中古車購入チェックポイント
更新日:2024.04.05 / 掲載日:2024.02.19
【2024年版】トヨタ ライズ VS トヨタ ヴィッツを徹底比較
トヨタは人気車種を多く輩出しているメーカーですが、中でも「ライズ」と「ヴィッツ」は多くのユーザーを獲得する車種です。両車種はSUVとコンパクトカーと違いは見られますが、デザインや燃費のよさから比較される機会が多くあります。
今回はライズとヴィッツにおいて、価格や燃費、走行性能など様々な面で比較していきます。おすすめのグレードも紹介するため、車選びの参考にしてみてください。
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ライズは2019年に発売されたトヨタのコンパクトSUVです。コンパクトなサイズを感じさせない室内空間や荷物をたくさん積める大容量のラゲッジルームが特徴的です。また、ダイナミックなフォルムと豊富なボディカラーも多くのユーザーを惹きつけています。
ライズは5ナンバーサイズのSUVですが、とても5ナンバーとは思えない迫力あるシルエットや、ダイナミックなボディデザインがSUVらしさを演出しています。また、大きなタイヤが特徴ですが、そのタイヤからは想像もつかない取り回しのよさも魅力の一つです。
なお、ライズは2023年に衝突試験の不正が発覚し、現在は販売停止になっています。そのため、購入時は中古車市場のチェックが必要です。
2021年にはマイナーチェンジが行われ、ハイブリッドモデルとスマートアシスト機能が新たに加わりました。また、安全性能に注目される現代においてスマートアシスト機能の導入は、ライズがまた一歩、安心して乗れる車に近づいたと言えるでしょう。
しかし、2024年1月現在、ライズは販売停止状態にあるため、購入する場合は中古車市場での選択になります。人気車種のため、中古車市場において流通量は多く見られますが、年式や走行距離、修復歴などポイントを確認した上での購入が欠かせません。

ヴィッツはトヨタを代表する車の1台で、1999年に販売開始。2020年に行われたフルモデルチェンジにおいて名称がヴィッツから「ヤリス」に変更されたことも当時話題を呼びました。
ヴィッツの特徴としては、コンパクトカー特有の取り回しのよさ、好みに合わせて選べるグレードの豊富さが挙げられます。また、カラーバリエーションも豊富なため、自分に適した1台を見つけやすいでしょう。
なお、その進化はとどまることを知らず、2017年にはハイブリッド車が追加されたこともあり、名称が変わった今でも中古車市場で支持され続けています。
2代目のヴィッツは2005年に販売開始されたモデルです。初代のコンセプトを踏襲しつつも新型のプラットフォームを採用し、ボディサイズが大きくなっています。ボディサイズの拡張に伴い室内空間も広くなり、ゆとりある空間を実現しています。
ヴィッツの最後のモデルである3代目は2010年から販売開始されました。これまでは丸みを帯びた愛らしいデザインだったものが、コンセプトを一新しスタイリッシュかつスポーティな仕上がりになっています。また、トランスミッションにCVTを搭載したり、ハイブリッド車を導入したり、ユーザーのニーズと時代の流れに適応した機能を備えています。
2020年に販売開始された4代目ヴィッツから名称が「ヤリス」に変更されました。ヤリスは海外で使用されていたヴィッツの名称で、2020年のフルモデルチェンジを機に世界で名称が統一されています。
ヤリスはコンパクトカーの扱いだけでなく、SUVであるヤリスクロスも登場し、その多様性が今後も期待されます。

ここでは、ライズとヴィッツのボディサイズを比較します。具体的な数値は下記の通りです。
ボディサイズについては全高に違いが見られます。ヴィッツは比較的重心を下に置いた仕様のため車高が低めになっていますが、ライズはSUVらしい高さがあります。
なお、高さについては立体駐車場の駐車へ両車種ともスムーズに駐車できますが、1.5mなど低めの機械式駐車場での駐車はできません。出先などで初めて訪れる場所では駐車場の高さに注意しましょう。

ここでは、ライズとヴィッツの室内空間を比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
室内空間の広さにおいては、ややライズの方が優勢です。
ヴィッツはJC08モードのため燃費の比較が難しいですが、ややライズの方が新しいことから燃費性能がよいと言えるでしょう。
ライズはターボ車の扱いがあるため、高い走行性を求める方におすすめです。ヴィッツにおいても1.3Lモデルは4気筒エンジンを採用していることから、ライズ同様に力強い走りを叶えられるでしょう。
ライズは2種類、ヴィッツは5種類のタイヤサイズがあります。グレードごとに異なるため購入時は実際に確認しながら決定しましょう。
なお、タイヤサイズが大きくなるとボディの印象がダイナミックになります。また、安定性も増すでしょう。しかし、タイヤサイズがアップすると価格も少しずつ高くなるためランニングコストとして注意が必要です。

ライズは共同開発であるダイハツの安全技術「スマートアシストで」を搭載し、ドライバーの安全運転をサポートします。具体的な装備は下記のとおりです。
・横滑り抑制機能・タイヤ空転抑制機能
・EBD付ABS(電子制御制動配分システム付きアンチロックブレーキシステム)
・ブレーキアシスト
・SRSエアバッグ(運転席/助手席)
・SRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)
・SRSカーテンシールドエアバッグ
・追従ドライブ支援機能
・サイドビューランプ
・アダプティブクルーズコントロール
・コーナリングトレースアシスト
いずれもドライバーの運転負担軽減や走行時の快適性はもちろん、万が一の時に備えた機能です。
なお、ダイハツにおいては検査における不正が発覚し、調査が続いている点に注意が必要です。新車での販売は中止になっているため、購入する場合は中古車市場になります。もしも安全性能が気になる場合は販売店の担当者に確認をとったり、調査の結果を待ってから購入したほうが安心です。今後の見通しによっては中古車においても販売に制限が出る可能性もあるでしょう。
ヴィッツは、政府が交通事故防止対策の一環として進めている「セーフティ・サポートカーS(ワイド)」「セーフティ・サポートカー」に認定されています。
ヴィッツにはトヨタの安全運転支援システムである「Toyota Safety Sense」が搭載されています。サポート内容は以下の通りです。
・プリクラッシュセーフティ
レーザーレーダーと単眼カメラで先行車や歩行者を検出。衝突の危険がある場合は警報ブザーとディスプレイ表示で警告します。運転手がブレーキを踏むと強力なブレーキアシストがかかるため衝突回避をサポートしてくれます。
・レーンディパーチャーアラート
道路の白線や黄色線をセンサーで認識。運転手がウィンカーを出していない状態で車線を踏んだりはみ出したりすると警告してくれます。
・オートマチックハイビーム
夜間の歩行者を遠い位置から発見できるよう、ハイビームとロービームの自動切り替えを行う。

ここでは、ラゲッジスペースのサイズを比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
収納面で比較するとライズの方が広くなっています。ヴィッツはコンパクトカー、ライズはSUVのため、ラゲッジスペースの差につながっています。
車はチェックするポイントが多く、どこに焦点を絞って選んでいいか迷います。しかし、気になるポイントを絞らなければ車選びがなかなか進まないこともあるでしょう。
「できるだけ初期費用を抑えたい」「装備が豪華な車に乗りたい」など、自分が望むポイントを意識すると納得できる1台を選べます。
ヴィッツを選ぶ場合は、Fグレード(2WD)がおすすめです。価格は1,350,000円(税込)です。
いずれもガソリン車ですが、200万円以下で購入可能です。ヴィッツにおいては150万円を切る価格のため、手が届きやすいでしょう。
なお、中古車市場でチェックする場合はグレードだけでなく年式や走行距離も確認しましょう。古いものはメンテナンスに費用がかかったりするため、自分の乗りたい期間や予算をバランスよく考えましょう。
ヴィッツの場合は、スポーツモデルのGRがおすすめです。リアハッチ付近のバイブレーション低減で、走り出しのスムーズさが実現しています。また、空力パーツ効果により、安定した走行性能を発揮。長距離のドライブもストレスフリーで行えます。見た目のスポーティさも人気の理由で「家族で乗る車だけれどスポーツカーに乗りたい」という方の希望を叶えます。
ヴィッツの場合は、Fグレードがおすすめです。ベースグレードのためそのままの状態では総額を抑えた最低限度の装備ですが、個性的なオプションを用意してあるため自分の好みに合わせたカスタマイズが可能です。様々なニーズに応えられる点がこのグレードの強みと言えるでしょう。
※本記事は、2024年1月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
今回はライズとヴィッツにおいて、価格や燃費、走行性能など様々な面で比較していきます。おすすめのグレードも紹介するため、車選びの参考にしてみてください。

この記事の目次
トヨタ ライズのプロフィール

ライズは5ナンバーサイズのSUVですが、とても5ナンバーとは思えない迫力あるシルエットや、ダイナミックなボディデザインがSUVらしさを演出しています。また、大きなタイヤが特徴ですが、そのタイヤからは想像もつかない取り回しのよさも魅力の一つです。
なお、ライズは2023年に衝突試験の不正が発覚し、現在は販売停止になっています。そのため、購入時は中古車市場のチェックが必要です。
先代モデルとの比較
ライズは2019年に発売された現行モデルが初代です。2021年にはマイナーチェンジが行われ、ハイブリッドモデルとスマートアシスト機能が新たに加わりました。また、安全性能に注目される現代においてスマートアシスト機能の導入は、ライズがまた一歩、安心して乗れる車に近づいたと言えるでしょう。
しかし、2024年1月現在、ライズは販売停止状態にあるため、購入する場合は中古車市場での選択になります。人気車種のため、中古車市場において流通量は多く見られますが、年式や走行距離、修復歴などポイントを確認した上での購入が欠かせません。
トヨタ ヴィッツのプロフィール

ヴィッツの特徴としては、コンパクトカー特有の取り回しのよさ、好みに合わせて選べるグレードの豊富さが挙げられます。また、カラーバリエーションも豊富なため、自分に適した1台を見つけやすいでしょう。
なお、その進化はとどまることを知らず、2017年にはハイブリッド車が追加されたこともあり、名称が変わった今でも中古車市場で支持され続けています。
先代モデルとの比較
初代ヴィッツは1999年に販売開始されたモデルを指します。初代の丸みを帯びたボディデザインは、箱型の車が多い中、斬新であることから人々の目を引きました。この時のグレード展開は「B」「F」「U」の3つでした。2代目のヴィッツは2005年に販売開始されたモデルです。初代のコンセプトを踏襲しつつも新型のプラットフォームを採用し、ボディサイズが大きくなっています。ボディサイズの拡張に伴い室内空間も広くなり、ゆとりある空間を実現しています。
ヴィッツの最後のモデルである3代目は2010年から販売開始されました。これまでは丸みを帯びた愛らしいデザインだったものが、コンセプトを一新しスタイリッシュかつスポーティな仕上がりになっています。また、トランスミッションにCVTを搭載したり、ハイブリッド車を導入したり、ユーザーのニーズと時代の流れに適応した機能を備えています。
2020年に販売開始された4代目ヴィッツから名称が「ヤリス」に変更されました。ヤリスは海外で使用されていたヴィッツの名称で、2020年のフルモデルチェンジを機に世界で名称が統一されています。
ヤリスはコンパクトカーの扱いだけでなく、SUVであるヤリスクロスも登場し、その多様性が今後も期待されます。
グレードと価格の比較
こちらでは、ライズとヴィッツのグレードごとに価格を比較していきます。ライズのグレード (ハイブリッド車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
Z | 2,338,000円 |
G | 2,173,000円 |
ライズのグレード (ガソリン車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
G(2WD) | 1,867,000円 |
G(4WD) | 2,143700円 |
XS(2WD) | 1,745,000円 |
XS(4WD) | 1,984,800円 |
X(2WD) | 1,717,000円 |
X(4WD) | 1,994,800円 |
Z(2WD) | 2,338,000円 |
Z(4WD) | 2,309,200円 |
トヨタ ヴィッツ (ハイブリッド車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
U(1.5L・2WD) | 2,115,000円(税込) |
F(1.5L・2WD) | 1,854,000円(税込) |
GR SPORT(1.5L・2WD) | 2,362,000円(税込) |
トヨタ ヴィッツ (ガソリン車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
U(1.3L・2WD) | 1,821,000円(税込) |
U(1.3L・4WD) | 1,931,000円(税込) |
F(1.3L・2WD) | 1,509,000円(税込) |
F(1.3L・4WD) | 1,619,000円(税込) |
F(1.0L・2WD) | 1,350,000円(税込) |
GR SPORT(1.5L・2WD) | 2,335,000円(税込) |
外観とボディサイズの比較

ライズ | 全長3,995mm×全幅1,695mm ×全高1,620mm |
---|---|
ヴィッツ | 全長3,945mm×全幅1,695mm×全高1,500mm |
なお、高さについては立体駐車場の駐車へ両車種ともスムーズに駐車できますが、1.5mなど低めの機械式駐車場での駐車はできません。出先などで初めて訪れる場所では駐車場の高さに注意しましょう。
室内の広さを比較

ライズ | 室内長1,995mm×室内幅1,420mm×室内高1,250mm |
---|---|
ヴィッツ | 室内長1,920mm×室内幅1,390mm×室内高1,240〜1,250mm |
燃費性能の比較
ここでは、ライズとヴィッツの燃費を比較します。各グレードごとの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。ライズのグレード (ハイブリッド車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Z(2WD) G(2WD) |
28.0km/L | 29.6km/L | 30.2km/L | 26.1km/L |
ライズのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Z(1.2L・2WD) G(1.2L・2WD) X(1.2L・2WD) |
20.7km/L | 15.9km/L | 21.9km/L | 22.9km/L |
ライズのグレード (ガソリンターボ車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
Z(1.0L・4WD) G(1.0L・4WD) X(1.0L・4WD) |
17.4km/L | 13.4km/L | 18.7km/L | 18.9km/L |
ヴィッツのグレード (ハイブリッド車) |
JC08モード |
---|---|
全グレード | 34.4km/L |
ヴィッツのグレード (ガソリン車) |
JC08モード |
---|---|
U(1.3L) F(1.3L) Jewela(1.3L) |
25.0km/L |
F(1.0L) Jewela(1.0L) |
21.6km/L |
動力性能の比較
こちらでは、ライズとヴィッツの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。ライズのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車(全グレード) | 水冷直列3気筒 | 1.196L | 60kW(82PS)/5,600r.p.m |
ガソリン車(1.2L) | 水冷直列3気筒 | 1.196L | 64kW(87PS)/6,000r.p.m |
ガソリンターボ車(1.0L) | 水冷直列3気筒インタークーラー付きターボ | 0.996L | 72kW(98PS)/6,000r.p.m |
ヴィッツのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車 | 直列4気筒 | 2.493L | 140kW(190PS)/6,000rpm |
ガソリン車(1.3L) | 直列4気筒DOHC | 1.329L | 73kW(99PS)/6,000rpm |
ガソリン車(1.0L) | 直列4気筒DOHC | 0.996L | 51kW(69PS)/6,000rpm |
タイヤサイズの比較
ここではライズとヴィッツのタイヤサイズを比較します。ライズ | 195/65R16、195/65R17 |
---|---|
ヴィッツ | 205/45R17、195/50R16、185/60R15、175/70R14、165/70R14 |
なお、タイヤサイズが大きくなるとボディの印象がダイナミックになります。また、安定性も増すでしょう。しかし、タイヤサイズがアップすると価格も少しずつ高くなるためランニングコストとして注意が必要です。
安全装備の比較

・横滑り抑制機能・タイヤ空転抑制機能
・EBD付ABS(電子制御制動配分システム付きアンチロックブレーキシステム)
・ブレーキアシスト
・SRSエアバッグ(運転席/助手席)
・SRSサイドエアバッグ(運転席/助手席)
・SRSカーテンシールドエアバッグ
・追従ドライブ支援機能
・サイドビューランプ
・アダプティブクルーズコントロール
・コーナリングトレースアシスト
いずれもドライバーの運転負担軽減や走行時の快適性はもちろん、万が一の時に備えた機能です。
なお、ダイハツにおいては検査における不正が発覚し、調査が続いている点に注意が必要です。新車での販売は中止になっているため、購入する場合は中古車市場になります。もしも安全性能が気になる場合は販売店の担当者に確認をとったり、調査の結果を待ってから購入したほうが安心です。今後の見通しによっては中古車においても販売に制限が出る可能性もあるでしょう。
ヴィッツは、政府が交通事故防止対策の一環として進めている「セーフティ・サポートカーS(ワイド)」「セーフティ・サポートカー」に認定されています。
ヴィッツにはトヨタの安全運転支援システムである「Toyota Safety Sense」が搭載されています。サポート内容は以下の通りです。
・プリクラッシュセーフティ
レーザーレーダーと単眼カメラで先行車や歩行者を検出。衝突の危険がある場合は警報ブザーとディスプレイ表示で警告します。運転手がブレーキを踏むと強力なブレーキアシストがかかるため衝突回避をサポートしてくれます。
・レーンディパーチャーアラート
道路の白線や黄色線をセンサーで認識。運転手がウィンカーを出していない状態で車線を踏んだりはみ出したりすると警告してくれます。
・オートマチックハイビーム
夜間の歩行者を遠い位置から発見できるよう、ハイビームとロービームの自動切り替えを行う。
ラゲッジスペースの比較

ライズ | 奥行755mm×幅1,000mm×高さ865mm 荷室容量:約369L |
---|---|
ヴィッツ | 奥行625~1,420×幅1,000mm×高さ745~865mm 荷室容量:最大278L |
おすすめグレードの選び方
ここからは、ライズとヴィッツにおいて「価格」「走り」「装備」の観点からおすすめのグレードを紹介していきます。車はチェックするポイントが多く、どこに焦点を絞って選んでいいか迷います。しかし、気になるポイントを絞らなければ車選びがなかなか進まないこともあるでしょう。
「できるだけ初期費用を抑えたい」「装備が豪華な車に乗りたい」など、自分が望むポイントを意識すると納得できる1台を選べます。
価格重視
価格面でライズを選ぶ場合は、Gグレード(2WD)がおすすめです。価格は1,867,000円(税込)です。ヴィッツを選ぶ場合は、Fグレード(2WD)がおすすめです。価格は1,350,000円(税込)です。
いずれもガソリン車ですが、200万円以下で購入可能です。ヴィッツにおいては150万円を切る価格のため、手が届きやすいでしょう。
なお、中古車市場でチェックする場合はグレードだけでなく年式や走行距離も確認しましょう。古いものはメンテナンスに費用がかかったりするため、自分の乗りたい期間や予算をバランスよく考えましょう。
走り重視
走行性重視でライズを選択する場合は、Gグレードがおすすめです。グレードの中では中級にあたりますが、スマートアシスト機能の向上が見られます。進入禁止エリアや最高速度の認知が行え、ドライバーの安全運転をサポートしてくれるでしょう。ライズにおいては各グレードで走行性能に違いはありませんが、グレードが上がるにつれて快適性が少しずつ高まります。ヴィッツの場合は、スポーツモデルのGRがおすすめです。リアハッチ付近のバイブレーション低減で、走り出しのスムーズさが実現しています。また、空力パーツ効果により、安定した走行性能を発揮。長距離のドライブもストレスフリーで行えます。見た目のスポーティさも人気の理由で「家族で乗る車だけれどスポーツカーに乗りたい」という方の希望を叶えます。
装備重視
装備重視でライズを選ぶ場合は、最上級のZグレードがおすすめです。ライズのチャームポイントでもある17インチの大径タイヤには切削光輝とブラック塗装を施しており、ボディ全体を引き締めつつもダイナミックな印象を与えます。ヴィッツの場合は、Fグレードがおすすめです。ベースグレードのためそのままの状態では総額を抑えた最低限度の装備ですが、個性的なオプションを用意してあるため自分の好みに合わせたカスタマイズが可能です。様々なニーズに応えられる点がこのグレードの強みと言えるでしょう。
※本記事は、2024年1月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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