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更新日:2024.10.21 / 掲載日:2024.01.01
スバル フォレスターVSトヨタ ハリアーを徹底比較
迫力のあるデザインで悪路でも力強い走りを見せてくれるスバルのフォレスターと、スタイリッシュで都会になじむシャープなデザインが特徴のトヨタのハリアー。「SUVを購入したいけど何を選べばよいか分からない」とお困りの方もいるのではないでしょうか。
この記事では、SUVの中でも人気の高いフォレスターとハリアーの特徴を比較しながら紹介していきます。ボディサイズや室内空間の広さ、走行性能、燃費など様々な項目ごとに比較していきます。
SUVの購入に悩んでいる方は特徴の違いを踏まえて自分に合ったSUVを選べるようにしましょう。

フォレスターは英語の「forest」を由来としており、森に関連するコンセプトを持っています。環境にやさしいかつ自然を愛する人々のライフスタイルを支援する新しい世代のSUVです。
新世代クロスオーバーSUVのフォレスターは、スタイリッシュボクシースタイルのボディタイプです。シンメトリカルAWD機構により、エンジンの全高を低く抑えられるだけではなく、エンジンそのものがコンパクトに収まるようになりました。そのため、足回りに余裕ができハンドリング性能の底上げに役立っています。シンメトリカルAWD機構と水平対向エンジンによるぶれの少ない安定した走破性が特徴です。
フォレスターの魅力的な機能にX-MODEがあります。X-MODEとは、VDC(横滑り防止装置)やAWD、ブレーキの統合制御を実現するための機能を指します。もとより悪路に強い魅力を持っているフォレスターですが、新たに搭載されたX-MODEによって運転初心者でも安定した運転が実現可能です。
SUVの走破性とステーションワゴンの利便性を兼ね備えた、まさしくクロスオーバーSUVの名にふさわしいモデルといえるでしょう。また、すべてのグレードで4WDを採用。パワフルな走行性能は初代から受け継がれています。
2代目フォレスターは2002年に発売されました。初代は画期的なクロスオーバーSUVとして人気を集めましたが、2代目が登場するまでに他社からもクロスオーバーSUVが発売されていたため、ライバルの多い時代での登場となりました。
2代目発売の8か月後には、ターボモデルに「クロススポーツ」というグレードが新たに追加されています。オンロードの走行性能を向上させたモデルで、専用サスペンションや全高を抑えたルーフレールにより、立体駐車場にも入れる車体を実現しました。
2007年には3代目フォレスターが発売されています。「Best Balance for Active Life」をコンセプトに掲げ、ユーザーのライフスタイルがアクティブかつ楽しいものになるような1台を目指し開発されました。ベースのインプレッサが新しいプラットフォームになったことで、先代よりもボディサイズが大きくなりました。より、SUVらしさが前面に出たデザインとなっています。
4代目フォレスターは「SUVとしての本質的な価値の実現」を目指し開発が行われ、2012年に登場しました。スバル独自のシンメトリカルAWD機構の採用を中心に走行性能や安全性能、環境性能などあらゆる基本性能が向上し、ストレスのない自由な移動を可能にするモデルです。また、X-MODEの搭載により悪路の走破性も向上しています。ドライバーのスキルに左右されることなく安全かつ楽しい運転が実現可能です。
現行モデルの5代目フォレスターは2018年から販売が始まっています。SUVブームが到来し差別化が求められる中、フォレスターはさらにボディサイズを拡大し、ハイブリッドモデルも開発しました。SUVのパワフルな走破性を維持しながらも環境への配慮やガソリン代を抑えたいというユーザーの希望を叶えたクロスオーバーSUVです。

ハリアーはトヨタから発売されているクロスオーバーSUVです。SUVといえば力強い迫力で男性的な印象を与えるデザインが多い印象ですが、ハリアーは洗練されたデザインにこだわり、都会的な一面が魅力の一つです。
フロントからリヤへのティアドロップフォルムは躍動感あふれ、なめらかで美しいシルエットを演出しています。外見はモデルチェンジするたびに変更されていますが、ラグジュアリーなクロスオーバーSUVのイメージはいつの時代にもあります。都心の街中を走行していても、道行く人の目を引く豪華さのあるモデルです。
また、高級感あふれるインテリアも印象に残ります。室内は馬の鞍をイメージして設計されており、守られている安心感と高級感を一緒に感じられる造りをしています。優れているのはデザイン性だけではなく機能性も充実しており、室内にはアクセサリーコンセントが設置されていて、停電といった非常事態でも電化製品の使用が可能です。
2代目ハリアーは2003年に販売が開始されています。レクサスRXと同じプラットフォームを使用した2代目ハリアー。エンジンの変更はありませんが、新開発の電子制御エアサスペンションが搭載されたことにより、操作性が向上しました。スーパーインテリジェント5速オートマチック(5 Super ECT)はなめらかな加速感が印象的です。また、世界で初めて「プリクラッシュセーフティシステム」と「インテリジェントAFS」が採用されました。
2013年に発売された3代目は、先代のプラットフォームを採用しませんでした。別ルートで開発され、新しいプラットフォームが採用されています。クーペを思わせるデザインと上質なインテリアがユーザーの心を虜にしました。また、車体やエンジンを小型化することにより広い室内空間の確保に成功しています。小型化したことにより取り回しがよくなった点も魅力の一つです。
2020年に発売された現行モデルである4代目ハリアーは、初代からのブランドイメージを継承しながらもエクステリアはなめらかで流れるようなフォルムとなり、上品な佇まいがポイントです。骨格にTNGAプラットフォームを採用したことで低重心化が可能となり、安定感と乗り心地が向上しています。2.0LダイナミックフォースエンジンとトランスミッションのDirect Shift-CVTを掛け合わせたガソリン車は、レスポンスがよいと評判で高い走行性能と低燃費の両者を実現させました。
フォレスターもハリアーもグレードによって価格が変動します。なるべく価格を抑えて購入したい場合はハリアーのガソリン車も検討するとよいでしょう。
ハイブリッド車は価格が高い傾向ですが、低燃費を実現しているためガソリン代を抑えられるメリットがあるといえます。

こちらではフォレスターとハリアーのボディサイズを比較します。
それぞれのボディサイズは下記のとおりです。
おおよそのボディサイズはあまり変わりませんが、フォレスターの全高が高い点に注意が必要です。
SUVは立体駐車場を利用できるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。2m制限の立体駐車場であればどちらのモデルも利用可能です。しかし、機械式駐車場では高さの制限に引っかかり利用できない可能性があるため注意しましょう。
利用して問題ないか気になる方は事前に駐車場をチェックしておくことをおすすめします。

ここではフォレスターとハリアーの居住空間について比較します。
それぞれの室内サイズは下記のとおりです。
フォレスターとハリアーはどちらも上質でラグジュアリーなインテリアが特徴的です。室内空間はどちらも余裕がありますが、室内長の大きいフォレスターの方が足元にゆとりがあるといえるでしょう。
ハリアーのハイブリッド車は高い燃費性能を備えています。
ハイブリッド車は初期費用がかかりますが、ガソリン代を節約できるため長期的な利用を考えている方は、ハイブリッド車を検討するのもよいでしょう。
各車種のスペックは下記のとおりです。
フォレスターもハリアーもSUV特有のパワフルな走行を可能にする足回りが備わっています。フォレスターの水平対向エンジンは振動が少ないことも特徴のエンジンフィールです。
タイヤ幅はどちらも同じくらいであることが分かります。
SUVは走破性の高さが特徴の一つでもあり、タイヤにかかる負荷がほかの車とは異なります。エンジンがパワフルなぶんタイヤにかかる負担も大きくなるでしょう。そのため、タイヤのスリップサインはこまめにチェックすることをおすすめします。

フォレスターに搭載されている主な安全性能は下記の3つです。
・アイサイト:スバル独自の安全サポート装備
・ステアリング連動ヘッドランプ:旋回方向にライトの向きが自動で変更される
・国(国土交通省)認定の「サポカーSワイド」対象
一方でハリアーにはトヨタの安全運転サポートシステムである「Toyota Saffety Sense」が搭載されています。主なシステムは以下のとおりです。
・レーザーレーダーと単眼カメラで危険を検出して衝突予防のため警告を行い回避操作を行う
・道路上の白線を感知してドライバーがウィンカーを出さずに車線変更すると警告を行う
・先行車がいるとハイビームを自動的に切り替えて相手の車に配慮する
走破性の高いクロスカントリーSUVで遠方へドライブに行くときは、荷物をたくさん積むこともあるでしょう。両車種の荷室サイズは以下のとおりです。
比較するとフォレスターの荷室容量に目を引かれます。アウトドアやキャンプなど荷物の多いシーンによく利用したいと考えている方は、フォレスターの方が余裕をもって荷物を積めるといえるでしょう。
自分が何を重視しているかをあらためて考え、自分のライフスタイルに合わせたグレードを選択しましょう。
ハリアーに乗りたいけど価格は抑えたいという方にはグレードS(ガソリン車:2WD)がおすすめです。ハイブリッド車は400万円以上しますが燃費性能に優れています。もし長期的に乗る予定で維持費を節約したいと考えている場合は、初期費用はかかりますが燃費のよいハイブリッド車を検討するのもよいでしょう。
心地よいかつ安心な走行を求めているのであれば、ハリアーの中でもGグレードがおすすめです。中クラスのグレードですが走行性能は充実しています。また、録画機能が付いたデジタルインナーミラーが標準搭載されているため、安全でスムーズな走行が実現できるでしょう。
高級感あふれるハリアーに乗りたい方にはZ “Leather Package”をおすすめします。こちらも本革を使用した上質なシートが高級感を醸し出しています。そのほかにも助手席の4ウェイパワーシート、ステアリングヒーターなどドライバーと同乗者が快適に過ごせるよう装備が充実しています。
※本記事は、2023年12月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
この記事では、SUVの中でも人気の高いフォレスターとハリアーの特徴を比較しながら紹介していきます。ボディサイズや室内空間の広さ、走行性能、燃費など様々な項目ごとに比較していきます。
SUVの購入に悩んでいる方は特徴の違いを踏まえて自分に合ったSUVを選べるようにしましょう。

この記事の目次
スバル フォレスターのプロフィール

新世代クロスオーバーSUVのフォレスターは、スタイリッシュボクシースタイルのボディタイプです。シンメトリカルAWD機構により、エンジンの全高を低く抑えられるだけではなく、エンジンそのものがコンパクトに収まるようになりました。そのため、足回りに余裕ができハンドリング性能の底上げに役立っています。シンメトリカルAWD機構と水平対向エンジンによるぶれの少ない安定した走破性が特徴です。
フォレスターの魅力的な機能にX-MODEがあります。X-MODEとは、VDC(横滑り防止装置)やAWD、ブレーキの統合制御を実現するための機能を指します。もとより悪路に強い魅力を持っているフォレスターですが、新たに搭載されたX-MODEによって運転初心者でも安定した運転が実現可能です。
先代モデルとの比較
初代フォレスターは1997年に販売開始されました。当時はまだSUVは人気の高い車種ではありませんでしたが、フォレスターはSUVとステーションワゴンを掛け合わせたデザインで人々の目を惹きつけました。SUVの走破性とステーションワゴンの利便性を兼ね備えた、まさしくクロスオーバーSUVの名にふさわしいモデルといえるでしょう。また、すべてのグレードで4WDを採用。パワフルな走行性能は初代から受け継がれています。
2代目フォレスターは2002年に発売されました。初代は画期的なクロスオーバーSUVとして人気を集めましたが、2代目が登場するまでに他社からもクロスオーバーSUVが発売されていたため、ライバルの多い時代での登場となりました。
2代目発売の8か月後には、ターボモデルに「クロススポーツ」というグレードが新たに追加されています。オンロードの走行性能を向上させたモデルで、専用サスペンションや全高を抑えたルーフレールにより、立体駐車場にも入れる車体を実現しました。
2007年には3代目フォレスターが発売されています。「Best Balance for Active Life」をコンセプトに掲げ、ユーザーのライフスタイルがアクティブかつ楽しいものになるような1台を目指し開発されました。ベースのインプレッサが新しいプラットフォームになったことで、先代よりもボディサイズが大きくなりました。より、SUVらしさが前面に出たデザインとなっています。
4代目フォレスターは「SUVとしての本質的な価値の実現」を目指し開発が行われ、2012年に登場しました。スバル独自のシンメトリカルAWD機構の採用を中心に走行性能や安全性能、環境性能などあらゆる基本性能が向上し、ストレスのない自由な移動を可能にするモデルです。また、X-MODEの搭載により悪路の走破性も向上しています。ドライバーのスキルに左右されることなく安全かつ楽しい運転が実現可能です。
現行モデルの5代目フォレスターは2018年から販売が始まっています。SUVブームが到来し差別化が求められる中、フォレスターはさらにボディサイズを拡大し、ハイブリッドモデルも開発しました。SUVのパワフルな走破性を維持しながらも環境への配慮やガソリン代を抑えたいというユーザーの希望を叶えたクロスオーバーSUVです。
トヨタ ハリアーのプロフィール

フロントからリヤへのティアドロップフォルムは躍動感あふれ、なめらかで美しいシルエットを演出しています。外見はモデルチェンジするたびに変更されていますが、ラグジュアリーなクロスオーバーSUVのイメージはいつの時代にもあります。都心の街中を走行していても、道行く人の目を引く豪華さのあるモデルです。
また、高級感あふれるインテリアも印象に残ります。室内は馬の鞍をイメージして設計されており、守られている安心感と高級感を一緒に感じられる造りをしています。優れているのはデザイン性だけではなく機能性も充実しており、室内にはアクセサリーコンセントが設置されていて、停電といった非常事態でも電化製品の使用が可能です。
先代モデルとの比較
初代ハリアーもフォレスターと同じ1997年にクロスオーバーSUVとして発売されています。セダンの6代目カムリを基礎として3.0L V6エンジンとフルタイム4WDを搭載し、走破性能と高級感を兼ね備えたモデルです。オフロード走行をメインに設計されていたクロスカントリーSUVよりも都心や日常でも活躍するSUVとして人気を集めていました。2代目ハリアーは2003年に販売が開始されています。レクサスRXと同じプラットフォームを使用した2代目ハリアー。エンジンの変更はありませんが、新開発の電子制御エアサスペンションが搭載されたことにより、操作性が向上しました。スーパーインテリジェント5速オートマチック(5 Super ECT)はなめらかな加速感が印象的です。また、世界で初めて「プリクラッシュセーフティシステム」と「インテリジェントAFS」が採用されました。
2013年に発売された3代目は、先代のプラットフォームを採用しませんでした。別ルートで開発され、新しいプラットフォームが採用されています。クーペを思わせるデザインと上質なインテリアがユーザーの心を虜にしました。また、車体やエンジンを小型化することにより広い室内空間の確保に成功しています。小型化したことにより取り回しがよくなった点も魅力の一つです。
2020年に発売された現行モデルである4代目ハリアーは、初代からのブランドイメージを継承しながらもエクステリアはなめらかで流れるようなフォルムとなり、上品な佇まいがポイントです。骨格にTNGAプラットフォームを採用したことで低重心化が可能となり、安定感と乗り心地が向上しています。2.0LダイナミックフォースエンジンとトランスミッションのDirect Shift-CVTを掛け合わせたガソリン車は、レスポンスがよいと評判で高い走行性能と低燃費の両者を実現させました。
グレードと価格の比較
ここではフォレスターとハリアーの価格を比較して紹介します。フォレスターのグレード | メーカー希望小売価格 |
---|---|
Touring | 3,069,000円(税込) |
X-BREAK | 3,300,000円(税込) |
Advance | 3,399,000円(税込) |
SPORT | 3,465,000円(税込) |
STISport | 3,740,000円(税込) |
ハリアーのグレード (プラグインハイブリッド車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
Z(E-Four) | 6,200,000円(税込) |
ハリアーのグレード (ハイブリッド車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
G(2WD) | 4,119,000円(税込) |
G(4WD) | 4,339,000円(税込) |
Z(2WD) | 4,628,000円(税込) |
Z(4WD) | 4,848,000円(税込) |
Z“Leather Package”(2WD) | 4,928,000円(税込) |
Z“Leather Package”(4WD) | 5,148,000円(税込) |
ハリアーのグレード (ガソリン車) |
メーカー希望小売価格 |
---|---|
S(2WD) | 3,128,000円(税込) |
G(2WD) | 3,529,000円(税込) |
G(4WD) | 3,729,000円(税込) |
Z(2WD) | 4,038,000円(税込) |
Z(4WD) | 4,238,000円(税込) |
Z“Leather Package”(2WD) | 4,338,000円(税込) |
Z“Leather Package”(4WD) | 4,538,000円(税込) |
ハイブリッド車は価格が高い傾向ですが、低燃費を実現しているためガソリン代を抑えられるメリットがあるといえます。
外観とボディサイズの比較

それぞれのボディサイズは下記のとおりです。
フォレスター | 全長4,640mm×全幅1,815mm×全高1,715〜1,730mm |
ハリアー | 全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm |
SUVは立体駐車場を利用できるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。2m制限の立体駐車場であればどちらのモデルも利用可能です。しかし、機械式駐車場では高さの制限に引っかかり利用できない可能性があるため注意しましょう。
利用して問題ないか気になる方は事前に駐車場をチェックしておくことをおすすめします。
室内の広さを比較

それぞれの室内サイズは下記のとおりです。
フォレスター | 室内長2,130〜2,140mm×室内幅1,545mm×室内高1,275mm |
ハリアー | 室内長1,880mm×室内幅1,520mm×室内高1,185〜1,215mm |
燃費性能の比較
ここではフォレスターとハリアーの燃費(国土交通量審査値)について比較します。フォレスターのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
5AA-SKE | 14.0km/L | 11.2km/L | 14.2km/L | 16.0km/L |
4BA-SK | 13.6km/L | 10.3km/L | 14.3km/L | 15.2km/L |
ハリアーのグレード | WLTCモード | 市街地モード | 郊外モード | 高速道路モード |
---|---|---|---|---|
プラグインハイブリッド車 | 20.5km/L | 18.4km/L | 21.8km/L | 20.7km/L |
ハイブリッド車 | 22.3km/L | 19.5km/L | 25.1km/L | 22.1km/L |
ガソリン車 全モデル共通 | 15.4km/L | 11.3km/L | 15.7km/L | 18.0km/L |
ハイブリッド車は初期費用がかかりますが、ガソリン代を節約できるため長期的な利用を考えている方は、ハイブリッド車を検討するのもよいでしょう。
動力性能の比較
こちらではフォレスターとハリアーを動力性能の観点から比較します。各車種のスペックは下記のとおりです。
フォレスターのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
5AA-SKE | 水平対向4気筒DOHC | 1.995L | 107kW(145PS)/6,000r.p.m |
4BA-SK5 | 水平対向4気筒DOHC | 1.795L | 130kW(177PS)/5,200r.p.m〜5,600r.p.m |
ハリアーのグレード | エンジン種類 | 総排気量 | 最大出力 |
---|---|---|---|
Z プラグインハイブリッド車(E-Four) | 直列4気筒 | 2.487L | 130kW(177PS)/6,000r.p.m |
ハイブリッド車(2WD、E-Four)全グレード | 直列4気筒 | 2.487L | 131kW(178PS)/5700r.p.m |
ガソリン車 全グレード | 直列4気筒 | 1.986L | 121kW(171PS)/6600r.p.m |
タイヤサイズの比較
こちらではフォレスターとハリアーのタイヤサイズを比較します。フォレスターのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
Touring | 225/60R17 |
X-BREAK | 225/60R17 |
Advance | 225/55R18 |
SPORT | 225/55R18 |
STISport | 225/55R18 |
ハリアーのグレード | タイヤサイズ |
---|---|
Z プラグインハイブリッド車(E-Four) Z ハイブリッド車(2WD、4WD) Z ガソリン車(2WD、4WD) Z“Leather Package” ハイブリッド車(2WD、4WD) Z“Leather Package” ガソリン車(2WD、4WD) |
225/55R19 |
G ハイブリッド車(2WD、4WD) G ガソリン車(2WD、4WD) |
225/60R18 |
S ガソリン車(2WD) | 225/65R17 |
SUVは走破性の高さが特徴の一つでもあり、タイヤにかかる負荷がほかの車とは異なります。エンジンがパワフルなぶんタイヤにかかる負担も大きくなるでしょう。そのため、タイヤのスリップサインはこまめにチェックすることをおすすめします。
安全装備の比較

・アイサイト:スバル独自の安全サポート装備
・ステアリング連動ヘッドランプ:旋回方向にライトの向きが自動で変更される
・国(国土交通省)認定の「サポカーSワイド」対象
一方でハリアーにはトヨタの安全運転サポートシステムである「Toyota Saffety Sense」が搭載されています。主なシステムは以下のとおりです。
・レーザーレーダーと単眼カメラで危険を検出して衝突予防のため警告を行い回避操作を行う
・道路上の白線を感知してドライバーがウィンカーを出さずに車線変更すると警告を行う
・先行車がいるとハイビームを自動的に切り替えて相手の車に配慮する
ラゲッジスペースの比較
こちらではフォレスターとハリアーのラゲッジスペース(荷室)を比較します。走破性の高いクロスカントリーSUVで遠方へドライブに行くときは、荷物をたくさん積むこともあるでしょう。両車種の荷室サイズは以下のとおりです。
フォレスター | 奥行908〜1,547mm×幅1,300〜1,585mm×高さ884mm 荷室容量:約509L〜520L |
ハリアー | 奥行985mm×幅1,265mm×高さ750mm 荷室容量:409L |
おすすめグレードの選び方
ここからは、フォレスターとハリアーのおすすめグレードを価格・走り・装備の3つの観点から紹介します。自分が何を重視しているかをあらためて考え、自分のライフスタイルに合わせたグレードを選択しましょう。
価格重視
フォレスターを購入する上で、初期費用を抑えたいのであればTouringがおすすめです。ガソリン車かつ最もグレードの低いモデルですが、走行性能や燃費に大きな違いはありません。フォレスターらしさのある乗り心地を体感したいけど予算があまりないという方におすすめのモデルです。ハリアーに乗りたいけど価格は抑えたいという方にはグレードS(ガソリン車:2WD)がおすすめです。ハイブリッド車は400万円以上しますが燃費性能に優れています。もし長期的に乗る予定で維持費を節約したいと考えている場合は、初期費用はかかりますが燃費のよいハイブリッド車を検討するのもよいでしょう。
走り重視
ドライブが好きで、フォレスターの中でも快適な走行性能が実現できるグレートを選びたいと考えている方には、SPORTグレードがおすすめです。1.8L DOHC 直噴ターボ “DIT”を搭載しているため、心地よい加速感を味わえます。また、装備も上級モデルのものを採用しているため、走行と装備を兼ね揃えたグレードといえるでしょう。心地よいかつ安心な走行を求めているのであれば、ハリアーの中でもGグレードがおすすめです。中クラスのグレードですが走行性能は充実しています。また、録画機能が付いたデジタルインナーミラーが標準搭載されているため、安全でスムーズな走行が実現できるでしょう。
装備重視
フォレスターの充実した装備で上質な乗り心地を楽しみたい方にはAdvanceモデルがおすすめです。高級感あふれるインテリアが魅力の一つで、シートは本革ナッパレザー、開放感のあるサンルーフを追加で搭載可能。高級車のような乗り心地とドライブ中の素敵な景色を楽しめる1台です。洗練されたインテリアにより、長時間のドライブも快適に過ごせるでしょう。高級感あふれるハリアーに乗りたい方にはZ “Leather Package”をおすすめします。こちらも本革を使用した上質なシートが高級感を醸し出しています。そのほかにも助手席の4ウェイパワーシート、ステアリングヒーターなどドライバーと同乗者が快適に過ごせるよう装備が充実しています。
※本記事は、2023年12月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。
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