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更新日:2024.04.10 / 掲載日:2024.04.01
【2024年版】ダイハツ タフト VS スズキ ジムニーを徹底比較
ダイハツのタフトとスズキのジムニーは、どちらもクロカン(本格的なオフロード志向の車)のようなデザインが魅力の人気モデルです。
アウトドア好きな方やコンパクトカーを求めている人なら、両者を候補に挙げることも少なくありません。しかし、タフトはオールラウンダーな車なのに対し、ジムニーは悪路走行をメインに据えた性能を有しています。
この記事では、車選びで迷っている方に向けて、タフトとジムニーの性能を比較します。価格・走行性能・装備の3点からそれぞれのおすすめグレードも紹介するため、ぜひ参考にしてください。
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ダイハツが販売するタフトは、全高が高いハイトワゴンタイプの軽クロスオーバーSUVです。
クロスオーバーSUVはオフロードだけでなく街乗りにも対応したオールラウンダーモデル。普段使いから休日のアウトドアシーンまで、幅広い用途に使えるのが魅力です。
エクステリアはクロカンを連想させるスクエアフォルム。類似した車種として同メーカーのタントやスズキのジムニーが挙げられますが、タフトはよりワイルドさを強調したデザインといえるでしょう。
現行モデルには、ハイパワーなエンジンを搭載した「ターボ」グレードがラインナップ。アウトドアシーンをメインに据えるなら、走破性の高いこちらのモデルが向いています。
なお、タフトには雪道や濡れた路面の走行をサポートするVSC&TRC装置が標準搭載されています。他にもブレーキ制御システムや、万が一の衝突事故から搭乗者を守るよう強化された衝突安全ボディ「TAF」など、各種の安全装備が充実しています。
また、タフトには全グレード共通で大型のサンルーフが搭載されています。開放感がある車内は、海や山道など見晴らしがよい場所で爽快なドライブを体感できるでしょう。サンルーフ付きの軽自動車は現代だと珍しいため、他にはない特別感もあります。
価格はどのグレードでも150万円前後で収まるため、コストパフォーマンスも良好です。
初代タフトの発売は1974年。当時は軽自動車の概念自体がなかったため、クロカンモデルとして発売されました。
なお、名前こそ共通していますが、現行の2代目タフトと初代タフトはまったく異なるコンセプトの車種です。初代タフトは、その後同メーカーの「ラガー」にバトンタッチしており、いったん歴史から姿を消していました。
2代目の登場は、初代の生産終了からおよそ36年ぶりの出来事です。初代がクロカンモデルだったのに対し、2代目タフトはクロスオーバーSUVにジャンルを変更。デザインやパワートレインも初代とまったく異なり、オフロード志向ではなくオールラウンドモデルとしての性能が重視されています。

スズキのジムニーは、ハイトールタイプの4WD軽自動車です。
クロカン志向の車種なため2WDモデルが存在せず、全グレード共通で2WDと4WDを切り替えられる「副変速機」を搭載したモデルがラインナップされています。
街乗りやロングドライブにも対応できる性能を持っていますが、どちらかというと悪路走行をメインに据えたハイパワーなエンジン性能が魅力といえるでしょう。
エクステリアは、特徴的な丸型のヘッドライトと、クロカンを彷彿とさせるスクエアフォルムが大きな特徴です。類似したモデルに同メーカーのハスラーが挙げられますが、ハスラーは丸みを帯びた形状なのに対し、ジムニーは四角が際立つワイルドなデザインです。
ジムニーが「クロカン志向」と呼ばれるゆえんは、頑強なラダーフレームとサスペンションにあります。未舗装の道路や凸凹の多い道を走っても損傷しにくいラダーフレームは、ジムニー伝統の技術といえるでしょう。サスペンションには3リンクリジッドアクスル式を採用。過酷な環境でも高い走破性を発揮してくれます。
また、ジムニーには悪路走行を想定した各種安全装備が充実しています。例えば、全グレード標準装備の電子制御のブレーキLSDトラクションコントロールは、片方の車輪が空転しても、もう片方の車輪の駆動力をキープしてくれます。泥やぬかるみにはまったときや雪に車輪を取られても、高い脱出性能を発揮するでしょう。
価格帯はおよそ150万円〜200万円。4WDのクロカン車の中でも高いコストパフォーマンスを誇ります。
初代ジムニーは、フルオープンカーの4WDクロカンとして発売されました。現行モデルにも通じる頑強なラダーフレームとサスペンションは、初代から始まっています。
2年後の1972年には天井付きのバンモデルもグレードに加わり、現行モデルはそちらのデザインが意識されています。高い走破性と頑強なシャシーから、アウトドアシーンの利用だけでなく、業務用車両としても愛用されていたそうです。
2代目ジムニーの登場は1981年です。道具としての車のイメージを払拭するため、デザインが一新。シャープなフォルムに生まれ変わりました。運転席のサイズが拡大し、居住性が向上したのも大きな変更点です。
1993年にはミディアム4WDの派生モデル「ジムニーシエラ」も誕生しました。
3代目ジムニーは1998年に発売されたモデルです。丸みのあるフォルムにデザインを一新し、空力性能が向上しました。居住空間の拡大や先進的な安全装備を積極的に取り入れたことで、実用性もブラッシュアップされています。
3代目は、誕生からおよそ20年間の2018年まで、改良を重ねながら生産されたロングセラーモデルです。
現行モデルは、2018年発売の4代目にあたります。
総合的な価格はジムニーのほうが高めの設定です。タフトは最低価格が150万円を下回るため、費用を抑えるならタフトをおすすめします。
なお、タフトの「eco IDLE非装着車」は、アイドリングストップ機能が非搭載のモデルです。購入代金が下がる分、ガソリン代がかかります。長期的な維持コストを考慮するならeco IDLEが搭載されたモデルを選びましょう。

こちらでは、タフトとジムニーのボディサイズを比較します。それぞれの寸法は以下のとおりです。
ジムニーはオフロードメインの設計なため、車高がある分全高の寸法が高めに設定されています。
また、どちらも車体全高が機械式立体駐車場の高さ制限基準である1550mmを超えてます。そのため、場所によっては駐車できないことがある点に注意しましょう。

こちらでは、タフトとジムニーの居住性を比べましょう。両者の寸法は以下のとおりです。
室内はタフトのほうがおよそ300mm長く設計されています。ゆったりとした空間を求めるならタフトがおすすめです。
燃費性能は総じてタフトのほうが上です。タフトは街乗りも想定したクロスオーバーSUV、ジムニーはエンジン出力に優れたクロカンです。普段使いを見据えた設計な分、タフトは優秀な燃費性能を誇っています。
エンジン出力は、タフトのGターボ、Xターボとジムニーで同様の機構が採用されているため、ほとんど差はありません。ただし、タフトのGグレードとXグレードのみ少しだけ出力が落ちます。
タイヤサイズはタフトのほうが小さいですが、どちらも最小回転半径は4.8mと変わりません。ジムニーはタイヤが大きい分、走行の安定感が上といえるでしょう。

ここからは、タフトとタントの安全性能を比較します。
タフトは予防安全装備「スマートアシスト」が全グレード標準搭載されています。一部機能はグレード限定もしくはオプションで追加が可能です。
なお、全車共通の機能は以下が挙げられます。
・衝突回避支援ブレーキ
・衝突警報機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制制御機能
・車線逸脱抑制制御機能
・車線逸脱警報機能
・路側逸脱警報機能
・ふらつき警報
・先行車発進お知らせ機能
・サイドビューランプ
・コーナーセンサー
ちなみに、駐車支援のパノラマモニターやパノラマパーキングアシストは全グレード共通でオプション装備です。
ジムニーはスズキの予防安全パッケージ「SUZUKI Safety Support」が全グレード標準装備です。主な共通機能は以下が挙げられます。
・デュアルカメラブレーキサポート
・車線逸脱抑制機能
・標識認識機能
・ハイビームアシスト
・誤発進抑制機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
なお、ジムニーに関しては安全装備のオプションはありません。
タフトとジムニーはどちらも安全運転をサポートする機能が十分に備わっているといえます。

こちらでは、タフトとジムニーのラゲッジスペースを比較します。両者の寸法は以下のとおりです。
どちらも荷室寸法と容量は公式に発表されていませんが、比較的にジムニーのほうが空間を広めに取れます。なお、どちらも後部座席を倒してラゲッジスペースを拡張できるため、2人乗りならアウトドア用品やトランクなど大型の荷物も収納可能です。
タフトとジムニーはどちらも見た目がクロカンチックで似ているため、どちらを選べばいいか迷う方も多いことでしょう。車種選びで迷った際は、自分が車に求める要素に優先順位をつける方法をおすすめします。
例えば、地方住まいで悪路を走ることが多い場合、ぬかるみや雪道走行に強い4WDタイプがおすすめです。
車に求めるものは人それぞれ違うため、自分の用途や好みに合ったグレードを選びましょう。
どちらも最低グレードですが、燃費性能や安全装備の面では、上位グレードと大きな差がありません。動力性能や装備の質にこだわらないなら、こちらを選んで問題ないでしょう。
タフトのXグレード(2WD)は、購入価格が1,353,000円(税込)、ジムニーのXG(5MT)なら1,654,400円(税込)です。どちらも150万円前後と、普通車の上位グレードと比べて半分近い予算で購入できるため、コストパフォーマンスは高いといえます。
タフトのGターボは、エンジンに水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラー付ターボを搭載した高馬力モデル。通常グレードよりオフロード走行の能力に優れているため、未舗装道路や勾配の急な山道でもパワフルな走りを体感できます。
ジムニーの5MT車は、5段階のトランスミッションで異なる走りができるマニュアル車モデルです。路面状況に合わせて馬力と加速を調整できるため、運転する楽しさを感じられるでしょう。
タフトのGターボ”ダーククロムベンチャー”は、専用パーツと上質なインテリアが備わったタフトの特別仕様車です。ディテールにダークブラックメッキ塗装、インテリアにダークシルバー加飾が施されているのはクロムベンチャーグレードのみです。
また、G以上のグレードはシフトノブとステアリングホイールが本革仕様なため、滑りにくく上質な手触りを体感できます。
ジムニーのXCは、各種外装パーツとインテリアをグレードアップしたハイエンドモデル。ヘッドランプやサイドターンランプはLED仕様に変更され、ステアリングにはデバイスのハンズフリー操作ができるオーディオスイッチが搭載されています。
また、全面にUVカットガラスが採用されているため、日差しの強い真夏の走行でも日焼けせずに走行可能です。
※本記事は、2024年3月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
アウトドア好きな方やコンパクトカーを求めている人なら、両者を候補に挙げることも少なくありません。しかし、タフトはオールラウンダーな車なのに対し、ジムニーは悪路走行をメインに据えた性能を有しています。
この記事では、車選びで迷っている方に向けて、タフトとジムニーの性能を比較します。価格・走行性能・装備の3点からそれぞれのおすすめグレードも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

この記事の目次
ダイハツ タフトのプロフィール

クロスオーバーSUVはオフロードだけでなく街乗りにも対応したオールラウンダーモデル。普段使いから休日のアウトドアシーンまで、幅広い用途に使えるのが魅力です。
エクステリアはクロカンを連想させるスクエアフォルム。類似した車種として同メーカーのタントやスズキのジムニーが挙げられますが、タフトはよりワイルドさを強調したデザインといえるでしょう。
現行モデルには、ハイパワーなエンジンを搭載した「ターボ」グレードがラインナップ。アウトドアシーンをメインに据えるなら、走破性の高いこちらのモデルが向いています。
なお、タフトには雪道や濡れた路面の走行をサポートするVSC&TRC装置が標準搭載されています。他にもブレーキ制御システムや、万が一の衝突事故から搭乗者を守るよう強化された衝突安全ボディ「TAF」など、各種の安全装備が充実しています。
また、タフトには全グレード共通で大型のサンルーフが搭載されています。開放感がある車内は、海や山道など見晴らしがよい場所で爽快なドライブを体感できるでしょう。サンルーフ付きの軽自動車は現代だと珍しいため、他にはない特別感もあります。
価格はどのグレードでも150万円前後で収まるため、コストパフォーマンスも良好です。
先代モデルとの比較
現行のタフトは2020年6月発売の2代目にあたります。初代タフトの発売は1974年。当時は軽自動車の概念自体がなかったため、クロカンモデルとして発売されました。
なお、名前こそ共通していますが、現行の2代目タフトと初代タフトはまったく異なるコンセプトの車種です。初代タフトは、その後同メーカーの「ラガー」にバトンタッチしており、いったん歴史から姿を消していました。
2代目の登場は、初代の生産終了からおよそ36年ぶりの出来事です。初代がクロカンモデルだったのに対し、2代目タフトはクロスオーバーSUVにジャンルを変更。デザインやパワートレインも初代とまったく異なり、オフロード志向ではなくオールラウンドモデルとしての性能が重視されています。
スズキ ジムニーのプロフィール

クロカン志向の車種なため2WDモデルが存在せず、全グレード共通で2WDと4WDを切り替えられる「副変速機」を搭載したモデルがラインナップされています。
街乗りやロングドライブにも対応できる性能を持っていますが、どちらかというと悪路走行をメインに据えたハイパワーなエンジン性能が魅力といえるでしょう。
エクステリアは、特徴的な丸型のヘッドライトと、クロカンを彷彿とさせるスクエアフォルムが大きな特徴です。類似したモデルに同メーカーのハスラーが挙げられますが、ハスラーは丸みを帯びた形状なのに対し、ジムニーは四角が際立つワイルドなデザインです。
ジムニーが「クロカン志向」と呼ばれるゆえんは、頑強なラダーフレームとサスペンションにあります。未舗装の道路や凸凹の多い道を走っても損傷しにくいラダーフレームは、ジムニー伝統の技術といえるでしょう。サスペンションには3リンクリジッドアクスル式を採用。過酷な環境でも高い走破性を発揮してくれます。
また、ジムニーには悪路走行を想定した各種安全装備が充実しています。例えば、全グレード標準装備の電子制御のブレーキLSDトラクションコントロールは、片方の車輪が空転しても、もう片方の車輪の駆動力をキープしてくれます。泥やぬかるみにはまったときや雪に車輪を取られても、高い脱出性能を発揮するでしょう。
価格帯はおよそ150万円〜200万円。4WDのクロカン車の中でも高いコストパフォーマンスを誇ります。
先代モデルとの比較
ジムニーの始まりは1970年、発売当初から一度も車名を変更することなく、正当な進化を続けている車種です。初代ジムニーは、フルオープンカーの4WDクロカンとして発売されました。現行モデルにも通じる頑強なラダーフレームとサスペンションは、初代から始まっています。
2年後の1972年には天井付きのバンモデルもグレードに加わり、現行モデルはそちらのデザインが意識されています。高い走破性と頑強なシャシーから、アウトドアシーンの利用だけでなく、業務用車両としても愛用されていたそうです。
2代目ジムニーの登場は1981年です。道具としての車のイメージを払拭するため、デザインが一新。シャープなフォルムに生まれ変わりました。運転席のサイズが拡大し、居住性が向上したのも大きな変更点です。
1993年にはミディアム4WDの派生モデル「ジムニーシエラ」も誕生しました。
3代目ジムニーは1998年に発売されたモデルです。丸みのあるフォルムにデザインを一新し、空力性能が向上しました。居住空間の拡大や先進的な安全装備を積極的に取り入れたことで、実用性もブラッシュアップされています。
3代目は、誕生からおよそ20年間の2018年まで、改良を重ねながら生産されたロングセラーモデルです。
現行モデルは、2018年発売の4代目にあたります。
グレードと価格の比較
こちらでは、タフトとジムニーのグレード別価格を比較します。両者のグレード構成は以下のとおりです。タフトのグレード | メーカー小売希望価格 |
---|---|
Gターボ”ダーククロムベンチャー”(2WD) | 1,677,500円(税込) |
Gターボ”ダーククロムベンチャー”(4WD) | 1,804,000円(税込) |
Gターボ”ダーククロムベンチャー”(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,644,500円(税込) |
Gターボ”ダーククロムベンチャー”(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,771,000円(税込) |
Gターボ”クロムベンチャー”(2WD) | 1,672,000円(税込) |
Gターボ”クロムベンチャー”(4WD) | 1,798,500円(税込) |
Gターボ”クロムベンチャー”(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,639,000円(税込) |
Gターボ”クロムベンチャー”(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,765,500円(税込) |
Gターボ(2WD) | 1,606,000円(税込) |
Gターボ(4WD) | 1,732,500円(税込) |
Gターボ(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,573,000円(税込) |
Gターボ(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,699,500円(税込) |
G”ダーククロムベンチャー”(2WD) | 1,556,500円(税込) |
G”ダーククロムベンチャー”(4WD) | 1,683,000円(税込) |
G”ダーククロムベンチャー”(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,523,500円(税込) |
G”ダーククロムベンチャー”(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,650,000円(税込) |
G”クロムベンチャー”(2WD) | 1,551,000円(税込) |
G”クロムベンチャー”(4WD) | 1,677,500円(税込) |
G”クロムベンチャー”(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,518,000円(税込) |
G”クロムベンチャー”(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,644,500円(税込) |
G(2WD) | 1,485,000円(税込) |
G(4WD) | 1,611,500円(税込) |
G(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,452,000円(税込) |
G(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,578,500円(税込) |
Xターボ(2WD) | 1441000円(税込) |
Xターボ(4WD) | 1567500円(税込) |
Xターボ(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,408,000円(税込) |
Xターボ(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,534,500円(税込) |
X(2WD) | 1,353,000円(税込) |
X(4WD) | 1,479,500円(税込) |
X(eco IDLE非装着車 2WD) | 1,320,000円(税込) |
X(eco IDLE非装着車 4WD) | 1,446,500円(税込) |
ジムニーのグレード (ガソリン車) |
メーカー小売希望価格 |
---|---|
XC(4WD・5MT) | 1,903,000円(税込) |
XC(4WD・4AT) | 2,002,000円(税込) |
XL(4WD・5MT) | 1,780,900円(税込) |
XL(4WD・4AT) | 1,879,900円(税込) |
XG(4WD・5MT) | 1,654,400円(税込) |
XG(4WD・4AT) | 1,753,400円(税込) |
なお、タフトの「eco IDLE非装着車」は、アイドリングストップ機能が非搭載のモデルです。購入代金が下がる分、ガソリン代がかかります。長期的な維持コストを考慮するならeco IDLEが搭載されたモデルを選びましょう。
外観とボディサイズの比較

タフト | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,630mm |
---|---|
ジムニー | 全長3,395mm×全幅1,475mm ×全高1,725mm |
また、どちらも車体全高が機械式立体駐車場の高さ制限基準である1550mmを超えてます。そのため、場所によっては駐車できないことがある点に注意しましょう。
室内の広さを比較

タフト | 室内長2,050mm×室内幅1,305mm×室内高1,270mm |
---|---|
ジムニー | 室内長1,770〜1,795mm×室内幅1,300mm×室内高1,200mm |
燃費性能の比較
タフトとジムニーの各グレードの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。タフトのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Gターボ”ダーククロムベンチャー”(2WD) Gターボ”クロムベンチャー”(2WD) |
21.3km/L | 19.6km/L | 22.7km/L | 21.2km/L |
G”ダーククロムベンチャー”(2WD) G”クロムベンチャー”(2WD) |
21.4km/L | 19.7km/L | 22.9km/L | 21.3km/L |
Xターボ(2WD) Gターボ(2WD) |
21.3km/L | 19.6km/L | 22.7km/L | 21.2km/L |
X(2WD) G(2WD) |
21.4km/L | 19.7km/L | 22.9km/L | 21.3km/L |
Gターボ”ダーククロムベンチャー”(4WD) Gターボ”クロムベンチャー”(4WD) |
21.1km/L | 19.3km/L | 22.5km/L | 21.1km/L |
G”ダーククロムベンチャー”(4WD) G”クロムベンチャー”(4WD) |
21.1km/L | 19.4km/L | 22.4km/L | 21.1km/L |
Xターボ(4WD) Gターボ(4WD) |
21.1km/L | 19.3km/L | 22.5km/L | 21.1km/L |
X(4WD) G(4WD) |
21.1km/L | 19.4km/L | 22.4km/L | 21.1km/L |
ジムニーのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
XC(5MT) XL(5MT) XG(5MT) |
16.6km/L | 15.6km/L | 17.5km/L | 16.5km/L |
XC(4AT) XL(4AT) XG(4AT) |
14.3km/L | 12.4km/L | 15.1km/L | 14.8km/L |
動力性能の比較
こちらでは、タフトとジムニーの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。タフトのグレード (ガソリン車) |
エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
G X |
水冷直列3気筒12バルブDOHC横置 | 0.658L | 38kW(52PS)/6,900rpm |
Gターボ Xターボ |
水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラー付ターボ | 0.658L | 47kW(64PS)/6,400rpm |
ジムニーのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
全グレード | 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ | 0.658L | 47kW(64PS)/6,000r.p.m |
タイヤサイズの比較
こちらでは、タフトとジムニーのタイヤサイズを比較します。タフト | 165/65R15 |
---|---|
ジムニー | 175/80R16 |
安全装備の比較

タフトは予防安全装備「スマートアシスト」が全グレード標準搭載されています。一部機能はグレード限定もしくはオプションで追加が可能です。
なお、全車共通の機能は以下が挙げられます。
・衝突回避支援ブレーキ
・衝突警報機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制制御機能
・車線逸脱抑制制御機能
・車線逸脱警報機能
・路側逸脱警報機能
・ふらつき警報
・先行車発進お知らせ機能
・サイドビューランプ
・コーナーセンサー
ちなみに、駐車支援のパノラマモニターやパノラマパーキングアシストは全グレード共通でオプション装備です。
ジムニーはスズキの予防安全パッケージ「SUZUKI Safety Support」が全グレード標準装備です。主な共通機能は以下が挙げられます。
・デュアルカメラブレーキサポート
・車線逸脱抑制機能
・標識認識機能
・ハイビームアシスト
・誤発進抑制機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
なお、ジムニーに関しては安全装備のオプションはありません。
タフトとジムニーはどちらも安全運転をサポートする機能が十分に備わっているといえます。
ラゲッジスペースの比較

タフト | 奥行360mm×幅710mm×高さ約710mm 荷室容量:-L |
---|---|
ジムニー | 奥行240mm×幅1,475mm×高さ850mm 荷室容量:-L |
おすすめグレードの選び方
ここからは、タフトとジムニーのおすすめグレードを「価格」「走行性能」「装備の充実さ」の3つの観点からご紹介します。タフトとジムニーはどちらも見た目がクロカンチックで似ているため、どちらを選べばいいか迷う方も多いことでしょう。車種選びで迷った際は、自分が車に求める要素に優先順位をつける方法をおすすめします。
例えば、地方住まいで悪路を走ることが多い場合、ぬかるみや雪道走行に強い4WDタイプがおすすめです。
車に求めるものは人それぞれ違うため、自分の用途や好みに合ったグレードを選びましょう。
価格重視
コストパフォーマンスで選ぶなら、タフトの「Xグレード(2WD)」、ジムニーなら「XG(5MT)」をおすすめします。どちらも最低グレードですが、燃費性能や安全装備の面では、上位グレードと大きな差がありません。動力性能や装備の質にこだわらないなら、こちらを選んで問題ないでしょう。
タフトのXグレード(2WD)は、購入価格が1,353,000円(税込)、ジムニーのXG(5MT)なら1,654,400円(税込)です。どちらも150万円前後と、普通車の上位グレードと比べて半分近い予算で購入できるため、コストパフォーマンスは高いといえます。
走り重視
走行性能や走りの快適さで選ぶなら、タフトの「Gターボ」、ジムニーなら「5MT車」をおすすめします。タフトのGターボは、エンジンに水冷直列3気筒12バルブDOHCインタークーラー付ターボを搭載した高馬力モデル。通常グレードよりオフロード走行の能力に優れているため、未舗装道路や勾配の急な山道でもパワフルな走りを体感できます。
ジムニーの5MT車は、5段階のトランスミッションで異なる走りができるマニュアル車モデルです。路面状況に合わせて馬力と加速を調整できるため、運転する楽しさを感じられるでしょう。
装備重視
装備のクオリティや充実差で選ぶなら、タフトの「Gターボ”ダーククロムベンチャー”」、ジムニーなら「XC」がおすすめです。タフトのGターボ”ダーククロムベンチャー”は、専用パーツと上質なインテリアが備わったタフトの特別仕様車です。ディテールにダークブラックメッキ塗装、インテリアにダークシルバー加飾が施されているのはクロムベンチャーグレードのみです。
また、G以上のグレードはシフトノブとステアリングホイールが本革仕様なため、滑りにくく上質な手触りを体感できます。
ジムニーのXCは、各種外装パーツとインテリアをグレードアップしたハイエンドモデル。ヘッドランプやサイドターンランプはLED仕様に変更され、ステアリングにはデバイスのハンズフリー操作ができるオーディオスイッチが搭載されています。
また、全面にUVカットガラスが採用されているため、日差しの強い真夏の走行でも日焼けせずに走行可能です。
※本記事は、2024年3月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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