中古車購入ガイド
更新日:2023.07.14 / 掲載日:2021.07.27

【はじめてのクルマ探し】クルマ購入って必要なの?クルマ購入前に確かめるべき点をご紹介

「クルマって本当に必要なの?」「自家用車は要らなくない?」今この記事を読んで頂いている方はそんな気持ちをお持ちではないでしょうか?もしくは「クルマは要る気がするけど、そもそも他にも選択肢って色々あるんじゃない?」と思っている人もいらっしゃる方も多いのではないでしょうか? そこで今回は「クルマって本当に必要なの?」と言う事でクルマは所有すべきなのか?シェアするべきなのか?それもと利用しないべきなのか?今後のクルマの付き合い方にはどんな選択肢があるのかを一緒に考えていければと思います。

クルマって要らなくない?クルマ所有以外の選択肢の模索

今世の中的には、所有よりもシェアをして価値観や物を共有するシェアリングエコノミーが世の中のトレンドと言われており、実際色々なシェアリング出来るものやサービスが増えてきています。また日本で公共交通機関網がいたるところに張り巡らされており、そもそもクルマを使わなくても色々なところに移動することも出来ます。ということでまず所有を考える前に代替できる方法は何があるかを考えてみましょう。

クルマ以外の移動手段

まずクルマ以外の移動手段としてどんなものがあるかを考えてみました。一般的に徒歩・自転車、バイク、公共交通機関(バス・電車)が自動車の移動以外では使える移動手段かと思います。 バイクは色々種類があるので一言では言い表せませんが、近所用の原付バイクから数十万円から数百万円する大型バイクなど種類があり、高性能なものを選べば選ぶほど所有する事にお金が掛かります。その一方で移動を軸に考えると公共交通機関が一番コストパフォーマンスは高いかと思います。しかし公共交通機関は駅やバス停など決められたところに自分が移動していく必要がある為、住んでいる場所によっては使いにくいものになります。
徒歩 自転車 バイク 公共交通機関(バス/電車)
維持費 数万円~ 数十万円~
利用料金 有(運賃)
移動スピード(約) 時速3km 時速7~20km 時速30km~ 時速30km~
移動範囲の広さ 近所 近所、(遠方) 近所、遠方 遠方
特記事項 維持費用有 維持費用有 利用場所までの移動が必要

クルマ所有以外のクルマ移動手段

一方でクルマ所有以外でクルマで移動できる方法もあります。大きく分けてタクシー、カーシェア、レンタカーがあげられるかと思います。 タクシーはクルマでの移動手段の代名詞となっていますが、距離を乗れば乗るほど利用金額が高くなってしまう傾向にあります。その代替として使われるのがカーシェアやレンタカーがあります。タクシーと違う大きな点はこちらは自分が運転しなければならなく、原則として借りた場所か指定された場所に返却をしなければいけません。 またカーシェア、レンタカーに関しては場所によって設置がある場合と、ない場合があることも留意点として上げられます。人の移動が多い都市部や駅の近くなどは多く活用できる場所がある一方で、少し郊外に行くと使用できるサービスが減るのも特徴です。
カーシェア レンタカー タクシー
手段 インターネット、 アプリで予約 インターネット予約、 鍵の受け取りは実店舗の稼働時間内 アプリで予約、路上、 電話で呼ぶ
料金体系 基本料金+距離料金 時間料金 乘った距離と時間によって
ガソリン代 基本負担なし 自己負担 負担なし
保険料 基本料金に含む(別途なし) 別途500円~1000円程度
使用上での制限 原則借りた場所に車を戻す 指定場所に車を戻す 特になし

何故人は車買うの?

次に公共交通機関やシェアリングサービスがある中わざわざクルマを買った人の割合としてどんな理由があるのかを調べていきたいと思います。 まずどの都道府県がクルマの所有率が高いのでしょうか?自動車検査登録情報協会の2019年の資料によると1世帯当たりのクルマの所有率は福井県が1世帯当たり1.73台と多く、逆に千葉県、埼玉県、兵庫県、京都府、神奈川県、大阪府、東京都が1世帯1台以下と少ない状況になっています。

出展:自動車検査登録情報協会2019年調べ

一方で驚いたのは車の普及率が一番低い東京都でも約5世帯に2世帯が車を持っている計算となっており、思ったよりも車を所有している世帯割合は高いと言う事です。この表を見ていえることは、大前提として首都圏や一部の政令指定都市など、交通インフラが整っている都道府県を除いて基本的にはクルマは1家庭1台は持っている場合が多く、先ほどクルマの所有の代替案として出した移動手段が充実している場所でもクルマの購入はされているということです。

クルマ購入の理由は?

では何故色々と代替案はあるとしてもクルマ購入はされているのでしょうか?調べていくとクルマ購入する理由にはライフイベントや人生の転機が多くかかわっていそうです。 クルマ購入の利用者の声を集めていると、クルマ購入を決めた背景には家族構成の変化が大きな要因として上げられています。例えば、結婚や出産、ペットが増えたなど家族構成が増えタイミングでは自己所有のクルマがあることで他人の目を気にすることなくストレスフリーに移動や旅行を楽しめると考える人も多いようです。また自分の行きたいところに好きな時間に直ぐに行ける事など、クルマ所有をする事で自分の好きな時に好きなように車が使えるというのもわざわざ自家用車を所有する理由となっているようです。 逆にクルマ購入に際してクルマに興味がある一方で、クルマ購入を断念する理由としては、クルマに関わる金銭面的な要素が大きいといわれています。いかにこのクルマに関わる金額を抑えるか、若しくは賢く購入できるかと言う部分が重要になってきます。

「賢く」クルマを購入する際に知っておくべき内容

では現在クルマを所有していて「賢く」クルマ選びをされている人はどんな事に注意をして「納得な」クルマ選びとクルマ購入いるのでしょうか?クルマを探す際に知っておいて押さえておくべき「賢い」「納得できる」クルマ選びの最重要要素を2点ほどカンタンにご紹介します。

クルマの費用について

クルマ所有における1番の懸念点は月々のランニングコストです。この部分をクリアできずにクルマ所有を諦めた人も多い状況です。クルマ所有の費用は住んでいる地域や、車の種類によって大きく変わります。駐車代も重要なポイントで住んでいる地域で駐車場代に大きな差があります。車の維持費で、ランニングコストが比較的安価なのは軽自動車で、月約2万円弱と言われており、コンパクトカーは月約2.3万円、普通自動車は、約3.2万円と言われています。これらはあくまでランニングコストなので、ここに自動車をローンで購入する場合はローン費用が追加されることも忘れないで下さい。またクルマは購入したら終わりではなく定期的なメンテナンス費用やガソリン費用もかかります。 ここで「賢い」クルマ選びを行っている人はしっかりと長期的な費用を考えた上で予算を考えるようにしています。その予算をあらかじめ決めた上で、新車にするのか中古車にするのかであったり、クルマの性能などを決めております。クルマ購入してからが本当のカーライフの始まりでゴールではないので、この部分だけはしっかりと理解をした上で自分に合ったクルマの費用を考えてみてください。もし費用の設定の仕方などで不明なことがある場合は、是非クルマに詳しい人やサービスを使用してみて下さい。

クルマの利用用途について

クルマ購入を考える際によくある探し方が。「この車カッコイイ/かわいいからこの車にしよう!」だったり、「ハイブリッド車がいいらしいから、ハイブリッド車にしよう」のようにクルマを先に決めてからクルマ探しをされるケースが多いかと思います。デザインが直感的にこれがいい!と思う場合などもあるかとは思いますが、今回は敢えてこの探し方を「賢い」「納得」という判断基準の元、良くない探し方とさせて頂き、本当に「賢い」「納得」出来るクルマ探しの方法を「クルマの用途」から考えるクルマ探しと定義させて頂きます。 入口は自分の好みのクルマから入ることも間違いではありませんが、そのあとに自分はどの様にクルマを使いたいのかと言う事を良く考えてみてください。例えば小さい子供がいて、良くクルマを使う人が奥さんだった場合、プリウスなどのセダンのクルマは子供が出入りしにくくて、ドアを少し子どおが強く開いてしまって隣のクルマにぶつけてしまう等の話はよく聞きます。 もちろん、家族内で相違がなくメリットデメリットを理化した上で購入していた場合はOKですが、まずはどの様にクルマが使われそうか?イメージを膨らまし目見ることでクルマのタイプとしてスライドドアの車がいいとか、通勤で使うので燃費のいい車がいいなど大まかな用途を決めた上で具体的なクルマを決めて行くと「賢い」クルマ選びに繋がるかと思います。

まとめ

今回はクルマって本当に要るの?という疑問の元、クルマ購入以外の代替案や、クルマを実際に所有している人がどの様にクルマを使っている等、クルマに関わる色々な状況を見てきました。自分の住んでいる場所が政令指定都市で、且つ自宅から公共交通機関やシェアリングサービスが多く展開されており、わざわざクルマ購入をしなくても色々と代替案を活用できるかたを除いては、一度自身のクルマとの付き合い方を考えてみるのもいいかもしれませんね。 とはいうものの、クルマの購入を考えると一言で言っても思ったよりも色々と考えないといけない要素が多くあり、自分で色々と考えて選んでいくことは難しい側面も多くあります。「自分にはどんな車が向いているのだろう?」、「どうせ考えるのであればより効率的に、賢く中古車購入をしたいな」等と思われる方も多いのではないでしょうか? そんな皆様のお手伝いをさせて頂いているのが「ハジクル」です。「ハジクル」ではあなたへおすすめのおクルマを「簡易診断」と「賢く、納得できる記事等」をご紹介して行きながら一緒にお車をお探しします! 今回最後の章で触れた「クルマの購入の際に押さえておくべき内容」などをもっと詳しく色々な視点で紹介していますので、是非LINEで友達登録をしてみてください。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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