に、接地面の摩耗状態も調べよう。外側だけとか内側だけなど、一部が極端に減る偏摩耗を起こしていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているのか、車体が歪んでいるのか確かめる必要がある。
ホイールは、傷や歪み、破損などがないかチェック。参考車両のように、リムの縁(タイヤと接している縁の部分)を傷付けることも少なくない。傷があれば、エア漏れの原因になるリムの曲がりがないか確認。アルミホイールは、過度な衝撃で生じることがある変形や割れなどにも注意したい。
19.床下を覗いて確認
19.床下を覗いて確認
パネルやフレーム、メンバー(補強部材)など鉄板部、カバー類やマフラー、サスペンションなど部品類、ブラケット(支え金具)なども、傷、曲がり、歪み、修理/交換の形跡などがないかチェック。外観をきれいに直しても、見えない床下は修理しないことがあるので、ダメージ痕を見つけることもある。前後バンパーの裏側と奥、左右サイドシル側からも、できるだけ細部までチェックしよう。
オイルやグリスなどの漏れによる油汚れなどにも注意。錆があれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、広がり範囲と腐食の進行状態を確かめよう。
20.販売店で点検整備してもらう
ハイブリッドシステムを始動してもらおう。できれば自分で始動して、パワースイッチ操作に引っかかりなど異常がないかチェック。始動時には、表示および警告灯類の点滅や点灯などにも注意したい。同様に、シフトレバーの操作具合もチェック。できれば試乗して、シフトの通常走行やSモードでの走行具合をチェック。あわせて、ECO・SPORT・SNOW・EVの各モードの機能が正常か確認したい。
とはいっても、異常や不具合を判断するのは難しい。車両の購入を決めるなら、モーター・エンジン・バッテリー・発電機・動力分割機構・パワーコントロールユニットなどハイブリッドを構成している各機能のほか、車両安定機構なども含めて、走行に関わる部分はすべて、販売店で念入りに点検、整備してもらうようにしよう。購入後も考えれば、整備付・保証付の車両が不安が少ないといえるが、きちんと整備できるかどうかも確かめたいところだ。
21.装備機器類の機能を確認
ヘッドライト、ウインカー、ブレーキ/バックランプなど保安装置。ウインドウの開閉や室内ランプの点灯など基本的な部分。リモコンキーでの各部作動状態もチェック。パワーシートやエアコン、カーナビなど、電動機構や電装機器類は、調整操作して機能を確認。とりあえずわかるところだけでもチェックし、すべての装備機器が正常に機能しているかは販売店で調べてもらおう。
室内は、シートや内装材などに汚れや傷、染み、穴などがないか。運転席周辺だけでなく、後席も慎重にチェック。床や天井の状態も確認。ボックスやポケットなどは、内部も見る。ボックスの蓋やエアコンの吹き出し口など、可動部の破損にも注意。参考車両のように、シートにレースカバーをかけている場合は、はずしてもらう。とにかく、できるだけ隅まで細かくチェックしたい。
■車両の情報をチェック

備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。
現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容も見ておこう。
車両チェックの勘どころ
塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような“ 直線状の段差” があれば、何らかの理由で塗装している。●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。
取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。
溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。
●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。
●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。
立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。●プレスライン(外板パネルを折り曲げている角の線)やモール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。
■今回の車両のプロフィール
●2008年2月18日にフルモデルチェンジして13代目となったクラウンに新設定し、2008年5月から発売した「クラウン ハイブリッド」。搭載したFR(後輪駆動)セダン用ハイブリッドシステムTHS-II は、モーターとハイブリッド専用チューニングV型6気筒3.5L(3456cc)エンジン、ニッケル水素バッテリー、ジェネレーター(発電機)、動力分割機構、回生ブレーキ、パワーコントロール(インバーター/コンバーター)ユニット、2段変速式リダクション機構付トランスミッション(モーターの回転をギヤで減速してトルクを増幅させる)などで構成。状況に合わせて選択できる走行制御モードスイッチにモーターのみで走行するEVドライブモードを設定。エンジンこもり音を制御音で打ち消すアクティブノイズコントロールを採用。クラウン「ロイヤル」「アスリート」シリーズに採用した車両安定システム VDIM(ビークルスタビリティコントロール VSC・トラクションコントロール TRC・電子制動力配分制御EBD 付ABS・電子制御ブレーキシステム ECB・電動パワーステアリング EPS・アクティブステアリング制御・ギヤ可変ステアリング VGRS などを統合制御)を採用。世界初のTFT液晶ファイングラフィックメーターを標準装備した。
●仕様グレードは「ハイブリッド」の1タイプのみで、一部装備を簡略化する「スタンダードパッケージ」を設定している。
「ハイブリッド」は、ナビAI-AVS・減衰力制御サスペンションシステム、レーダークルーズコントロール・ブレーキ制御付、ミリ波レーダー方式プリクラッシュセーフティシステム、音声ガイダンス機能付カラーバックガイドモニター、ヒルスタートアシストコントロール、リアスポイラー&リアバンパースポイラー、フロントフォグランプ、インテリジェントAFS(ヘッドランプコントロールシステム)、ディスチャージヘッドランプ・ロービームオートレベリング機能付、イージークローザー・全ドア&トランクリッド、225/45Rタイヤ18インチアルミホイールなどを標準装備。室内は、VOC(揮発性有機化合物)低減内装、本革巻きステアリングホイール&シフトノブ、本革シート、前席電動シート・運転席8ウェイ/助手席4 ウェイ、運転席パワーイージーアクセスシステム、ドライビングポジションシステム・ステアリング/シート/ミラー、10エアバッグ、前席アクティブヘッドレスト、リアパワーシート・40/20/40分割リクライニング、リアセンターアームレスト、HDDナビゲーションシステム+スーパーライブサウンドシステム、地上デジタルTVチューナー、プラズマクラスター機能付左右独立コントロールフルオートエアコン、ステアリングスイッチ、電動リアサンシェード&手動リアドアサンシェード、イルミネーテッドエントリーシステム・フロント足元照明/ ルームランプ、スマートエントリー&スタートシステム・カードキー1 +スマートキー2、盗難防止エンジンイモビライザー・侵入センサー付オートアラーム、ETC ユニットなどを標準装備している。
「スタンダードパッケージ」では、リアスポイラー&リアバンパースポイラーやカードキーを削除し、ファブリックシートが標準装備となる。受注オプションのクラッシュセーフティシステムやナイトビュー、プレミアムサウンドシステムも設定していない。
■参考車両と同時期の仕様グレード設定(2008.05)
グレード | 型式 | シフト | 駆動 |
ハイブリッド | DAA-GWS204 | 電気式CVT | FR |
“スタンダードパッケージ” | DAA-GWS204 | 電気式CVT | FR |
●その後、2009年7月に特別仕様車「スペシャルエディション」を設定。2010年2月にクラウンをマイナーチェンジ。ハイブリッドは、外装デザインのベースをアスリートシリーズからロイヤルシリーズへと変更し、「Lパッケージ」と「Gパッケージ」を新設定している。