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更新日:2024.10.21 / 掲載日:2024.01.10
日産 セレナVSホンダ フリードを徹底比較
日産から販売されている「セレナ」と、ホンダから販売されている「フリード」は、ファミリー層から人気が高いミニバンです。いずれもグレードの選択だけでなく乗車人数まで選択できる点が特徴的で、様々なニーズに応えられる車です。
しかし、ミニバンを探している方の中には「セレナとフリードどちらが自分に適しているか分からない」とお悩みの方もいるでしょう。
この記事では、セレナとフリードの価格や燃費、装備など様々な観点から比較していきます。おすすめのグレードも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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セレナは1991年に発売開始されたミニバンで、長きにわたり多くのユーザーから支持されています。その人気の高さから、ミニバンの年間販売台数1位を獲得することもあり、ファミリー層はもちろん、アウトドアや旅行を楽しみたい単身者にも人気があります。
また、独自のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載したモデルは「ミニバンであるにもかかわらず低燃費」と話題になりました。ミニバンが抱える燃費の低さを改善しています。
ボディのデザインやカラーもシンプルで、年齢性別問わず愛される車と言えるでしょう。
4代目のセレナは2010年から2016年まで販売されたモデルです。先代と比較して居住空間がさらに広くなった点と、乗降のしやすさが特徴的です。
ドライバー目線での変化としてはワイドサイズのフロントウィンドウを採用したことで視認性も高まりました。前方だけでなく、左右の確認もしやすくなったことから狭い道路での通り抜けや駐車時のストレスを軽減します。
5代目セレナは2016年から2022年にかけて販売されました。デュアルバックドアを採用し、狭い駐車場や車庫などでも荷物の出し入れがスムーズになりました。また、ミニバンクラスでは世界初となる「プロパイロット」をオプションで搭載しています。プロパイロットではハンズフリーの運転や高速道路の追い越しサポートなど、ドライバーの革新的な運転サポートを行います。
なお、2018年には5代目のマイナーチェンジが行われており、e-POWER搭載のハイブリッド車が追加されました。
6代目は2022年から販売されている現行モデルを指します。ヘッドライトとフロントグリルがつながったデザインはフロントデザインに統一感を持たせています。エンジンではe-POWERに新しく「高出力モーター+1.4L専用エンジン」を搭載。高速道路の長い上り坂や県境に多い峠道での発電量不足解消改善が見られました。
ミニバン人気が加速する中、セレナもまた進化を続けて多くのユーザーからの期待に応えています。

ホンダのフリードはミニバンに分類されながらも、扱いやすいボディサイズと運転席における視認性の高さが魅力のモデルです。最小回転半径が5.2mとコンパクトカーと並ぶ数値のため、小回りが効き、街乗りでの快適性が感じられます。
また、独自のパワートレインによる低燃費かつパワフルな走行性はアクセルの踏み始め、高速道路での走行など様々なシーンで感じられます。
なお、フリードは全グレードにおいて安全運転支援システムの「Honda SENSING」を搭載していて駐車時や走行時など多くのシーンで運転をサポートしてくれます。「大きめのミニバンは扱えるか心配。だけど、子どもを乗せたり、たくさんの荷物を載せたい」と考える方にフリードはとてもおすすめです。
「フリーライフ・クリエイション」をコンセプトに開発され、その名の通り様々なライフスタイルやターゲットの生活に馴染む車と言えるでしょう。
ホンダ独自の低床・低重心技術と1.5L i-VTECエンジンを採用し、当時から安定性と走行性に優れた特徴がありました。なお、初代の間に3回のマイナーチェンジを行っています。
2代目のフリードは2016年に販売開始された現行モデルです。この代では「7days Wonderful Mobility」をコンセプトに、初代よりもさらに安全性や利便性において進化を遂げています。
また、2代目の大きな変更は室内空間の充実が挙げられます。全列で大人がストレスなく乗れるよう空間作りが行われ、3列目の足元の空間は先代よりも90mmも拡大されています。
また、コンパクトミニバンにおいては初のハイブリッド4WDを導入した点が特徴的です。さらに、全グレードでHonda SENSINGを標準搭載し、ドライバーはもちろん、歩行者の安全も守れる車となっています。
車を購入する際に最も気になる観点が価格です。両車ともグレードや駆動方式で価格の幅があるため予算にあわせて選択するのがおすすめです。
価格において比較するとフリードのほうがお求めやすい金額と言えるでしょう。なお、車の購入は新車だけでなく、中古車という選択肢もあります。両車種ともニーズが高く、中古車市場において豊富な取り扱いがあるため、チェックしてみるのがおすすめです。

ここからはセレナとフリードのボディサイズを比較します。
具体的なサイズは下記の通りです。
セレナはグレードにより、ボディサイズが様々です。ボディサイズは実際に試乗するとその乗り心地や操作性が分かるため、近くのディーラーや中古車販売店へ行って体験してみましょう。
なお、ミニバンにおいては立体駐車場での駐車に課題を抱えます。これから初めてミニバンに乗る方の場合、車幅と車高に注意が必要です。
立体駐車場の場合は幅、高さともにセレナもフリードも問題ありません。しかし、機械式駐車場の場合は幅に「1,800mm以下」「1,850mm以下」など制限があります。高さにおいても多くの駐車場で1,550mmに設定されています。そのため、初めて訪れる施設や旅行先では駐車場のサイズ感に注意しましょう。

ここからはセレナとフリードの室内空間を比較します。具体的なサイズは下記の通りです。
室内空間の観点ではセレナの方が勝ります。ボディサイズの大きさに伴い、広い室内空間を確保しています。フリードにおいてもコンパクトなミニバンでありながらフル乗車しても足元に十分なスペースがあるため、ゆったりと座れるでしょう。
燃費性能ではややフリードの方が高めでしょう。
エンジンは3気筒よりも4気筒の方がスムーズかつ振動を抑えられるメリットがあります。そのため、走行性を重視したい場合はフリードがやや優勢です。
タイヤサイズはボディサイズにあわせてアップする傾向があることから、フリードよりもセレナの方が大きいでしょう。

セレナは日産の安全運転支援システムである「プロパイロット」をミニバンとして世界で初めて採用しています。搭載当初(2018年)は一部グレードのみでしたが、2022年発売の現行モデルでは全車に搭載されています。
プロパイロットは、先行車のスピードに合わせて車間距離を維持したり、ステアリング操作をアシストしたりが可能です。なお、プロパイロットの使用は信号がなく、歩行者もいない高速道路での活用が推奨されています。
フリードには、ホンダ独自の安全運転サポートシステムである「Honda SENSING」が搭載されています。衝突しそうなシーンにおいてブレーキをきかせたり、歩行者との衝突時に被害を最小限に抑えるステアリング機能を備えたりと一般道での安全運転をサポートします。
その他にも、標識を認識したり、車線のはみ出しを警告する機能もあるため、免許を取り立ての方や運転に自信がない方でも安心して走行できるでしょう。

ここからはセレナとフリードのラゲッジスペース(荷室)について、広さを比較します。
具体的な大きさは下記の通りです。
ラゲッジスペースは座席の使い方で大きく異なりますが、いずれもミニバンらしく大容量の荷物を積載可能です。
フリードは6人乗り(FF・ガソリン車)がおすすめです。価格は2,330,900円とセレナよりも低めの設定でコンパクトカーに並ぶ低価格を実現しています。
両車種とも安全性能や必要な装備がしっかりと搭載されているため、価格を抑えながらも安心して乗れるでしょう。
フリードにおいては「Modulo X」グレードがおすすめです。グレード専用のエアロやサスペンション装備でスポーティーな印象と走行性を楽しめます。
フリードにおいては「フリード G 特別仕様車 BLACK STYLE」がおすすめです。Gグレードをベースにしながらも、全面的にブラックをあしらっていることで引き締まったデザインを感じられます。
※本記事は、2023年12月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
しかし、ミニバンを探している方の中には「セレナとフリードどちらが自分に適しているか分からない」とお悩みの方もいるでしょう。
この記事では、セレナとフリードの価格や燃費、装備など様々な観点から比較していきます。おすすめのグレードも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の目次
日産 セレナのプロフィール

また、独自のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載したモデルは「ミニバンであるにもかかわらず低燃費」と話題になりました。ミニバンが抱える燃費の低さを改善しています。
ボディのデザインやカラーもシンプルで、年齢性別問わず愛される車と言えるでしょう。
先代モデルとの比較
セレナは1991年の登場から6代にわたりモデルチェンジを繰り返しています。今回は直近3代の歴史について振り返ります。4代目のセレナは2010年から2016年まで販売されたモデルです。先代と比較して居住空間がさらに広くなった点と、乗降のしやすさが特徴的です。
ドライバー目線での変化としてはワイドサイズのフロントウィンドウを採用したことで視認性も高まりました。前方だけでなく、左右の確認もしやすくなったことから狭い道路での通り抜けや駐車時のストレスを軽減します。
5代目セレナは2016年から2022年にかけて販売されました。デュアルバックドアを採用し、狭い駐車場や車庫などでも荷物の出し入れがスムーズになりました。また、ミニバンクラスでは世界初となる「プロパイロット」をオプションで搭載しています。プロパイロットではハンズフリーの運転や高速道路の追い越しサポートなど、ドライバーの革新的な運転サポートを行います。
なお、2018年には5代目のマイナーチェンジが行われており、e-POWER搭載のハイブリッド車が追加されました。
6代目は2022年から販売されている現行モデルを指します。ヘッドライトとフロントグリルがつながったデザインはフロントデザインに統一感を持たせています。エンジンではe-POWERに新しく「高出力モーター+1.4L専用エンジン」を搭載。高速道路の長い上り坂や県境に多い峠道での発電量不足解消改善が見られました。
ミニバン人気が加速する中、セレナもまた進化を続けて多くのユーザーからの期待に応えています。
ホンダ フリードのプロフィール

また、独自のパワートレインによる低燃費かつパワフルな走行性はアクセルの踏み始め、高速道路での走行など様々なシーンで感じられます。
なお、フリードは全グレードにおいて安全運転支援システムの「Honda SENSING」を搭載していて駐車時や走行時など多くのシーンで運転をサポートしてくれます。「大きめのミニバンは扱えるか心配。だけど、子どもを乗せたり、たくさんの荷物を載せたい」と考える方にフリードはとてもおすすめです。
先代モデルとの比較
初代フリードは2008年に販売開始。2010年までのモデルを指します。それまで販売されていた「モビリオ」の後継車としてデビューしました。「フリーライフ・クリエイション」をコンセプトに開発され、その名の通り様々なライフスタイルやターゲットの生活に馴染む車と言えるでしょう。
ホンダ独自の低床・低重心技術と1.5L i-VTECエンジンを採用し、当時から安定性と走行性に優れた特徴がありました。なお、初代の間に3回のマイナーチェンジを行っています。
2代目のフリードは2016年に販売開始された現行モデルです。この代では「7days Wonderful Mobility」をコンセプトに、初代よりもさらに安全性や利便性において進化を遂げています。
また、2代目の大きな変更は室内空間の充実が挙げられます。全列で大人がストレスなく乗れるよう空間作りが行われ、3列目の足元の空間は先代よりも90mmも拡大されています。
また、コンパクトミニバンにおいては初のハイブリッド4WDを導入した点が特徴的です。さらに、全グレードでHonda SENSINGを標準搭載し、ドライバーはもちろん、歩行者の安全も守れる車となっています。
グレードと価格の比較
ここからはセレナとフリードの価格を比較します。車を購入する際に最も気になる観点が価格です。両車ともグレードや駆動方式で価格の幅があるため予算にあわせて選択するのがおすすめです。
セレナのグレード | メーカー小売希望価格 |
---|---|
e-POWER X(2WD) | 3,198,800円 |
e-POWER XV(2WD) | 3,499,100円 |
e-POWER ハイウェイスター(2WD) | 3,686,100円 |
e-POWER ルキシオン(2WD) | 4,798,200円 |
e-POWER AUTECH(2WD) | 4,150,300円 |
X(2WD) | 2,768,700円 |
X(4WD) | 3,034,900円 |
XV(2WD) | 3,088,800円 |
XV(4WD) | 3,355,000円 |
ハイウェイスター(2WD) | 3,269,200円 |
ハイウェイスター(4WD) | 3,535,400円 |
AUTECH(2WD) | 3,733,400円 |
AUTECH(4WD) | 3,933,600円 |
フリードのグレード | メーカー希望小売価格 |
---|---|
フリード HYBRID G 6人乗り(FF) |
2,688,400円 |
フリード HYBRID G 7人乗り(FF) |
2,710,400円 |
フリード HYBRID G 6人乗り(4WD) |
v2,853,400円 |
フリード HYBRID G 特別仕様車 BLACK STYLE 6人乗り(FF) |
2,754,400円 |
フリード HYBRID G 特別仕様車 BLACK STYLE 7人乗り(FF) |
2,776,400円 |
フリード HYBRID G 特別仕様車 BLACK STYLE 6人乗り(4WD) |
2,919,400円 |
フリード HYBRID CROSSTAR 6人乗り(FF) |
2,957,900円 |
フリード HYBRID CROSSTAR 6人乗り(4WD) |
3,122,900円 |
フリード HYBRID CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE 6人乗り(FF) |
3,033,800円 |
フリード HYBRID CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE 6人乗り(4WD) |
3,198,800円 |
フリード G 6人乗り(FF) |
2,330,900円 |
フリード G 7人乗り(FF) |
2,352,900円 |
フリード G 6人乗り(4WD) |
2,495,900円 |
フリード G 7人乗り(4WD) |
2,517,900円 |
フリード G 特別仕様車 BLACK STYLE 6人乗り(FF) |
2,468,400円 |
フリード G 特別仕様車 BLACK STYLE 7人乗り(FF) |
2,490,400円 |
フリード CROSSTAR 6人乗り(FF) |
2,627,900円 |
フリード CROSSTAR 6人乗り(4WD) |
2,792,900円 |
フリード CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE 6人乗り(FF) |
2,703,800円 |
フリード CROSSTAR 特別仕様車 BLACK STYLE 6人乗り(4WD) |
2,868,800円 |
フリード Modulo X 6人乗り(FF) |
3,005,200円 |
フリード Modulo X 7人乗り(FF) |
3,027,200円 |
外観とボディサイズの比較

具体的なサイズは下記の通りです。
セレナのグレード | ボディサイズ |
---|---|
標準ボディ | 全長4,690mm×全幅1,695mm×全高1,870mm |
ハイウェイスター | 全長4,765mm×全幅1,715mm×全高1,870mm |
ルキシオン | 全長4,765mm×全幅1,715mm×全高1,885mm |
オーテック | 全長4,810mm×全幅1,725mm×全高1,870〜1,895mm |
フリードのグレード | ボディサイズ |
---|---|
全グレード | 全長4,265mm×全幅1,695mm×全高1,710mm〜1,735mm |
なお、ミニバンにおいては立体駐車場での駐車に課題を抱えます。これから初めてミニバンに乗る方の場合、車幅と車高に注意が必要です。
立体駐車場の場合は幅、高さともにセレナもフリードも問題ありません。しかし、機械式駐車場の場合は幅に「1,800mm以下」「1,850mm以下」など制限があります。高さにおいても多くの駐車場で1,550mmに設定されています。そのため、初めて訪れる施設や旅行先では駐車場のサイズ感に注意しましょう。
室内の広さを比較

セレナ | 室内長3,145mm×室内幅1,545mm×室内高1,400mm |
フリード | 室内長3,045mm×室内幅1,455mm×室内高1,275〜1,285mm |
燃費性能の比較
セレナとフリードの各グレードにおける燃費性能は下記の通りです。セレナのグレード (ハイブリッド車) | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
e-POWER X(2WD) | 20.6km/L | 21.3km/L | 22.5km/L | 19.2km/L |
e-POWER XV(2WD) e-POWERハイウェイスター(2WD) | 19.3km/L | 19.7km/L | 20.7km/L | 18.3km/L |
e-POWER ルキシオン(2WD) | 18.4km/L | 20.4km/L | 19.5km/L | 17.0km/L |
セレナのグレード (ガソリン車) | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
X(2WD) | 13.4km/L | 9.8km/L | 14.0km/L | 15.4km/L |
XV(2WD) ハイウェイスター(2WD) |
13.0km/L | 9.5km/L | 13.6km/L | 14.9km/L |
X(4WD) XV(4WD) ハイウェイスター(4WD) |
11.6km/L | 8.6km/L | 11.9km/L | 13.4km/L |
フリードのグレード (ハイブリッド車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
G(FF) | 20.9km/L | 17.9km/L | 21.6km/L | 22.0km/L |
G(4WD) | 19.8km/L | 17.0km/L | 21.3km/L | 20.3km/L |
フリードのグレード (ガソリン車) |
WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
CROSSTAR(FF) | 17.0km/L | 13.2km/L | 17.6km/L | 18.9km/L |
G(4WD) CROSSTAR(4WD) |
15.6km/L | 12.2km/L | 16.2km/L | 17.2km/L |
動力性能の比較
ここからはセレナとフリードの動力性能を比較します。セレナのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車 (全グレード) |
DOHC水冷直列3気筒 | 1.433L | 72kW(98PS)/5,600r.p.m |
ガソリン車 (全グレード) |
DOHC水冷直列4気筒 | 1.997L | 110kW(150PS)/6,000r.p.m |
フリードのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
ハイブリッド車 (全グレード) |
水冷直列4気筒横置 | 1.496L | 81kW(110PS)/6,000r.p.m |
ガソリン車 (全グレード) |
水冷直列4気筒横置 | 1.496L | 95kW(129PS)/6,600r.p.m |
タイヤサイズの比較
ここではセレナとフリードのタイヤサイズを比較します。具体的なサイズ感は下記の通りです。セレナ | 205/65R16 |
フリード | 185/65R15 |
安全装備の比較

プロパイロットは、先行車のスピードに合わせて車間距離を維持したり、ステアリング操作をアシストしたりが可能です。なお、プロパイロットの使用は信号がなく、歩行者もいない高速道路での活用が推奨されています。
フリードには、ホンダ独自の安全運転サポートシステムである「Honda SENSING」が搭載されています。衝突しそうなシーンにおいてブレーキをきかせたり、歩行者との衝突時に被害を最小限に抑えるステアリング機能を備えたりと一般道での安全運転をサポートします。
その他にも、標識を認識したり、車線のはみ出しを警告する機能もあるため、免許を取り立ての方や運転に自信がない方でも安心して走行できるでしょう。
ラゲッジスペースの比較

具体的な大きさは下記の通りです。
セレナ | 奥行360〜2,000mm×幅750〜1,150mm×高さ1,170mm 荷室容量:最大約800L |
フリード | 奥行1,085〜1,445mm×幅1,160mm×高さ1,240mm 荷室容量:最大1,257L |
おすすめグレードの選び方
ここからはセレナとフリードにおいて価格や走行性、装備など3つの観点からおすすめのグレードを紹介します。価格重視
価格重視の場合、セレナは「X」グレード(2WD・ガソリン車)がおすすめです。価格は2,768,700円と、300万円を切っていることから購入しやすいでしょう。フリードは6人乗り(FF・ガソリン車)がおすすめです。価格は2,330,900円とセレナよりも低めの設定でコンパクトカーに並ぶ低価格を実現しています。
両車種とも安全性能や必要な装備がしっかりと搭載されているため、価格を抑えながらも安心して乗れるでしょう。
走り重視
走りを重視する場合、セレナはガソリン車の「X」グレードもしくは「XV」グレードがおすすめです。セレナはガソリン車のみで4WDを扱っています。悪路や雪道を走る機会が多い方や、走り出しの快適さを重視したい場合に適しています。フリードにおいては「Modulo X」グレードがおすすめです。グレード専用のエアロやサスペンション装備でスポーティーな印象と走行性を楽しめます。
装備重視
装備を重視する場合、セレナは最上級グレードの「LUXION(ルキシオン)」がおすすめです。ハイブリッド車のみの扱いですが、全グレードの中で唯一「プロパイロット2.0」を搭載し、ハンズフリー走行を体験できます。また、フェンダーフィニッシャーにはルキシオン限定のデザインが施されていたり、専用の合皮を内装に採用していたり、細部に上質さを演出する工夫が見られます。フリードにおいては「フリード G 特別仕様車 BLACK STYLE」がおすすめです。Gグレードをベースにしながらも、全面的にブラックをあしらっていることで引き締まったデザインを感じられます。
※本記事は、2023年12月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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